◎推奴~チュノ~◎
・2010年
・全24話
・OST、公式ガイドブック、DVD
*キャスト
イテギル(チャンヒョク)
ソンテハ(オジホ)
オンニョン・キムヘウォン(イダヘ)
ワンソン(キムジソク)
チェ将軍(ハンジョンス)
ソルファ(キムハウン)
ファンチョルン(イジョンヒョク)
オッポク(コンヒョンジン)
チョンジホ(ソンドンイル)
オ捕校(イハスイ)
女将(チョミョリョン)
若女将(ユンジュヒ)
仁祖(キムガプス)
チャッキ(アンギルガン)
チョボク(ミンジア)
クッポン(チョヒボン)
ケノム(イドゥソプ)
フィユン(ユンギウォン)
クンノム・キムソンファン(チョジェワン)
イソニョン(ハシウン)
パクジョンス(ユンジノ)
あの方(パクギウン)
イグァンジェ(チョソンイル)
チョ学者(チェドクムン)
クァクハンソム(チョジヌン)
イムヨンホ(イテハ)
ヨンゴルテ(ユンドンファン)
昭顕(カンソンミン)
チャン(ソンジウン)
ジェニ(コジュニ)
石堅(キムジヌ)
馬医(ユンムンシク)
パン画伯(アンソックァン)
鳳林(イイン)
*あらすじ&ネタバレ
激動の朝鮮時代。
テギルは元両班だったが没落してしまったため、チャッキに弟子入りするなどし、生きていた。
チェ将軍は、科挙に落ち続けていた。
ある日、チェ将軍は、ワンソンにお金をすられてしまう。
盗んだお金を持っていたワンソンに目をつけたテギルは、お金を奪おうとする。
これがきっかけとなり、テギルとチェ将軍、ワンソンは仲間となり推奴師としての日々を過ごしていた。
オンニョンは、テギルが両班だった頃、奴隷として働いていた。
テギルとオンニョンは、お互いを好きだったが身分の関係で明らかにすることはできなかった。
このオンニョンに対する気持ちを抱きながら、テギルは推奴師として生きながらもオンニョンを探していた。
色々なことを乗り越え、仲間にオルファも加わり、ようやくオンニョンを見つけたと思ったら、オンニョンの傍にはテハがいた。
テハは武将だったにも関わらず、奴婢の身分になってしまっていた。
恋愛だけではなく、世の中を変えるために奮闘する姿が描かれている韓国ドラマです。
*感想あれこれ&見どころ
一途なテギルが、オンニョンを探し続けながらも推奴師として生きていく…とてもギャップがありました。
チェ将軍やワンソンのことを、しっかりと仲間として思いやって推奴師として頑張っていく姿は惹かれます。
テハとの戦闘シーンをはじめ、様々な人達と戦うシーンがあるのですが、ここはさすが…凄いの一言!
アクションシーンにハラハラするだけではなく、よくこんな動きできるな…なんて思わず見入ってしまいました。
そんな推奴~チュノ~ですが、切ない結末で終わってしまい、悲しかったです…。
あれだけオンニョンのことを想って生きてきたテギルは、結局テハからオンニョンを奪う(!)ことはできず仕舞い。
もちろんテハと仲間になったのは凄く良かったのですが…。
ここまでならまだしも、テギルはオンニョンとテハを助けて死ぬ…。
そんなテギルをたどり着いたソルファが見届けるのですが、テギルのことがあれだけ好きだったにもかかわらず、テギルと幸せな日々を送れない。
さらにオッポクをはじめとした奴隷たちは、あの方に騙されて両班を銃で撃ち続けて本気で世の中を変えられると思っていたまま死んでしまうなんて…。
結局オッポクも生きていたものの、捕まってしまいましたしね~。
世の中を変える、変えたい…!そう思ってテハや奴隷達も様々なところで頑張っていましたが、やっぱり世の中を変えるというのはなかなか難しいんですね。
最後にテギルが、チェ将軍とワンソンの家とかの支払いは住み、自分の部分だけ支払っていないところも切なかったです。
テギルの仲間思いなところも、とても印象に残りました。
そんな推奴~チュノ~は、OSTもダイナミックさがあり素晴らしかったです!
正直、あまり明るい楽曲がOSTにはない印象を受けたのですが、本当に壮大な楽曲ばかりでした。
特徴的なリズム感のある音楽はクセになり、聞きごたえもありました。
特にオープニングのチェンジが凄く好きでした!!
それだけではなく、切ないシーンに使われた月になる、民草の乱という奴隷達が両班を襲うシーンに使われた楽曲も良かったです◎
あっ、あと迷子や推奴も印象的でしたね~。
推奴~チュノ~は、ラストが本当に悲しい結末だったんですけど、ストーリー展開と楽曲、共にぐいぐい引き込まれる韓国ドラマでした☆