◎リメンバー~記憶の彼方へ~◎
・2015年
・全20話
・OST、DVD(コンプリートシンプルDVD-BOXあり)
*キャスト
ソジヌ(ユスンホ)
イイナ(パクミニョン)
ナムギュマン(ナムグンミン)
ソジェヒョク(チョングァンリョル)
パクトンホ(パクソンウン)
ナムヨギョン(チョンヘソン)
ソンジェイク(キムヒョンボム)
ヨンボミ(イジョンウン)
タクヨンジン(ソンコンギュ)
ナムイロ(ハンジニ)
アンスボム(イシオン)
ホンムソク(オムヒョソプ)
カンソッキュ(キムジヌ)
クァクハンス(キムヨンウン)
オジョンア(ハンボベ)
ソクジュイル(イウォンジョン)
ピョンサンホ(キムジフン)
イヒョンジョン(チョンインギ)
キムヨンソン(パクヒョンスク)
イヨンジ(パンジュソン)
ペチョルジュ(シンヒョンス)
*あらすじ&ネタバレ
父親と生活をしていたジヌは、1度見たものは忘れない記憶・過剰記憶症候群という能力を秘めていた。
子供の頃に母親と兄が死んでしまっていたジヌは、父親のジェヒョクと支え合いながら暮らしていたが、ジェヒョクが顔見知りの女性の遺体を発見してしまう。
この時ジェヒョクは認知症のせいでしっかりとした記憶がなかったため、被疑者として捕まってしまうのだった…。
本当の犯人は、あのイログループの御曹司・ギュマンだったのだ。
ジヌは父親の無実を晴らすために、弁護士のドンホに頼るものの、裏切られてしまったため、記憶力を活かして自分で弁護士になることを決意する。
一方イナは、ジヌと一緒に父親の冤罪を証明するために検事になる。
どうにか事件を隠蔽しようとするイログループに対し、奮闘するジヌとイナに様々な困難がやってきてしまう。
そんな困難を乗り越え、奮闘する中で、次第にジヌとイナは、惹かれ合っていく…。
しかしジェヒョクは認知症が悪化し、無実を晴らすことなく死んでしまうのだった。
ジヌも次第にズバ抜けた記憶力を持っていた半面、若年性認知症が進んで行ってしまい、どんどん記憶がなくなてしまう…。
号泣間違いなしの法廷サスペンス的韓国ドラマです!
*見どころ&感想
リメンバー~記憶の彼方へ~は、とても切なかったです…。
認知症になってしまったジェヒョクが冤罪で死刑…そんな父親を救うためにジヌは記憶力を活かして弁護士にって、これだけでもしっかり感動ものですよね。
このジヌの頑張りのおかげで、ジェヒョクが生きているうちに無実が証明されてまた質素だけれども、幸せな日々を2人で暮らしてほしかったです。
…こんな風に思うだけで本当に泣けてきます~。
イナという心強い幼馴染の存在がなければ、どうなっていたことか…そう思うだけでゾっとしてしまいます。
そんなイナだけではなく、ジヌはピョンドゥリ弁護士事務所で新たにジェイクとボミという仲間もできましたよね。
それぞれ色々な事情を乗り越えて、成長していた展開もあったので、この展開も地味に嬉しかったです。
またドンホとの距離も次第に縮んで行き、最後にはドンホもジヌのおかげで人間として成長することができていたような印象を受けてとても良かったです。
最終回は、サイコパスだったギュマンは刑務所で自殺を図って人生の幕を閉じたという展開だったのですが、これにはびっくりしました。
まさかギュマンが自殺するとは思わなかったので…。
そしてこのことを知った父親のイロが、最後は親としての顔を見せて悲しんでいたのも印象に残りました。
ギュマンの友達だったソッキュ判事も、次第に変化していくところは地味に良かったです。
もっとコアなところをいくとジュイルとドンホの強い絆もホロリとさせられました!
イナの前に墓参りでギュマンに会った時も、すでに記憶がなくなってしまっていて、ギュマンは涙を流していたシーンもあったのですが、ここも泣けました。
特にジヌとジェヒョクの関係で、最も号泣してしまったところは、やっぱりジェヒョクが認知症になりつつもまだ記憶が少しあるところでジヌに書き綴った手紙の内容です!
確か「悲しい記憶より、幸せな記憶をー」というくだりのところなのですが、この部分は本当に涙腺崩壊でしたし、凄く心に残った言葉でした。
改めてここを思い出すと、やっぱりジヌとジェヒョクがまた質素に、幸せに暮らす日々を取り戻してほしかったなぁと思ってしまいますね。。
そんな状況で忘れてはいけないのが、ジヌとイナの恋愛模様です!
本当、いい感じに協力して助け合っていくにつれ、距離が縮んでいくのが凄く良かったのですが…。
結局ジヌはイナに迷惑をかけられないということで、弁護士を辞めてみんなの前から姿を消してしまいました。
全て終わって、ゆっくりデートで買い物とかショッピングがしたいわ♪なんてイナがジヌに話していたのに…あぁ切ない。
最後はジヌを見つけたイナが、ジヌに話しかけるものの、ジヌはイナのことを忘れていたという…。
それでもイナが後ろからジヌについて行って、見守っているように歩いていたというラストは、泣けた後に少しだけ心がほっこりしました。
何だかとても辛い状況だらけで大変で、めちゃくちゃ切ない印象が強く残ったリメンバーミー~記憶の彼方へ~は、OSTも凄く切なさを盛り上げてくれました。
K.willの冷える(Cold)やハンビョル(元Ledapple)の冬の風もすごく良い音楽でした!
この他に、ボビーキムの愛することができるのにという楽曲やBroの嫌いになる、ジュヨンの聞こえますかなども注目曲でした。
緊迫で迫るシーンなどにも取り入れられた他の曲等も、それぞれのシーンにマッチしていましたよ~。
OSTがリメンバー~記憶の彼方へ~をさらに盛り上げてくれてたことには間違いありません!!!
カッコいいユスンホと可愛いパクミニョンの姿だけではなく、ベテラン俳優のチョングァンリョルも出演していたリメンバーミー~記憶の彼方へ~。
凄く豪華なキャスト陣で組まれていますよね。
切なさがどうしても印象に残る韓国ドラマで、思わず号泣してしまうのですが、この世界観がとても良かったです!
個人的に、キムジヌが演じたカンソッキュも注目ポイントでした♪
切なさのある、ちょっと一味違う法定サスペンスを楽しむことができる、凄くいい韓国ドラマでした!