まるの韓国ドラマ備忘録

自分が観た韓ドラだけのあらすじ・ネタバレ・感想・OSTなどをツラツラと…♡あぁ、韓ドラ愛が止まらない…♡

ただ、一つだけの愛

◎ただ、一つだけの愛◎

・2019年
・全32話
OST、シナリオ集(DVD、Blu-rayは後日発売予定…?)→DVDーBOX1は2021年2月3日、DVD-BOX2は2021年3月3日発売予定

 

 

*キャスト

イヨンソ(シンヘソン)
キムダン(エル・キムミョンス*INFINITE)
チガンウ(イドンゴン)
フ(キムイングォン)
チョンユミ(ウヒジン)
チョ秘書(チャンヒョンソン)
チェヨンジャ(トジウォン)
クムギチョン(キムスンウク)
クムニナ(キムボミ)
クムルナ(キルウネ)
パクグァンイル(イファリョン)
ジュンス(イジェヨン)
コソンミン(イル*Eru)
ヨンソの子供時代(ユンチェウン・オムソヒョン)
ダンの子供時代(コウリム)

 


*あらすじ&ネタバレ

ヨンソは、将来的にも有望なバレリーナだったが、事故で失明していたため、角膜移植を受けるのを待っていた。
そんなヨンソは、チョ秘書が運転する車で事故にあってしまい、死にそうになってしまう。
この時、天国に戻る予定だった天使のダンが、ヨンソを助けるのだった。
しかし天使のダンは、人間の生死に関わることをすると、消滅してしまうという掟が…。
どうにか消滅し、埃になってしまうのを免れたダンは、100日間でヨンソの真実の愛を見つけろという試練を与えられる。
一方ヨンソは、やっと角膜移植を受けることができ、目が見えるようになるが、この角膜はあの事故で死んでしまった、チョ秘書のものだった。
そんなヨンソに、バレエ団・ファンタジアに執着するヨンジャやルナ達が容赦ない嫌がらせを続けていく…。
果たしてダンは、ヨンソの真実の愛を見つけることができるのか…!?辛い状況から様々な試練を乗り越えて幸せを掴む、人生ロマンス的韓国ドラマです。

 

*感想&見どころ

ただ一つだけの愛(ただひとつの愛)、観る前は、失明したヨンソにダンが寄り添い、バレエを続けていくストーリーだと思っていたんです。
勝手にそう予想して観始めたので、観続けていくうちに全然違うストーリー展開に、驚き…!(って当たり前ですね。)
悲しい事故で、亡くなったチョ秘書の角膜をもらって視力を回復したヨンソが、バレエを通じて成長していく感じでしたね。
チョ秘書が亡くなった直後、遺影の前で病室から出てきたヨンソが無理やりチョ秘書の生前の言葉を思い出して笑ったシーンは、泣いてしまいました。

最初は、びっくりするくらいヒステリーな性格だったヨンソなわけですが、(なかなかこのヒステリー・傲慢具合にはびっくりしましたが…)
最終回に行くにつれて、どんどん性格が変わり、人間的な成長も成し遂げていたのが凄くよかったです。
ダンがいたからこそ、ここまでヨンソは変わったのではないでしょうか。
ダンとヨンソが、実は小さい頃に会っていて、ダンには辛い過去があった…という展開も良かったです。
ヨンソだけではなく、ダンもしっかりと過去に向き合っていましたしね~。

それにしても、ヨンジャとルナはめちゃくちゃ恐ろしかった!!
本当に、びっくりするくらい怖すぎて、どうしてここまで…と衝撃しっぱなしでした。
ニナを想っていた(最初はそう思えたけれど、ルナは最後、違うことが判明。)ということと、ファンタジアは自分のもの!という傲慢さから来たこのドロドロした状態…。
もっとギチョンがこの暴走を事前に止めることができていれば…こんなめちゃくちゃなことにはならなかったのではないでしょうか…。
特にルナは、凄く怖かった…に尽きます。

憎しみって本当に怖い!

ヨンソは、お金持ちでありながらも両親を亡くしている…という状況で、さらに目が見えない状況…。
このどん底な状況から、本当によく頑張って這い上がってきたなと思います。
何だかんだ、ヨンソのことが元カノの影響で気になっていたガンウも、凄くヨンソにとっては味方になってくれていましたし、力になっていたのではないでしょうか。
(恋愛感情に困りつつありましたが…。)
一方ダンは、最後にあれだけ慕っていたフに助けられてフを失ってしまうのですが、ここもまた悲しかったですね…。
ラストは、ついにルナにダンを守るために代わりに刺されてしまったヨンソですが…、よく踊り切ったなぁと。
最初は顔と唇が白いのは、バレエのメイク!?なんて思って観てしまっていましたが、違うことに後から気づき、ハッとしました…(苦笑)

ラストはとにかく、ダンがいなくなって1人になってしまったヨンソが、ダンが見えるとかいいつつ、ユミと一緒に焼酎を飲んで号泣しているシーン…。
このシーンは、凄く泣けましたね…。
改めて思うと、あれだけメイド達がクビになったり自主退職をしていく中、ユミだけがしっかりとヨンソの傍に文句を言いながらもいて、本当によかったと思います。
何だかんだユミも、ヨンソのことが大切なのですよね。
このままヨンソは、ダンのことを想って、ファンタジアを守りながらバレエを続ける…みたいな最後なのかなと思っていたのですが…。
ちゃんと、ダンが人間になることができて、ヨンソと再会を果たしてくれました!!!
素敵な最終回をしっかりと用意してくれて、ラストはきちんとハッピーエンドでしめてくれて、本当によかったです♪

性格に難があったヨンソが変わり、辛い状況からしっかりと幸せな状況になるのは、やっぱり嬉しいですよね!

さて、そんなただ一つだけの愛は、OSTもすごくいい楽曲ばかりでした!
君が恋しい夜は、何とエル自身も歌っていることで注目されていましたよね~。
この他にもイムンセの恵みの雨やCHAIのOh My Angel、ボガクのBecause of you、O.WHENのSTAY、KLANGのPrayなどといった曲も、しっとりしていて世界観が伝わります。
しっとりしんみりだけではなく、Jess PennerのSweeterも絶妙でした♪
また歌のない楽曲も、凄くただ一つだけの愛の世界観をさらに引き出していました。
比較的この韓ドラ自体がしんみりしっとり…というところも多かったので、まさにそれにぴったりな凄くいい曲ばかりです★

ただ一つだけの愛は、シンヘソンやあのINFINITEのエルことキムミョンスが主演していた韓ドラでした。
イドンゴンも出演していたので、なかなか豪華でしたね♪
特にクールで勝気なヨンソの性格が、どんどんダンのおかげで変化していくところも、凄く注目どころです。
あ、もちろんダンの変化もですが…!

そしてやっぱり忘れてはいけないのが、バレエのシーン!
バレエ経験者なのか、それともこの韓ドラのためにレッスンしたのか…どちらなのかはわかりませんが、バレエのことはあまり知らないけれど、凄いなぁと思いました!
最初イメージしていたストーリー展開とは全く違いましたが、とにかく見どころ満載な韓国ドラマで、凄く面白かったです!

セクハラ富豪親父的な設定が日本人でなされていましたが…演じていた人は日本人ではないっぽいです。

ほんのちょっぴり日本語シーン(本当に一瞬ってほど)もありました~。
ま、何にせよ…こういう風に、ラストは凄くいい意味で裏切られた(あくまで自分は…)ハッピーエンドで締めくくられるのは、凄く観ていて気持ちがいいですし、嬉しくなりますね◎