まるの韓国ドラマ備忘録

自分が観た韓ドラだけのあらすじ・ネタバレ・感想・OSTなどをツラツラと…♡あぁ、韓ドラ愛が止まらない…♡

サイコだけど大丈夫

◎サイコだけど大丈夫◎

・2020年
・全16話
OST(8月20日発売予定)、シナリオ集、童話絵本、マンテ悪魔&恐竜ぬいぐるみなどのグッズ、(DVD、Blu-rayは後日発売予定…?)

 

*キャスト

ムンガンテ(キムスヒョン)
コムニョン(ソイェジ)
ムンサンテ(オジョンセ)
チョジェス(カンギドゥン)
ナムジュリ(パクギュヨン)
オジワン(キムチャンワン)
カンスンドク(キムミギョン)
パクヘンジャ(チャンヨンナム)
ソビョル(チャンギュリ*fromis_9)
クォンギド(クァクドンヨン)
クォンミンソク(ペジンソプ)
オチャヨン(チェウソン)
カンピルン(キムギチョン)
コテファン(イオル)
イアルム(チヘウォン)
チェジョンテ(チョンジェグァン)
パクオクラン(カンジウン)
カンウンジャ(ペヘソン)
ユソンヘ(チュイニョン)
イサンイン(キムジュホン)
ユスンジェ(パクジンジュ)
トヒジェ(ウジョンウォン)
クォンマンス(ハンギジュン)
ガンテの子供時代(ムンウジン)
ムニョンの子供時代(キムスイン)

 

*あらすじ&ネタバレ

精神科病棟の保護士であるムンガンテの家族は、自閉スペクトラム症の兄・ムンサンテ1人だけ。
彼らは、蝶から逃げることを理由に、引っ越しを繰り返す日々を送っていた。
1つ年上のガンテの親友のチョジェスは、そんなガンテとサンテを支えていた。
そんなある日、ガンテは、パクギュヨンやオジワン、カンスンドクの働いている精神病院ことOK病院で働き始める。
同時にガンテとマンテは、ギュヨンとスンドクの家で居候をすることになるのだった。
そんな2人の前に、愛を知らない人気童話作家のコムニョンが現れる。
実はサンテは、ムニョンのファンでもあったが、そんなムニョンに対しガンテは冷たい態度を取るのだった。
精神科病棟が舞台となって描かれる、ちょっと中毒性もあり恋愛要素もありなヒューマン要素もあるロマンティックコメディ的韓国ドラマです!

 

*感想あれこれ&見どころ

サイコだけど大丈夫は、いい意味で中毒性のあるストーリー展開でした。
この独特な世界観に、気づけばどっぷりとハマってしまいました★
最初の方は、特にコムニョンがキツい性格で、独特な雰囲気…。(ハスキーなボイスもぴったり!というか本当に魅力的でうっとり!)
とにかくダークというか黒いイメージがとても強い印象(あくまで個人的に感じた視点)だったので、ちょっとキラキラしたヒロインとは真逆なタイプ。

自分は苦手とかは特に思わなかったのですが、果たしてどうなることやら…なんて、ちょっと勝手に心配してました(笑)
そんなムニョンの、次第にストーリーが展開されていくにつれ、心を開いていって変化していく姿が、とても良かったです!

まさにキレッキレなナイフがまあるくなったぞ、みたいな?(どういう例えだよ、青春かよってね…)

一方ムンガンテは、ムンサンテという自閉スペクトラム症の兄がいて、小さい頃から色々サンテのことで悩んでいたりして。
おまけに母親は殺されてしまい、そこをサンテが目撃していたわけですが、その手掛かりが「蝶」
だから蝶から逃げて、次々と転職&引っ越しを繰り返すという、大変な日々を送ってサンテを支えていたという…。
いやーもうこれだけでもかなり兄弟愛♥を感じたりもするのですが…ガンテとサンテの兄弟愛はこんなものじゃないんですよね。
とにかく、何だかんだ言ってガンテのサンテに対する、本当に家族として想う気持ちが、素敵すぎるほど溢れすぎてるんです!!
もう、本当に観ていてめちゃくちゃほっこり…いや、感動レベルで。

で、凄いのはガンテだけじゃなくて兄のサンテもまたガンテ想いなんですよね~!
何だかんだ、「兄の自分が弟を守らないと!」なんていう気持ちも持っていて(実際に本当に守りました)、何だかんだ、サンテの弟・ガンテに対する家族への想いもとても強いんです。
そんなサンテだからこそ、ムニョンとガンテの距離が縮み始めた時の、複雑な心境…ちょっと分かるなぁ、と。
それでも、サンテもストーリーの展開を重ねていくごとに、しっかりと成長していって、最後は本当に兄としてはもちろんのこと、人間として本当に心強い存在にもなりました。
そうなんです!この、サンテが成長していく過程も、見どころなんですよね。
…って、よくよく考えてみると、サンテだけではなくムニョンとガンテの2人も、ストーリーの回数を重ねていくにつれて、心を開いて本当に人としても変わっている!
なんていうことを思うと、それぞれが成長していく過程が描かれていたんだな、と感じますね。

そんな感じで、人間味あふれる事柄を中心に綴っていくと、これだけが中心となってストーリーが展開されていると思われがちですが、とんでもない!
とにかく一癖も二癖もあるというくらい、精神科病棟を舞台ともしているストーリーなので、さまざまなことが起こります。
患者さんたちのそれぞれの人生からのトラウマや傷などは、かなり観ていてグッとくることも多かったです。

特に、最初の方で出てきた、クォンギドの展開もその一つ。
一見すると、何やってるの?なんて思ってしまう行動でありつつも、なぜ彼がどうしてそんなことをしているのか?という「なぜ」という部分に焦点を当てて、何を訴えているのか、というところまでを知ると、とてもグッときました。
こんな感じて、とにかく心を動かされる、グッと来てしまう患者さんたちがとても多かったのも、このドラマの魅力でした。

そうそう、恋愛ではガンテを想うジュリの想いが届かなかったのは、ちょっと可哀想でしたが、それでもサンサンイサン出版の代表ことイサンインといい関係になりそうでよかったですね。
ガンテが最初はムニョンに対して、あまり好ましい存在ではない!という状態だったわけですが、そこからぐいぐいムニョンワールド(!)に引きずられて、何だかんだ夢中になってしまったところは、本当に魅力的でした!
ちなみにマンテ人形の下りも、なかなか印象的でした♪サンテガンテマンテ~♪(早口言葉みたい)

