◎テバク～運命の瞬間～◎
・2016年
・全24話
・OST、Blu－rayとDVD（DVDはコンパクトDVD—BOXあり）
＊キャスト
ペクテギル・ケットン（チャングンソク）
ヨニン君・英祖（ヨジング）
タムソ（イムジヨン）
スクチョン（チェ・ミンス）
ペクマングム（イムンシク）
イインジャ（チョングァンリョル）
ムミョン（チイルジュ）
ボクスン（ユンジンソ）
ソリム（キムガウン）
ホンメ（ユンジヘ）
イユン（ヒョヌ）
チェボクスン・淑嬪チェ氏（ユンジンソ）
キムチェゴン（アンギルガン）
ファング（チョンスジン）
ファンシンギ（ハンジョンス）
テガリ（キムユチョル）
カンルチ（チョンジェヒョン）
チェヨンファ（ホンアルム）
テギルの師匠（イムヒョンシク）
イインジャの子供時代（シンギジュン）
イユンの子供時代（イテウ）
＊あらすじ&ネタバレ
マングムとボクスンの間には、ケットンという子供がいた。
だがボクスンは陰謀で側室になってしまったため、マングムは1人でケットンを育てていた。
ある日、賭博が大好きだったマングムは、死んでしまう。
ケットンからテギルという名前になったテギルは、そんなマングムの復讐を決意した矢先、自分が生まれた時のことを知ることになる。
そんな時、インジャの娘として育ったタムソとテギルは出会うのだった…。
賭博を通じ、それぞれの復讐や陰謀が繰り広げられる、戊申政変（イインジャの乱）を視野に入れて描かれている時代劇的韓国ドラマです。
＊感想&見どころ
王座を狙った陰謀や熾烈な戦いが繰り広げられ、決して明るいストーリーというわけではありませんでした。
賭博を通じ、借金まみれで苦労している奴隷や民も描かれていましたしね…。
そんな奴隷や民をテギルは得意の賭博で救うシーンも、見どころでした！
死んだと思っていたマングムが、何だかんだいって生きていたのは、意外でした。
正直、マングムの賭博まみれな状態で、ボクスンが悲しんでいるのは、結構辛かったです…。
何といっても賭博を通じ、テギルとインジャが賭博で対戦するシーンは、本当にハマりました。
ハラハラしましたし、何よりどちらも頭の回転が速い設定なので、騙し・騙し合いの駆け引きが凄く面白かったです！
あ、この駆け引きの部分でいえば、ホンメもなかなかいいところいってましたよね～。
何より、ホンメは賭博の世界で中心的人物…しかもこの朝鮮時代で、この男顔負けの度胸は迫力がありました！
この時代で女でここまでグイグイやり手なんてすごいですよね。
ある意味大したものです…！
特にトレードマークの歯の金歯（銀歯？）も印象に残った人物でした～。
何かと対立していたホンメも、最後はテギル側についたのも、良かったです！
そうそう、印象に残った人物といえば、迫力満点でかなりド肝を抜かれたのが、スクチョンでした。
本当にスクチョンは存在感のあった人物の一人といって間違いないと思います！
かなり迫力がありまくりで、特にお香が焚いてある雰囲気の中は、なかなか怖かったなぁと感じるシーンもありましたねぇ。
全体的に、賭博中心の世界でドロドロとした世界観が多かったので、最終回はどうなるかと思いましたが…。
（あ、でもこの状況でもテギルとタムソ、ソムリやヨンファとの関係も、なかなかキュンとさせられました♪）
それでも最終回は、無事インジャも捕まり、テギルはもちろんのこと皆が幸せに暮らしている（あのホンメも…！）結末でよかったです！
少しだけ国が明るくなって、民が幸せな日々を過ごせるようになった…感じの雰囲気もすごくよかったですね♪
さて、そんなテバク～運命の瞬間～は、OSTも良かったです！
パクワンギュの時間が止まればは、本当にラストのシーンまで凄くマッチしていて切ないけれど、とてもいい音楽でした！
この他にキムボヒョンの恋しいやポストマンの愛したい、チョンダンビの同じ思いも、テバク～運命の瞬間～にぴったりで、さらに盛り上げてくれました。
他にやっぱり忘れてはいけないのが、テバク~運命の瞬間～のOP（オープニング）！
これは、毎回タイトルが出る時に流れていたので、凄く印象に残っています♪
テバク～運命の瞬間～は、何といってもあのチャングンソクが主演ということで、かなり注目されていました！
それだけではなく、ヨジングやホンアルム、チョングァリョン、チェミンスなど、とにかく出演者も豪華な韓ドラでした～。
改めて思うと、本当にすごいですよね！
何より、戊申政変（イインジャの乱）を視野に入れて描かれており、スケールの大きさも話題になりました。
最終回は明るくてホッとしますが、それまでの過程がどうしても切なく悲しい、ドロドロした状況が多い時代劇的韓国ドラマでした。
