まるの韓国ドラマ備忘録

自分が観た韓ドラだけのあらすじ・ネタバレ・感想・OSTなどをツラツラと…♡あぁ、韓ドラ愛が止まらない…♡

王は愛する

◎王は愛する◎

・2017年
・全20話
OST、DVD(DVD-BOX1、DVD-BOX2)、小説

 

*キャスト

ワンウォン・ハンチョン(イムシワン*ZE:A)
ウンサン・ソファ(ユナ*少女時代)
ワンリン・スイン(ホンジョンヒョン)
ワンヨン(キムホジン)
ワンダン(パクファニ)
ワンジョン(ユンジョンフン)
キム内官(キムジョンウク)
チャンイ(キドフン)
チングァン(ジェホ)
フラタイ(キムジェウン)
チェセヨン(キムビョンチュン)
元成公主(チャンヨンナム)
忠烈王チョンボソク)
チョ尚宮(ミンヨンウォン)
ウンヨンベク(イギヨン)
クヒョン(キムジョンハク)
ピヨン(パクジヒョン)
イスンヒュ(オムヒョソプ)
ソンイン(オミンソク)
ソンバンヨン(チェジョンファン)
ムソク(パクヨンウン)
オクブヨン(チュスヒョン)
ケウォン(アンセハ)
ヨムボク(キムギョンジン)
キム氏夫人(ユンユソン)
元成公主の若時代(キムボラ)
ウォンの子供時代(ナムダルム)
サンの子供時代(イソヨン)
リンの子供時代(ユンチャンヨン)
ピヨンの子供時代(ソンスヒョン)

*あらすじ&ネタバレ

世子であるウォンは、親友のリンに仕えられながら、毎日を過ごしていました。
身分を隠して王宮の外に出た2人は、キム氏夫人達が襲われ殺害されてしまう状況を目撃してしまいます。
顔を切りつけられてしまったピヨンや娘のサンは助かりますが、大勢の人が命を落としてしまいました。
ウォンは、キム氏夫人からの遺言をサンだとは知らずに伝えます。
命を狙われていることに気づいたヨンベクの指示でピヨンはサンの身代わりをすることになりました。
一方サンは、身を隠すためにスンヒュの元へ弟子入りすることになります。
あのひどい事件から時が経ち、再びウォンとリン、サンは偶然の再会を果たしました。
しかし再会をきっかけに、それぞれの友情が恋愛によって崩れ始めてしまうのでした…。
あの日、サン達を襲った黒幕は一体誰なのか…そして3人の関係はどうなってしまうのか!?
ハラハラするだけではなく友情・恋愛要素もしっかりと含まれている、時代劇的韓国ドラマです。

*感想&見どころ

ウォン、リン、サン…それぞれが正体を明かさずに、何だかんだ次第に距離が縮んでいく過程…すごくよかったです!
でも、何だかんだ正体ってバレてしまうものなんですよね。
やっぱりそれでもすごいのは、世子のウォンや王族のリンという凄い一族に劣らず、サンも高麗で一番の大商人の立派な一族であるということ…!
この設定が凄く羨ましいですし、何より姿を明かしても全然引けを感じないところが素晴らしい…。
途中までは、サンはウォンとリンのどちらを好きなのだろう?と、サンがどちらのことが本当に好きなのかが気になって仕方がありませんでした。
ウォンとリンは、何だかんだ言ってサンが好きなのはわかりやすかったんですけどね。

特にウォンのことを遠慮しつつも、サンのことがリンを応援したくなってしまい、個人的にはどちらかというとリンを応援して観てしまいました。

(ご、ごめんよ…ウォン)
もちろんウォンもウォンのやり方で、しっかりとサンを守っていたのは凄く伝わりましたが、やっぱりリン様!
このリン様ことワンリンにじわっとハマった韓国ドラマだったなぁというのが、王は愛するで特に感じたことです。
だから途中からサンが、ウォンではなくリンのことが好きだったんだ!ということが判明した時は凄く嬉しかったです♡
…その反面ウォンが可哀想だなぁと思ってしまいましたが。

そうそう、恋愛面で忘れてはいけないのが、ピヨンとムソクの関係!
何だかんだ、ムソクはピヨンを利用しつつも、結局ピヨンのことが好きだったんですよね…。
ムソクのラストは、なかなか切なかったです…。
ちなみに、ヨンベクが死んでしまい、サンが正気ではない状態の時は本当に泣けました…。
ヨンベクは死なずに最後まで生きていてほしかったですね~。

最終回は、本当に途中までリンが死んでしまったのかと思いました。
リンが囲まれて矢で撃たれ(リンに矢を討ちながら涙を浮かべていたところも印象に残りました…。)崖から落ちる。
そして、そのまま遺体が発見されて誰にも悲しまれずにガラガラと遺体が台車で運ばれていくシーン…あそこまで、本当にリンかと思っていました。
本気でそう思って観ていたので、ここまではなかなかショックを拭いきれずに観ていたんです。
でも本当のラストでは、リンは生きていてちゃんとサンと一緒にいたんですよ!!!
もうここは凄く予想外な嬉しい展開でした★

最初は、何だかんだリンが遠慮してウォンとサンの仲を取り持って、サンが最終的に妃になったりするのかななんて思っていたので、凄くいい意味で裏切られたラストでした!
どちらもお金持ちなので、こういう感じでも何とか生きていけるのかなー?という疑問は残りましたが(現実的な疑問ですね…。)
でも、こういう風に生涯の友だと思っていたリンを手放し、好きだったサンも手放したウォンは、凄く辛かっただろうな、と。
まさに究極の断捨離(!)をした勢いなのではないでしょうか…。
ちょっと孤独に仕事に全うし、何だかんだ元に戻っていったんでしたっけ…(あれ?違ったかな?)何か、ここはちょっとしんみりしてしまいましたね。

あとあのインが、地味に利用していたブヨンのことが好きだったんだなーということも知り、ここもなかなか切ない終わり方でした。
こういう恋愛絡みの切なさ以外では、スンヒュが地味にいいキャラだったなぁ…と。
あの淡々としつつも、地味に凄い人脈と知識…さすがですよね!

さて、そんな王は愛するですがOSTもとても良い曲ばかりでした☆
イムシワン自身が歌う僕の心はをはじめとし、キラキラ感や不思議な雰囲気もあるSEOの秘密の時間、ロイキムのStarlight、DavichiイヘリのBut、f(x)LUNAの言ってくれますか。
チョンジュニョンのStayやキムヨンジの知っていますか、Oliverのあいたいといった曲たちはもちろんですが、歌のない楽曲達も王は愛するの雰囲気にぴったりでした♪

王は愛するは、ZE:Aのイムシワンや少女時代のユナ、麗~花萌ゆる8人の皇子たち~に出演していたホンジョンヒョンや太陽の末裔に出演していたパクファニが出演していました★
予想外なストーリー展開で、凄くよかったですし、何よりリン様が凄く素敵な時代劇的韓ドラでした!