最終回に向かうにつれて、しっかりと蝶の正体も明らかになるわけですが、この蝶の存在…皆さんどうでした?想像できました?
ハッキリ言って、自分は全然想像できなくて(というかこういう考察系がとても苦手なタイプなのです)本当に衝撃的でびっくりしました。
思ったよりも割とあっさり(?)逮捕されたな―という印象も受けましたが、でもまさかこんなに敵が近くにいるとは…人生何が起こるか分かりませんね!なんて。

ラストでは、とにかく色々な出来事があったこれまでのことを、ムニョンが人気童話作家として、きっちりと1冊の絵本にまとめあげていました。
この絵本、さすがムニョンですよね~~~!とても良かったです。
(まあ、読み聞かせは喧嘩で中断しましたが、これもムニョンとサンテらしい…(笑))

で、これだけでもかなりいい感じでまるっと最後は収まったなーという気もするのですが、まだそれだけじゃないんですよね!
本当のラストでは、本当に本当にやってくれました♡
そう…キャンピングカーでガンテとサンテ、ムニョンが旅をするところ。(個人的にムニョンがキャンピングカーを運転している姿が、めちゃくちゃかっこよかった!)
途中でサンテが旅を1人でやめて、挿絵画家として、立派に成長して自立したところも描かれていて、ここかなり感動しちゃいました。
(一瞬、え?1人でどうやって帰るの!?なんて思てしまいましたが、そんな心配は無用でした(笑)…ここはサンサンイサン出版、さすがでしたね★)
ストーリー展開はもちろんですが、途中途中でユスンジェが、H.O.T.の追っかけだっただとかサンインがソンヘギョ似の人とお見合いをしただとか、ユニークな話題の一面も魅力的でした♪

そんなサイコだけど大丈夫、OSTも凄く素敵な楽曲ばかりで、とても注目されています。
HeizeのYou’re Coldは、自分の中ではかなりハマりました♡
特にオープニングの始まりは、本当に毎回観ているだけあって、あの絶妙さはクセになったくらいです。
またサムキムのBreath、パクウォンのMy Tale、イ・スヒョン(AKMU)のまだあなたの時間に生きて、キムピルの僕も知らない歌、 CHEEZEの君だからありがとう、YONGZOOのPuzzle、
Elain、GA EUN、キムギウォンのWake Up, Got You, Your Day、Janet SuhhのIn Silence、GA EUNのGotYouなど、どれも本当にサイコだけど大丈夫の様々なシーンにぴったりな楽曲だらけでした。
もちろん歌詞のない曲も、ぴったりなものばっかりでしたよね。

※8月31日追記

サイコだけど大丈夫のOSTについても綴った記事をアップしました♪
こちらもよろしくお願いします~◎

www.kandoranomaru.com

サイコだけど大丈夫は、キムスヒョンとソイェジが共演したことでも話題になりました。
特にキムスヒョンは、除隊から1年と言う期間を経て、俳優として本格的に活動した韓ドラだったということもあり、かなりここも注目されていましたね♪
また、自閉スペクトラム症の兄を演じたオジョンセの演技力も、本当にとても素晴らしかったですよね…いや~演技派。
ちなみにオジョンセは、ムンマンテの姿のまま、障害を持つファンの方と遊園地で過ごしたこともとても話題になりました。
本当に、素晴らしい俳優さんですよね…!
そんなサイコだけど大丈夫は、特別出演ことカメオ出演も豪華で、クァクドンヨンやチュンサンフン、チェダニエル、ペヘソンがカメオとして出演していました!
豪華なキャスト陣はもちろんのこと、とにかくストーリーも素晴らしかったので、とにかく途中までは続きが気になって早く観たくて仕方がなかったのですが、最終回は観るのがもったいない…!そんな風に思ってしまう韓ドラでした!

OSTはもちろんですが、絵本もほしくなっています♡

 

 

帝国の娘スベクヒャン

◎帝王の娘スベクヒャン◎

・2013年
・全72話
・DVD(コンパクトDVDBOXあり)

 

*キャスト

ソルラン・スベクヒャン(ソヒョンジン)
ソルヒ(ソウ)
ムリョン王・ユン(イジェリョン)
ミョンノン(チョヒョンジェ)
チンム(チョンテス)
チェファ(ミョンセビン)
クチョン(ユンテヨン)
トリム・ヨニョン(チャファヨン)
トルデ(キムレハ)
マング(キムミンギョ)
ヘ佐平・へネスク(チョンソンモ)
テウン(ソンジル)
ウネ王后・ヨミ(イムセミ
コンオク(ファンヨンヒ)
ホンリム(チョンソギョン)
マックム(イミド)
ペクカ(アンソクファン)
カンボク(ヨウィジュ)
ヨン達率・ヨンブルテ(キムビョンオク)
ヨモク(チェボモ)
チン達率(ソングィヒョン)
ソジョン夫人(イヘウン)
ウチ(チョンシンファン)
ナウン(カドゥッキ)
スニムン(キムヨンジェ)
コヨン(イジェグ)
サド(チャンテフン)
ナムハク(イグァンフン)
ヨング(イドニュン)
コマク(チェジュニョク)
ヨオク・チョンシム(パクヒジン)
パクメスン(クォンソンドク)
ポルグム(シンジュニョン)
チャンペ(チョンフンチェ)
ウルミル(チョンウィガプ)
アンジャン王・フンアン(カンシンチョル)
チジュク(ヒョンスッキ)
モクソン(イソンジュ)
トンソン王・モデ(チョンチャン)
ケロ王(イギヨン)
ミョンノンの子供時代(チョンジンソ)
トリムの子供時代(キムユリ)

 

