まるの韓国ドラマ備忘録

自分が観た韓ドラだけのあらすじ・ネタバレ・感想・OSTなどをツラツラと…♡あぁ、韓ドラ愛が止まらない…♡

トンイ

◎トンイ◎

・2010年
・全60話
OST、小説、DVDとBlu-ray(DVDはコンパクトセレクションあり)

 

*キャスト

トンイ・淑嬪[スクビン]チェ氏(ハンヒョジュ)
スクチョン[粛宗](チジニ)
チャン尚宮・ヒビンチャンシ[禧嬪張氏](イソヨン)
チャチョンス(ペスビン)
ソヨンギ(チョンジニョン)
イニョン[仁顕王妃](パクハソン)
チャンヒジェ(キムユソク)
オテソク(チョンドンファン
チョンイングク(ナソンギュン)
ミョンソン[明聖]大妃(パクジョンス)
チェヒョウオン(チョンホジン)
オユン(チェチョロ)
ファンジュシク(イヒド)
ヨンダル(イグァンス)
チョンイム(チョンユミ)
エジョン(カンユミ)
チョン尚宮(キムヘソン)
ポン尚宮(キムソイ)
ユ尚宮(イムソンミン)
チョ尚宮(アンヨジン)
シビ(オウノ)
ウングム(ハンダミン)
ミジ(チェハナ)
ヨンジョ[英祖]・ヨニン君[延礽君]・クム[昑](イソホ)
セジャ[世子]・ユン[昀](ユンチャン)
トンイの子供時代(キムユジョン)
ケドラの子供時代(チェスハン)
ヨンジョ[英祖]・ヨニン君[延礽君]・クム[昑]の子供時代(イヒョンソク)

*あらすじ&ネタバレ

トンイの父である剣契の頭・ヒョウォンは、冤罪で捕まり護送中に命を落とす。
父親と兄の無実を証明するために、トンイは事件のことを探るために宮廷で働くことにする。
掌楽院(チャンアグォン)で働いていたトンイは、ヒビンチャンシに気に入られ、監察府(カムチャルブ)の女官に。
最初は能力が認められなかったトンイは、冷たい視線を浴び辛い日々を送るが、トンイの能力がみんなに認められるようになる。
一方トンイが事件を解決するために奮闘する中、朝鮮の王であるスクチョンも、トンイに興味を持つようになる。
王であるスクチョンは、トンイに王の身分を隠し、判官(パンガン)だと嘘をつき、トンイに接触し、次第に惹かれていく…。
そんな王であるスクチョンのトンイに対する気持ちが気に入らないヒビンチャンシは、トンイを陥れようとする。
自分の権力を守るために、イニョンまでも陥れていくのだった…。
そんな、ドロドロな宮廷の中でトンイが自分の身分を隠し、淑嬪[スクビン]チェ氏に上り詰めていく、時代劇的ロマンスエンターテイメント韓国ドラマです。

*感想&見どころ

第21代王のヨンジョ(英祖)の母親であるトンイの人生を描いたストーリー展開は、凄く見ごたえがありました!
さすが大河ドラマ…!といった印象です。
全60話なので、ちょっと長いなぁという印象も受けますが、続きが気になる展開が多いので、どんどん観ることができます。
トンイが下の地位からどんどん上り詰めていくところも注目どころですが、それだけではなく王であるスクチョンとの関係も忘れてはいけません!
判官(パンガン)だと偽り、トンイに近づいていくスクチョンもなかなかでした。
とにかく、頭がいいだけではなく、性格も優れ、人望がたっぷりあるトンイは、どんなところでも愛される存在だったのが印象に残りました。
(もちろん最初はトンイのことが気に入らず、認められない辛い時期もありましたが、それでも最終的にはみんなトンイを受け入れていてよかったです◎)

掌楽院(チャンアグォン)では、ジュシクやヨンダルが、監察府(カムチャルブ)ではチョンイムやエジョン、チョン尚宮やポン尚宮がいましたしね♪
個人的に女官のエジョンはなかなかいいキャラだったなぁと思います(笑)
こういうキャラクターがいると、また一層和みますよね!

ストーリーの展開的には、トンイのことをとても大切にしてくれていたイニョンこと仁顕王妃が、病で死んでしまったのは、切なかったです…。
トンイ自身も、イニョンのことをとても慕っていましたしね。

また最終回までトンイは民のことを大切にして、自分の信念を貫く姿勢を見せていたのは、凄くよかったです。
最後の方で、政治こそ真心を込めなければいけない、と律していたところは、凄く印象に残りました。
(確か、政治なんか…ではなく、みたいなニュアンスだったような?違いましたっけ…)
こういう気持ちのある人こそ、本当に政をやってもらいたいもんですね!

本当のラストでは、トンイは他界したようで、お墓参りにヨンジョ(英祖)となったヨニン君(延礽君)ことクム(昑)が大きくなって登場していましたね~。
しっかりと護衛として、トンイの血のつながりのない兄・チョンス兄さんが現役で健在だったのは凄い…というか、何か嬉しかったです★
そうそう、チョンス兄さんが血のつながりのないトンイを本当に一生懸命守っていた(途中、恋なの?なんていう部分もありましたが…)お陰で、トンイもここまで上り詰めることができたんですよね。
このチョンス兄さんの影のサポートも、とても重要な役割を担っていました!!

さて、そんなトンイですが、OSTも忘れてはいけません♪
チャンナラが歌うチョネジアやイムヒョンジュの歌う愛別離は、とにかく切なさもありつつ、素晴らしい楽曲でした。
チャンユンジョンの愛月浪やイムセヒョンのイェオラジ、芙蓉花といった前向きな明るい楽曲も、トンイの世界観にぴったりで良かったです~。
歌のない音楽も、忘れてはいけません♪
とにかくOP(オープニング)で欠かせない青雲祭やシリアスなシーンで流れるDuskyEyesやThe ReturnsofDestinyもいい曲です。
また花酔いや花聯堂、明賢といったうっとりとする曲調の楽曲など…とにかくいい音楽ばなりで、トンイの世界を盛り上げてくれました!

そんなトンイは、トンイをハンヒョジュが、スクチョンをチジニが演じていました♪
とにかく非の打ちどころがない素晴らしい性格で、しっかりと最後まで自分らしい人生を謳歌していました!
トンイが上へ上り詰めていくところや、スクチョンとの恋愛模様での三角関係というか嫉妬だけではなく、トンイの民や他の人たちを思いやる姿勢も見どころでした!
権力争いなども当然勃発するわけですが、最後までトンイの真っすぐな生きる姿勢を見習いたくなる、そんな時代劇的韓国ドラマでした♪