まるの韓国ドラマ備忘録

自分が観た韓ドラだけのあらすじ・ネタバレ・感想・OSTなどをツラツラと…♡あぁ、韓ドラ愛が止まらない…♡

火の女神ジョンイ

◎火の女神ジョンイ◎

・2013年
・全46話
OST、DVD(コンパクトDVD-BOXあり)

*キャスト

ユジョン(ムングニョン)
光海君(イサンユン)
キムテド(キムボム)
イユクト(パクコニョン)
シムファリョン(ソヒョンジン)
イガンチョン(チョングァンリョル)
オグッピ(パクヒョンスク)
ヨノク(チェジナ)
ユウルタム(イジョンウォン)
ムンサスン(ピョンヒボン)
ケットン(チョンジェヒョン)
イルナム(イユジン)
ガンセ(チェグォン)
宣祖(チョンボソク)
臨海君(イグァンス)
仁嬪キム氏(ハンゴウン)
イピョンイク(チャングァン)
信城君(チョンセイン)
コドッキ(ソンヨンギュ)
シムジョンス(ソンジル)
ソン行首(ソンオクスク)
マプン(チャンヒョジン)
恭嬪キム氏(ユシネ)
ユジョンの子供時代(チンジヒ)
光海君の子供時代(ノヨンハク)
臨海君の子供時代(イインソン)
キムテドの子供時代(パクコンテ)
キムファリョンの子供時代(キムジミン)
イユクトの子供時代(オスンユン)

 

*あらすじ&ネタバレ

女性初となる沙器匠(サギジャン)を目指して奮闘するジョン。
ペクパソンという実在した陶工・有田焼の母とも呼ばれている人物がモデルとなっている。
本当の父親ではないウルタムに育てられたジョンは、日々を過ごしていたが、ウルタムは殺されてしまうのだった…。
分院(プノン)という、王室の陶器製造をする所で、男装で入り込んだジョンは、様々な苦労を乗り越えて成長していく。
その過程で次第に皇子である光海君(クァンヘ)も、ジョンを手助けしていく。
一方父親を亡くしたジョンを支える、幼い頃からジョンと一緒だったテドも、ジョンを傍で支えていた。
そんな器作りへの奮闘だけではなく、様々な陰謀やテドのことが気になるファリョンとの三角関係も描かれている、時代劇的韓国ドラマです。

*見どころ&感想

子供時代からストーリーが始まっていくスタイルなので、ジョンの成長が描かれているのもとても良かったです。
元々器作りに対するセンスがあるジョンだったので、めきめきと分院(プノン)に入って沙器匠(サギジャン)を目指す時も、すぐに周りを追い抜いてしまいました。
器作りに欠かせない土などの材料に対する知識の豊富さも素晴らしく、どんどん目立った存在になっていき、才能がある人ってこういうことなんだなぁと魅せられます。
なんとなくここまでだと、サクセスストーリーのような印象を受ける韓国ドラマですが、最後はスッキリせずに終わってしまいました…。
最後は、どーんと沙器匠(サギジャン)としてジョンが活躍して終わり!というわけではなく、光海君(クァンヘグン)の回想が切なさを残しました。
本当のジョンの父親は、まさかのユクトの父・ガンチョンで、ウルタムを死に追いやった人物だったのですが、結局ジョンを死ぬまで受け入れませんでしたよね。
最後は息子のユクトをかばってガンチョンは死んでしまいました。

そんな火の女神ジョンイ、テドことテド兄さんは本当にジョンのことが好きで一生懸命守っていて凄かったんです!
どんな時でもジョンのことを守っていて、ジョンのために一生懸命頑張っていて、おまけに花火まで打ち上げて告白をするという始末。
そんなテドの気持ちに対し、ジョンが花火の時に、沙器匠(サギジャン)を目指すために応えることはできずに断ってしまったところは、何か可哀想でした…。
それでもジョンを一生懸命支えているテドは、本当に印象的でしたね~。
一方ファリョンは、そんなジョンのことばかりを見ているテドが気に食わない!
…というか、テドのことが好きなファリョンは、親友だったジョンに対し、嫉妬心を露わにしてしまうという状態にもなりました。
そんな三角関係に対し、ユクトはファリョンのことが好きになるという…。
もちろん、沙器匠(サギジャン)を目指すジョンは恋愛だけではなく助役のグッピが嫉妬したり、陰謀があったり…。
改めて思うと、本当にジョンは色々なことを乗り越えたなぁと思います。
それを踏まえると、やっぱり最終回…ラストはもっと幸せな結末を迎えてほしかったなぁと感じますね。

そんな火の女神ジョンイは、特にオープニングにも使われていたカランカランが特に印象に残った音楽でした。
この楽曲、ジョンにぴったりですよね♪流れると、ジョンがわくわくしながら集中して器作りをする姿が蘇ります★
この他にも、ペクアヨンの涙も愛だという曲やノウルの涙が流れる、ボギー・キムの永遠に君を、パク・ジミン(15&)の愛してる、
Lushの両眼を閉じても、キム・ヒョンジュンの独り言など、素晴らしい音楽もたくさんありました!

そうそう、ジョンは目が見えなくなるというストーリー展開もありましたが、実はムングニョン本人も、撮影中に目の負傷で治療をしておやすみしたこともあったのだそうです。
その結果、当時は放送休止になった時もあったのだそうですが、無事復活して本当によかったですよね。
そんなムングニョンとイサンユンが共演を果たした火の女神ジョンイは、最終回は切ない展開で結末を迎えましたが、素晴らしい時代劇韓国ドラマでした!