*あらすじ&ネタバレ

6世紀の百済、ペクカの娘であるチェファは、ユンこと左平の子供を妊娠していたが、ユンこと左平はそれを知らないままだった。
そんな左平は、チェファにもし娘ができたら、スベクヒャンという百済を守る花という意味を持つ名前をつけようと話していた。
この後、東城王の暗殺が実行されてしまい、ペクカの屋敷が火事になってしまう。
この時チェファを助けたのが、家来であるクチョンだった。
クチョンはチェファを助けた後、一緒に伽耶へ逃げることに。
チェファのことがずっと好きだったクチョンは、色々ありながらも奮闘し、チェファとの間に女の子が生まれるのだった。
その女の子の名前は、ソルランと名付けられ、のちに妹であるソルヒが産まれ、幸せに暮らしていた。
しかしそんな幸せも長くは続かなかった…。
運命のいたずらなのか、家族はバラバラになってしまい、悲惨な運命をたどることになる。
その行く先は一体どうなるのか!?権力はもちろんのこと、恋愛や様々な試練も描かれている時代劇的韓国ドラマです。

 

*感想&見どころ

帝国の娘スベクヒャンは、ストーリーが比較的長い韓ドラでした。
(もう少し本当は長かったけれど、視聴率低下など様々な理由によりそれでも当初より短くなった、なんていう噂?もあるようですね~。)
ストーリーの構成は丁寧(?)なことに、ソルランの母親ことチェファの代から展開されていきました。
あんなに裕福な暮らしをしていたのに、チェファは本当に辛い思いをして本当に苦労だらけだったなぁ…と。
でもそんなチェファの傍に、とにかく一途に想い続けていたしゃべることができない男ことクチョンがそばにいて一途に守り続けてくれていて、本当によかったですよね。
…って、でもまぁチェファも、ユンことムリョン王に一途でしたが。
あ、でもそっか、ムンことムリョン王もチェファ一途だったし…なんていうことを想うと、クチョンが切ないですね…。
でもクチョンの家族への一途な想いは、痛いほど伝わりました。
死んだと思っていたけれど生きていた、という展開は、凄くよかったし、なかなか感動しましたよ。
(でも、結局生き残らず残念…。)

それにしてもソルランが妹のソルヒを大切にしている気持ちは、本当によく伝わる展開でした…。
妹のソルヒを探すために男に交じってあれだけ辛い訓練を受けたりして、本当に根性ありましたよね!
もう家族がバラバラになってしまって、この辛い訓練を頑張っているというところでも、十分展開としては見ごたえあるんじゃない?なんていう勢いですが、本当にこの後も色々な展開がありまくりでした。
でも、色々ありつつも、何だかんだソルランは本当に優しい人でしたね~。

ソルランの妹ソルヒに対する姉妹愛ももちろんですが、チンムの存在もとても印象に残りました。
ソルヒとチンムが幸せになってくれればいいのになーと思いつつ観ていたくらい。

ちょっと似てる2人でしたしね。

最終回に向かうにつれ、ソルヒもこの自分の立場を手放したくなくて、何でしょう…人間の本質というか凄い欲の塊みたいな感じになってしまうわけですが…。
そんなソルヒがチンムを刺した時、本当にチンムが死んでしまったかと思いました!
(後から生きていて本当によかったなーと思いましたよ…。)
この暴走しているソルヒをとめるため、ソルランも立ち上がるわけですが、ソルラン自身もスベクヒャンが自分だよ、ソルヒじゃないよなんていうことを明らかにしなければいけないし、ミョンノンが好きだして、本当に大変そうでした。
って、こうやって振り返っていくと、なんかめちゃくちゃ色々なことが起こりすぎですね。。

でもこうやって色々ありつつも、ラストは何だかんだうまくまとまる感じで終わったのですが、でもソルランのソルヒに対する姉妹愛は最後までしっかりとぶれませんでした!
これ、本当にすごいなぁと!
ソルヒは結局ちょっとおかしくなってしまったわけですが、それでも何だかんだ王宮での暮らしを辞めてソルランも、他のみんなとささやかな生活に戻るのですが、いやー本当に、ソルランすげぇ!という一言に尽きますよねやっぱ。
何だかんだ、本当にこんないろいろなことがあっても、しっかりとソルヒを大切にしているんですもの。
あ、でも何度も言いますが何だかんだやっぱり個人的にはチンムの存在が一番気になっていたなぁ…。
一からソルヒと関係を築こう…みたいな感じの展開になっていたのは、ちょっと嬉しかったりもして。
でもこの展開で、何だかんだソルランは苦労して終わり、なんていう展開にはなってほしくなかったなぁ…と思っていたのですが、最後の最後で本当にソルランもミョンノンと再会を果たして、ここで本当にある意味救われたなと思いました。
だって、最初から観ていると、本当にソルランは頑張りっぱなしで…という感じだったわけですからね~。
皆生き残ってハッピー!という展開ではありませんでしたが、それでもラストはしっかりとソルランにとってもいい結末でよかったかな、と思っています。

そんな帝王の娘スベクヒャンのOSTでは、何といってもイサンウンの井邑詞(チョンウプサ)が印象に残りました。
あとチェファことミョンセビンがドラマ内で歌っていたりもするのですが、これもまたグッときましたね♪
本当にこの楽曲は、帝国の娘スベクヒャンには欠かせない楽曲でした。(パンソリバージョンも良かった!!)
この他に歌詞のない楽曲たちもあるわけですが、どれもこれも、やっぱり帝国の娘スベクヒャンの世界観にマッチしてましたよね。

帝国の娘スベクヒャンは、ソヒョンジンやソウ、チョンテス、ミョンセビン、イムセミといった豪華なキャスト陣やベテランキャスト陣が出演していました♪
そんな帝国の娘スベクヒャンにチンム役で出演されていた、ハジウォンの弟でもあるチョンテスは2018年1月21日に他界されました。
ご冥福をお祈りいたします。
帝国の娘スベクヒャンは、とにかく見ごたえのあるストーリー展開で、圧倒される時代劇的韓ドラでした!

 

シカゴ・タイプライター

◎シカゴ・タイプライター◎

・2017年
・全16話
・シナリオ集、OST、DVD

 

*キャスト

ハンセジュ・ソフィヨン(ユアイン)
チョンソ・リュスヒョン(イムスジョン)
ユジノ・シンユル(コギョンピョ)
ペクテミン・ホヨンミン(クァクシヤン)
カルジソク(チョウジン)
マパンジン(ヤンジンソン)
ワンパヌル(チョンスギョン)
ウォンテハン(カンホンソク)
ウォンマンヘ(チデハン)
ホンソヒ(チョギョンスク)
ペクドハ(チョンホジン)
ソン記者(イギュボク)
カン秘書(オナラ)
ミヨン(シムミン)
イムソユン・ソフィア(チョンミソン)
動物病院院長ソルの先輩(キムヒョンスク)
スチョル(チョヨンフン)
イジョンボン(キムソンフン)
チョンドゥヨプ(パクジフン)
チョサンチョル(ハギョン)
ハンナキム(パクソンイム)
ヤンホピル(チョンビョンホ)
チョサンミ(ウドイム)
カン同志(イドゥソク)
セジュの子供時代(チェミニョン)
ソルの子供時代(チョミナ・チェミョンビン)
テミンの子供時代(ソンサンヨン)
パンジンの子供時代(クァクジヘ)
テハンの子供時代(ソンジュニ)

 

*あらすじ&ネタバレ

ベストセラー作家のハンセジュは、とても人気者だったが、作品作りに行き詰っていた。
ある日、アメリカのシカゴで見た古いタイプライターが、ハンセジュの熱狂的ファンでオタクなチョンソルの手を使い、届けられる。
この古いタイプライターがきっかけで、1930年代の前世の幻を見るようになってしまう。
そんな中、ハンセジュが怪我が原因で執筆作業ができなくなった時、セジュの代わりにシカゴ・タイプライターという小説をゴーストライターが手掛ける。
この小説が大ヒットしてしまい、セジュは複雑な気持ちになってしまう…。
そんなセジュの前に、ついにゴーストライターだと名乗るユジノが現れるのだった。
果たして、セジュはどうなってしまうのか!?
80年という時を超えた、不思議な関係性が描かれているファンタジー要素の含まれているラブロマンス的韓国ドラマです!

 

*感想&見どころ

シカゴ・タイプライターは、ノスタルジックな雰囲気もとても魅力的でした!
ストーリーの展開も、想像していたよりも面白くてハマりました♪
80年という時空を超えて、前世の記憶をたよりに色々と過去の出来事を紐解いていくのですが、まーこれがなかなか明るい展開!というわけではなく。
なかなかこの時代ならではの切ない&悲しい時代背景もシッカリと描かれていたので、ちょっと悲しい気持ちになってしまう部分もありました。
ちょっと悲しい中でも、しっかりとその時代の雰囲気や懐かしさも伝わってくるシーンが盛りだくさんでした。

ユジノことシンユルの展開は、想像していなかったのでめちゃくちゃビックリしちゃいました。
本当に、カミングアウトするまで人間だと思っていましたから…(笑)
この予想外な展開は、いい意味で裏切られたなーと個人的には思っています。
ハンセジュことソフィヨンとユジノことシンユル、チョンソルことリュスヒョンのいい意味での三角関係というか、熱い時空を超えた友情のような絆は、本当にすっごくよかったです!
だからこの3人の過去を紐解いていく過程は、このドラマの醍醐味の1つとして最高でした♡
本当いい3人コンビ(!?)だったなぁ~と改めて思います。
んー、でもやっぱりだからこそ、1930年代の3人の前世の結末は、凄く切ないというか悲しかったなぁ…と。

あ!そうそう!シカゴ・タイプライターの中で、特に印象に残った言葉がありまして。
それは何かといいますと、そう!「成功したオタク」という言葉(笑)
ハンセジュがよく口にしていた、口癖のようなこの「成功したオタク」という言葉が印象に残っていて、この言葉…いいですよね♡というか、羨ましい(笑)
それに関連した「想い続けば叶うのね!」(確かこんな感じだったはず?)と発言したセジュの友達のマパンジンの言葉も良かったです。
(彼女の片思いはなかなか切なかったですけどね)

 

最終回では、結構ユジノことシンユルの気持ちに感動しましたね~。
何だかんだ、いい意味での片思い状態で、しっかりと前世の約束を成し遂げて…なんて。
でも、ずーっと前世の仲が良い状態みたいに、今世でも3人幸せ♡というかいい関係で♪なんていう展開で消えずに終わってほしかったなぁ、と。
まあでも最後の方では消えてしまうのかもな~なんて、観ていて予想はしていたわけですけど、ね…うーん、でもやっぱりここは消えてほしくなかったな…。
ラストはそれでも、ハッピーエンドな展開だったので、ここはホッとしました♪

そんなシカゴ・タイプライターはOSTもしっかりとノスタルジックさが伝わる楽曲たちでした♪
SALTNPAPERのSatellite (衛星) 、ペクイェリンのとても古い記憶、Kevin OのhBe My Light、SG WANNA BEの私たちの話を書きます…どれも雰囲気にばっちりな曲でした★
もちろん、歌詞のない楽曲たちも、シカゴ・タイプライターの世界観をグッと際立てていましたよね◎

シカゴ・タイプライターは、ユアインとイムスジョン、コギョンピョを始めとしたキャスト陣が出演していました。
今世と前世の記憶…というテーマから、ある意味一人二役♪という設定だったのですが、この演じ分けも素晴らしかったです!
ちなみに、ハンセジュもかっこいいのですが、どちらかというと個人的にソフィヨンの雰囲気には、かなり惹きつけられました♡
一方、チョンドゥヨプという出版社の新人社員を演じていた、パクジフンは2020年5月11日に、32歳という若さで胃がん闘病中に、亡くなられたとのことです…冥福をお祈りいたします。
シカゴ・タイプライターは、ノスタルジーな世界観も味わうことができる、素敵な韓ドラでした!

 

神様がくれた14日間

◎神様がくれた14日間◎

・2014年
・全16話
・シナリオ集、DVD

 

*キャスト

キムスヒョン(イボヨン)
キドンチャン(チョスンウ)
ハンジフン(キムテウ)
チョンウジン(チョンギョウン)
ハンセッビョル(キムユビン)
キヨンギュ(バロ*B1A4)
チャンミスン(パクヘスク)
チュミナ(キムジニ)
イスンニョ(チョンヘソン)
キドンホ(チョンウンピョ)
チュビョンウ(シング)
ワンビョンテ(ヨンジェウク)
ナボグク(アンセハ)
ジェニー(ハンソナ*Secret)
テオ(ノミヌ*ICON)
チャボンソプ(カンソンジン)
カンギョンス(キムホチャン)
キムナムジュン(カンシニル)
イェスヨン(パクジヨン)
イミョンハン(チュジンモ)
キムシニュ(ヤンジュホ)
ハンギテ(クァクチョンウク)
チャンムンス(オテギョン)
ヒョンサンミン(パクヨンジ)
ユ市長(パクサンギュ)
ユンジェハン(オミンソク)
チュドジン(イウォンジェ)
ユジヌ(イムジギュ)
ファンギョンス(チェミンチョル)
イスジョン(イシウォン)
ドンホの子供時代(イビョンジュン)

 

*あらすじ&ネタバレ

テレビ局で働いていたキムスヒョンは、生放送中に娘のハンセッピョルが誘拐され殺されてしまう。
辛い気持ちを引きずったままのスヒョンは、セッピョルの死体が見つかった貯水池で入水自殺をしようとする。
この時、近くで元刑事で探偵業をしているキドンチャンが、池にヤクザの女に手を出したことを理由に投げ込まれてしまう。
そして同じ時間にキドンチャンの兄である、キドンホの刑が執行されていた。
スヒョンが目を覚ました時、キドンチャンと一緒にセッピョルが殺されてしまう2週間前にタイムスリップしてしまっていたことに気づく。
このタイムスリップした期間は、神様がくれた時間だと思うようになる。
果たしてスヒョンは、セッピョルを救うために犯人を見つけることができるのか!?
スリリングさも楽しむことができる、ちょっと変わったタイムスリップ要素も含まれているサスペンス的韓国ドラマです。

 

*感想&見どころ

神様がくれた14日間は、原題は神の贈り物-14日です。
とにかくハラハラする展開がとても多かった…!

そしてなかなか衝撃的な展開からストーリーが始まるという。
タイムスリップしてハンセッピョルを救うために、色々と奮闘するキムスヒョンからは、本当に娘・セッピョルを救いたいという気持ちが痛いほど伝わりました。
何となく性格的に合わないなーなんていう感じもありつつも、でも何だかんだキドンチャンとスヒョンのコンビはとても良かったです!

でもサスペンスなので、なかなかストーリーは目が離せない…というか目を離すと結構あれ?どうなったのこれ?何てこんがらがってしまったり。
しっかりと、続きが気になる展開が多い&推理力もとても重要な展開となっているドラマ内容だからこそ、ハラハラしつつもしっかりと観ていないとな、という展開でした。

そんな中、なかなか印象的だったのは、セッピョルとキヨンジュでした。
知的障碍者のヨンジュとセッピョルの仲の良さはもちろんですが、ヨンジュの存在も、とても心に残りました。
あのイエローファッションというか黄色ジャージ?スタイルもなかなか◎
で、そんなセッピョルに対し、めちゃくちゃ意外な魅力を感じたのが、大ファンなロックグループがいたこと!
スネイクというロックグループのリーダー・テオの大ファンだというセッピョルが、確かヨンジュトライブに行くシーンなどもあったのですが、ここは本当に心に残りました。
あのライブシーンは、なかなか◎
セッピョル、なかなか大人っぽい(?)趣味を持っているなぁ…なんて思ったり。
でもそんなテオが、なかなか凄い展開になっていって、薬とかね。
結構このテオを取り巻く展開も、本当~~にビックリする展開が多くて目が離せませんでした!
いや~、改めて思うと、本当にテオも存在感あったなぁ…。

ラストに向けて、さまざまな謎も含まれたシリアスな展開やハラハラする展開も続く中、とにかくスヒョンの奮闘っぷりも素晴らしかったです。
なかなか過去なども含め、本当にいろいろな不幸な状況も絡み合って、泥沼状態なこともあって、なかなか気持ちも重くなる部分もあったのですが…。
それでも最終回ではしっかりと、これらの複雑に絡み合った要素がまとまって、終わりを迎えてくれました。
…いや、でもやっぱり完璧にみんなハッピー!なんていう結末にならなかったのは、個人的にちょっと寂しかったかも。
確かにスヒョンはセッピョルを救うことができた…けど、セッピョルを救うためにスヒョンに協力しまくったドンチャンは、最後の方でハッとこの状況のしくみ(?)のようなものに気づいて自ら自己犠牲的な…。
いやー、だから何だかんだ、本当にできればみんながハッピーエンドになってくれればよかったのですが、そうはいかなかった結末がちょっと切なかったかな、と感じました。

さてそんな神様がくれた14日間は、OSTも話題になりましたよね。
ソンジウンのIf Only I Could Go To You、ヤンジウォン(SPICA)のIf It Was Me、サンドゥル(B1A4)のBecause It Hurts、キムジュホンのSpring Flowerといった楽曲は、世界観にぴったりでした。
もちろん歌詞のある曲だけではなく、BGM的な楽曲たちも、それぞれのシーンに寄り添っていましたよね。

神様がくれた14日間は、イボヨンとチョウンスの共演はもちろんのこと、B1A4のバロやSecretのハンソナ、ICONのノミヌも出演していました!
またOSTでもB1A4のサンドゥルが参加していたことも話題になりました◎
とにかく様々な複雑な事情が絡み合ったりして、本当に観ていてハラハラしっぱなしで目が離せないシリアスな展開が多い、韓ドラでした!

 

 

君の声が聞こえる

◎君の声が聞こえる◎

・2013年
・全18話
OST、DVD(コンパクトセレクションDVDシリーズあり)

 

*キャスト

チャンヘソン(イボヨン)
パクスハ(イジョンソク)
チャグァヌ(ユンサンヒョン)
ソドヨン(イダヒ)
ソデソク(チョンドンファン
オチュンシム(キムヘスク)
キムゴンスク(キムグァンギュ)
ミンジュングク(チョンウンイン)
コソンビン(キムガウン)
チェユチャン(チェソンジュン)
シンサンドク(ユンジュサン)
キムチュンギ(パクドゥシク)
チョ検事(チャンヒウン)
ウンスン(ヨホミン)
ファンダルジュン(キムビョンオク)
ムンドンヒ(キムスヨン
チャン部長(キムグァンイン)
チョヨンスク(チョンヨングム)
チョンピルスン(ハンギウォン)
チョンピルジェ(ハンギウン)
イデソン(ウサンジョン)
キムギホ(イウォンジョン)
ムンソンナム(ユオクチュ)
チョンヨンジャ・ソンチャオク(キムミギョン)
チェユン(キムミンジョン)
オムギジュン(オムギジュン)
パクジュヒョク(チョドクヒョン)
ヘソンの子供時代(キムソヒョン)
スハの子供時代(クスンヒョン)
ドヨンの子供時代(チョンミナ)

 

*あらすじ&ネタバレ

子供の頃に父親が車の事故で殺される事件が起きてしまったパクスハは、人の心を読む特殊能力を持っていた。
この事件の目撃者として、高校生だったチャンヘソンは、法廷で証言してくれたことがきっかけで、スハはヘソンへの憧れを持つことに…。
10年経過したある日、運命のいたずらからか高校生のスハは国選弁護士になったヘソンと再会することになる。
スハは自分の特殊能力を活かして、ヘソンをサポートするようになるのだった。
この状況で、ミンジュングクが出所を果たし、復讐へと立ち上がり始めてしまう…。
果たしてスハとヘソンはどうなってしまうのか?
法廷サスペンスはもちろんのこと、パクスハとチャンヘソン、チャグァヌとの三角関係といった恋愛模様も描かれているラブファンタジー的韓国ドラマです!

 

*感想&見どころ

君の声が聞こえるは、法廷サスペンス要素が中心となっているだけではなく、ラブロマンスやファンタジー要素も含まれているので、色々な展開を楽しむことができるドラマでした。
勝手なイメージでは、パクスハが1人で人の心を読んで事件を解決していく展開なのかなー?と思っていたのですが、ちょっとイメージとは違いましたね。
国選弁護士になったチャンヘソンとは、なかないいタッグでした★
最初の方は全く恋愛に発展しなさそうな雰囲気(特にヘソンがね)だったのですが、次第に距離が縮んで行くところもなかなか面白かったです◎

そうそう、恋愛といえば、ちょっとチャグァヌが可哀想だったかな…と。
ロイズのチョコレートプレゼントしていたり、色々とにかく頑張っていたのに…!
元警察官からの国選弁護士、という経歴もなかなか凄いなぁという印象のあるグァヌが幸せになる結末になってほしかったなぁ、なんて思ったり。
でも凄く潔くヘソンのことを諦めてスハに託したりして、あの性格…とても良かったです。
そう、個人的に、結構グァヌの存在も好きだったんですよね◎

恋愛関係だけに触れていくと、なかなか平和な展開なイメージも出てくるかもしれませんが、やっぱり法廷サスペンス!ということもあり、ハラハラする展開もしっかりありました。
復讐を企てているミンジュングクの行動がなかなか怖くて、結構じわじわとゆっくり近づいて狙ってくる感じだったので、ここがちょっとじれったさ(おい)もありつつ、怖さをもしっかり残してくれた気がします。

んー事件的なのにもう少し触れると、コソンビンの殺人未遂事件もなかなか可哀想でしたが(あ、可哀想といえば、スハへの気持ちが届かなかったところもなかなか…ね)ライバルのソドヨンもなかなか可哀想な立場でしたよね。
プライド高くてライバルで…という彼女も、複雑な家庭環境だったという結果はなかなか意外でした。
あ、家庭のことで触れると、ヘソンの母親・オチュンシムの最後もなかなか可哀想だったなぁ…。

ラストに近づくにつれ、これだけでも充分もうストーリー的には十分なんじゃない?なんて思っていたのですが、更に展開が起こりました。
そう、スハの記憶喪失…いや~本当にいろいろな出来事盛り込みすぎなんじゃ、ってくらい盛り込まれてますね。
記憶喪失中は、人の心は読めないようでしたが、思い出した時のヘソンを自分で刺しちゃってた、なんていうのにハッとしてショックうけていたのはなかなかでした。

こんな感じで色々ありまくりだったので、目が離せない展開だったわけですが、本当に最終回は凄くまとまっていてよかったなと思いました!
スハは警察官になるために警察大学を受験して~というところで、まあ面接しているわけですが、この時にこれまでの人生の経験を振り返っていたあのシーン!
本当にすごくうまくまとまっているな、と。
きちんと繋がってまとまっていて、本当によかった~。
で、本当のラストはしっかりとスハも警察官になってヘソンとハッピーエンド♡でしたしね。
もちろんこの2人がハッピーエンド♡で締めくくられたのは嬉しいのですが、んー…やっぱりグァヌとソンビンはちょっと心残りでした。

そんな君の声が聞こえるは、OSTもとても良い曲ばかりでした。
特にEvery Single DayのEchoは、透明感ある歌声がとてもよかったですし、個人的に君の声が聞こえるイコールこの曲!という印象が残っています。
ちなみにこちらの楽曲は、アコースティックバージョンもありましたがこちらも素敵です♪
ジョンヨプのどうして今ごろ来たの、Eye To Eyeのふたり愛し合った日々、シンスンフンの君には聞こえないその言葉、Every Single Dayのイルカ、キムヨンジの目に頬に胸に、Melody Dayの甘くラララも良かったです!
また歌詞のない楽曲も、君の声が聞こえるの世界観をしっかりと引き出してくれていましたね~。

君の声が聞こえるは、イボヨンとイジョンソク、ユンサンヒョンをはじめとし、キムガウンヤチョンウンイン、チェソンジュンやキムグァンギュといったベテラン俳優陣も出演しているという豪華さがありました。
また特別出演ことカメオ出演として、オムギジュンがオムギジュンという名前のままで出演していたことや、キムミンギュンが電話でメアリと発言していた(紳士の品格)弁護士スカウトシーンも注目されました!
ただの法廷サスペンスだけではなく、ラブロマンスやファンタジー要素も含まれていて、凄く見ごたえたっぷりな韓ドラでした!

 

王の顔

◎王の顔◎

・2014年
・全23話
OST、DVD(コンパクトDVD-BOXあり)

 

*キャスト

クァンヘグン・光海君(ソイングク)
キムカヒ・キム尚宮(チョユニ)
ソンジョ・宣祖(イソンジェ)
キムドチ(シンソンロク)
仁嬪キム氏(キムギュリ)
ペクキョン(イスンジェ)
中殿パク氏・ウイイン王后(イムジウン)
キムゴンニャン(イビョンジュン)
ソン内官(キムミョンゴン)
コサン(イギョン)
ソヨン(ユンジノ)
ユジョンファ(キムヒジョン)
イムヘグン・臨海君(パクジュヒョン)
イムヨンシン(ユンホンギル)
ホギュン(イムジギュ)
キムドゥソ(チョウォニ)
パク氏(キムヒョンスク)
チョンチョル(チュジンモ)
ユスン(ソングィヒョン)
ユジャシン(イチョン)
イサネ(アンソクファン)
カンジニョル(キムバンウォン)
仁穆王皇キム氏(コウォニ)
ホン氏(チソユン)
キムゴンリャン(イビョンジュン)
定遠君(ソヒョンソク)
信城君(ウォンドッキョン
パク尚宮(ユンソナ
ペクキョン(イスンジェ)
コサン(イギヨン)
チョニョリプ(チェチョロ)
ソヨン(ユンジノ)
ジニョン(イテギョン)
ポンドゥ(パクジェミン)
ソンウォル(イムスヒョン)
オギル(チェガンウォン)
サムギル(チョンムニョプ)
オ尚宮(オウノ)
チャンステ(コインボム)
ムチョル(ペクジェジン)
ギョンサン(ユンビンナ)
カプ(キムヨル)
ヨンジュ(キムソジョン)
シンリプ(イジュソク)
キノシタヨシヒサ(キムミョンス)
李如松(クォンテウォン)
イジョンアム(パクジョンハク)
ヌルハチ(ソンヨンギュ)
光海君の子供時代(ソドンヒョン・ホンウンテク)
キムカヒの子供時代(チョンミンソ)
宣祖の子供時代(ホンテウィ)
定遠君の子供時代(パクジュンモク)

 

*あらすじ&ネタバレ

16世紀末の朝鮮時代、14代王の宣祖は、王の相を持っている自分の息子・光海君に対し、嫉妬心を抱き冷遇していた。
そんな中、宣祖は凶相を補うことができる相を持っている女を探させている中、光海君の相も鍼で変えてしまおうと考えていた。
一方光海君は、宣祖の考えに気づいていたものの、父親であることも理由に気にしないようにしていた。
この状況で、王宮の書庫へ盗賊が現れ、捕まってしまった盗賊は、「龍顔秘書(ヨンアンビソ)」という、一部の人間しか知らない王家伝統の観相書のことをしゃべりだしたのだった。
果たして光海君と宣祖の関係はどうなるのか…?王という名の権力争いはもちろんのこと、光海君とキムカヒの恋愛模様も描かれている時代劇的韓国ドラマです。

 

*感想&見どころ

王の顔(韓国語では、ワンエオルグル)は、ただ権力争いを繰り広げているだけではなく、相を観ることができる観相師の予言からの王というポジションの権力争いが描かれていたので、違う視点からも楽しめることができました。
元々王の相を持っている自分の息子・光海君に対し、14代王の宣祖が不安感からくるあの嫉妬心は、本当に見どころでした!
…が、んーやっぱり、実の父親に王の相を持っているからといって、あんなに嫉妬心から冷遇されてしまうのは、やっぱり可哀想でしたね。
逆に、自分が王だから自分の息子が王の相を持って生まれたんだよ、なんて誇りを持ってあげればよかったに…なんて感じたりもしました。

それにしても、観相がある意味ちょっとしたテーマとなってストーリーが展開されているので、ところどころで出るその人の観相による運命とか性格とかの分析は、なかなか面白かったですし、興味深かったです◎
光海君自身も観相による分析をしていたりしていたのも、印象に残りました◎

そんな光海君と宣祖の王というポジションの権力争いはもちろんですが、忘れてはいけないのが、光海君とキムカヒの恋愛模様
いやー、これだけ2人とも思い合っているのだから、色々あってもラストはハッピーエンドで締めくくってくれるかな、と思ってい観ていましたが…ねぇ。
キムカヒがかなり自分をある意味犠牲(?)にして、光海君をお慕いして守るぜ!というあの姿勢は本当に感動…!
いやー、なかなかあそこまで体張って守れないですよね。
でも宣祖のあの凶相を補うことができる相手がキムカヒ!なんていうことで、まさかのキムカヒが婚礼へ…って、光海君からしたらこれは当たり前にショックですよね。

この状況で、とにかくすごくグッと来て感動したのが、ようやくカヒが宮廷に来た理由を光海君が知って…というカミングアウトの下り。
もうここの2人の気持ちが切なすぎて、本当に最後は幸せになってほしいと思っていたのですが、勝手な自分のこの考えはかなわず…でした。

最終回では、キムドチも人生最後を迎え、宣祖は毒殺で他界し、光海君が念願の王の座に上り詰めるのですが…。
カヒはしゃべれなくなってしまったという切なさ。
そんなカヒのいるお寺に光海君がやってくるのですが、この時の言葉がめちゃくちゃ印象的でした。
王の顔は民の…という、そこのくだりももちろんですが、そこよりもやっぱりあのカヒへのすべての想いを断ち切る、あの言葉。
カヒも一応うなずいていましたが、もう会いに来ないという宣言とともに告げたこの言葉は、光海君にとっても王となった決意ともとれるのですが、うーんやっぱり切ない…本当に切ないわ!でした。
色々あって支え合った2人だからこそ(特にカヒの方がより光海君への想いが強かった印象)2人が幸せになってほしかったんですけどね。
そんなラストだったから、王の顔の世界では、光海君は新しい法を掲げたように、どんどん民のために王としてできることを全うしていってほしいなという気持ちが残りました。
もう、とにかくカヒはもちろんそうですが、光海君の一途さもめちゃくちゃ心に刺さった展開でしたね。

さてそんな王の顔のOSTは、本当にこのストーリーの展開だからこその切ない曲たちがとにかく印象に残りまくりました。
チョンドンハのさようならその言葉は、本当に切ない数々の光海君とカヒのシーンをより切なくさせました。
またソンスンヨンの君だからも、同様に切ないシーンの切なさをさらに盛り上げてくれましたよね。
そしてミナ (Girl's Day)の一人も、しっとりとした曲調で、とても心地よい歌声とともに、切ないシーンにもぴったりでした。
…って、本当に切ないシーンにぴったりな楽曲達がずらり…!本当に切ない名曲ばかりでした。
もちろん他の歌詞のない曲達も、そんな王の顔の世界観をしっかりと盛り上げてくれました。

王の顔は、何といってもソイングクが主演の時代劇ドラマということで、とても話題になりました◎

カッコよさはもちろんですが、あの演技力は、やっぱりさすがですよね!ぐいぐい王の顔こと光海君の世界観に入っていくことができます。
共演者も、チョユニやシンソンロク、キムギュリはもちろんのことベテラン俳優のイソンジェなど…豪華なキャスト陣で構成されていました。
観相という、ちょっと違う視点から描かれていて、切ない展開がとにかくハマった時代劇的韓ドラでした!

 

予約していたサンガプ屋台(サンガプポジャ・Mystic Pop-up Bar)のOSTが届きました♡

◎予約していたサンガプ屋台(サンガプポジャ・Mystic Pop-up Bar)のOSTが届きました♡◎

こんにちは(^^)
2020年7月4日発売予定だった、韓ドラのサンガプ屋台ことサンガプポジャ(Mystic Pop-up Bar)のOSTを予約していたのですが、本日届きました♡
ゲットできて本当に嬉しいです~!
ちなみに、お値段も他のOSTよりもかなり安め?な設定になっているので、こちらもまたお財布に優しい…というか嬉しい(笑)
(購入する場所によって、値段の違いが若干あるようですが…。)
というわけで、サンガプ屋台のOSTについても、綴りたいと思います◎

ちなみに、サンガプ屋台の韓国ドラマについては、こちらの7月6日にアップした記事に綴っています♪
こちらもよろしくお願いします~。

www.kandoranomaru.com

 

*サンガプ屋台を代表する楽曲たち

サンガプ屋台の世界をしっかりと盛り上げてくれた曲の中でも、特におすすめ♡な曲は次の楽曲です。

・チョンジヌのDive

とにかくサンガプ屋台にピッタリ★な、勢いがありつつも爽やかさもきちんと兼ね揃えている曲です。
凄く気持ち的にも、盛り上がり、テンションアップさせてくれる曲で、ハマりました♪

もう最初の入りの♪ウォウォウォウォ~♪のところの時点でテンションあがって、サンガプ!って感じです(謎)

・ユクソンジェ(BTOB)の愛は思い出に似て

主役のハンガンべを演じていたユクソンジェ(BTOB)自身もOSTに参加し、歌った曲です。
先ほどの曲とは一転、しっとりとした綺麗なバラード曲となっていて、こちらも最高です♡

・Benの I'll Be

綺麗な歌声が染みわたる曲となっていて、グッとくる曲でした。

・チョヒョナ(Urban Zakapa)の私たちが一緒だった日々

ピアノと歌声がマッチし、切ない雰囲気がしっかりと伝わってくる曲でした。

・DMEANORの明日に送ってあげる

じわじわとくる優しい旋律が素敵な曲でした。


*サンガプ屋台のOSTも、ファンに嬉しい仕様だった!

サンガプ屋台のOSTも、他の韓国ドラマのOSTのようにとにかく世界観に浸るのにバッチリ★な仕様になっていました♪
そもそもサンガプ屋台は、全12話なので他の韓国ドラマと比べるとどうしても短い…。
だからもしかしたらOSTは発売されないのかなーとか、他の豪華な韓国ドラマのOSTよりは内容がうすっぺらいのかな、とか(すみません…)。
勝手にそんなイメージを抱いていたのですが、そんなことはありませんでした(笑)

まず、CDは1枚!!!!

あれ?他の韓国ドラマのOSTは1枚以上の物が多いのに、1枚だけ!?なんて思うかもしれません。
でもね、この1枚にしーっかりと、サンガプ屋台のOSTがギュギュっと詰め込まれているから大丈夫です☆(笑)
ちなみに、先ほど触れた歌詞のある楽曲たちの後に、しーっかりと歌詞のないBGM的な曲もずらーっと収録されていましたよ♪
逆に1枚できちんとコンパクトにまとまっているので、これはこれで聴きやすくてGOOD♪ですよね◎

CDの他に、なんとフォトブックもしっかりと入っていました!
先ほども触れたように個人的に全12話だし…なんていうイメージがあったから(しつこい?w)、そんなに写真ないのかなーとか思っていたんですけどね。
でもありましたよ!奥さん!フォトブック!しかも52ページというページ数!
しっかりとそれなりにボリュームのあるページ数で、見応えがあってこれはとても嬉しかったです♡

ちなみに、フォトブック以外にはフォトカードが3枚(ウォルジュとハンガンべ、クィ班長)と、ステッカーが入っていました。
これらのアイテムが、BOX仕様のスタイルで入っている、というわけではなくBOOKスタイルのカバーに入っているわけですが、このカバーのサイズは縦28cm×横19cm。
勝手に自分がイメージしていたサイズよりも大きく、このサイズ感がまた素敵でした♡

 

*サンガプ屋台のOST、収録曲は?

気になる収録内容にも触れていきたいと思います!
サンガプ屋台のOSTの収録曲は、こんな感じです。

CD1

1 Dive(チョンジヌ)
2 愛は思い出に似て(ユクソンジェ*BTOB)
3 I'll Be(Ben)
4 私たちが共にした日々(チョヒョナ*Urban Zakapa)
5 明日に送ってあげる(DMEANOR)
6 この世とあの世の間
7 その時、ある日
8 Dream Adventure
9 ウォルジュのお出ましだ
10 超越
11 あの世の運動会
12 お母さん私のお母さん
13 Sneak In
14 Horror Mart
15 ありのまま
16 I Will Watch Over You
17 Into the Dream
18 あの世のボックス

1枚でた~~っぷりと、サンガプ屋台の世界観に浸れますね♪

*サンガプ屋台のOST、ヤッパリ買ってよかった~♡

迷いに迷って(毎回このパターンw)、サンガプ屋台のOSTを発売前から予約していたのですが、結果ゲットしてやっぱりよかったです!
買うタイミングを逃して買えなくなっていたら、絶対に自分は後悔していたと思います…(笑)
サンガプ屋台の世界観にどっぷりと浸りたい♪ロスをどうにか…何ていう時にもおすすめです◎

本当に、サンガプ屋台はハマって大好きなドラマの1つになったので、OSTも発売してくれてよかったです♡