まるの韓国ドラマ備忘録

自分が観た韓ドラだけのあらすじ・ネタバレ・感想・OSTなどをツラツラと…♡あぁ、韓ドラ愛が止まらない…♡

梨泰院クラス

◎梨泰院クラス◎

・2020年
・全16話
OST、漫画、グッズ(DVD、Blu-rayは後日発売予定…?)

 

*キャスト

パクセロイ(パクソジュン)
チョイソ(キムダミ)
チャングンス(キムドンヒ)
チェスングォン(リュギョンス)
マヒョニ(イジェヨン)
トニー(クリスライアン)
パクソンヨル(ソンヒョンジュ)
チャンデヒ(ユジェミョン)
チャングンウォン(アンボヒョン)
オスア(クォンナラ*元HELLOVENUS)
イホジン(デビッドイ)
カンミンジョン(キムヘウン)
オビョンフン(ユンギョンホ)
キムスンリョ(キムミギョン)
キムヒフン(ウォンヒョンジュン)
ソクチョン(ホンソクチョン)
アルバイト面接の女(ソウンス)
パクジョンギ(イジュヒョク)
ソンヒョン(ユンパク)
パクジョンギ(イジュヒョク)
イケメンシェフ(パクボゴム)
オヘウォン(チェユリ)
チョジョンミン(キムヨジン)
チョイソの子供時代(チェミョンビン)
オスアの子供時代(オクイエリン・キムジヨン)

 

*あらすじ&ネタバレ

パクセロイは転校先の高校で、大手飲食店・長家(チャンガ)の息子であるチャングンウォンにいじめられていたイホジンを助けるが、これがきっかけとなり退学に…。
セロイの父親・パクソンヨルは、長家(チャンガ)の従業員だったが、これをきっかけに退職し、飲食店を開くことになる。
ある日、グンウォンは、ソンヨルをひき逃げする事件を起こしてしまう。
ソンヨルは死亡し、このことを知ったセロイはグンウォンが入院している病院に出向き、グンウォンに暴行し、刑務所行きに。
出所したセロイは、漁師などの仕事をして貯金をし、念願の居酒屋を気に入った梨泰院に開店する。
前科者のチェスングォンとトランスジェンダーのマヒョニという仲間で、タンバム(甘い夜)という居酒屋を切り盛りするが、なかなかお客は入らない…。
そんなある日、まだ高校生だったキムダミとチャングンスが客として来店するが、飲酒をしたということが理由で、営業停止になってしまう。
時は経過し、再び偶然再会したキムダミは、セロイの居酒屋・タンバムでマネージャーをすることに。
果たしてセロイは、自分の経営する居酒屋・タンバムで成功することができるのか!?
長家(チャンガ)に対する復讐やオスアとキムダミ、セロイの三角関係といった恋愛要素も描かれている、ヒューマン的韓国ドラマです。

※6月11日追記
第56回百想(ペクサン)芸術大賞2020で梨泰院クラスもノミネート&受賞した賞があります。

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*感想&見どころ

まず梨泰院クラスは、イテウォンクラスと読みます
本当に面白くて、ガーっと一気に観れちゃう韓ドラです♪
個人的には、どちらかというと後半よりも前半の方がストーリーの展開が良かったので、スイスイハマって観れました!
もちろん後半も面白いんですけどね★
パクセロイとチョイソのツーショット、凄く好きでした♡

南山タワーことソウルタワーがよく出てきて、特に夜のライトアップされたタワーは個人的に、結構好きでした♪
(ちなみに、よく出てくる南山タワーことソウルタワーを見ながらセロイとイソが語っている橋は、緑莎坪(ノクサピョン)陸橋だそうですよ!)

最初は、この梨泰院クラスという名前で、梨泰院にある学校のクラスで、何かしら反乱的なストーリーなのかなと思っていたので、全く違ってびっくりしました(笑)
ネット上で、若者たちの反乱が…なんていう情報もあったので(苦笑)
そんな過程が自分の中ではあったので、逆にいい意味で裏切られて、本当にこっちのストーリー展開でよかった!というほど面白かったんです★
現に、2020年の春注目の韓国ドラマで観たいよね~なんて記事で、違う内容で期待していたことに触れていましたwもう…。

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パクセロイは、とにかく最初から不幸のどん底状態…。

いきなり中卒で刑務所出て前科者という状況になってしまって。
そんな中、念願のタンバムという居酒屋をオープンさせるわけですが、もう本当にすごいですよね。
オープンさせただけでも、本当にすごいと思います。
で、この居酒屋の名前「タンバム(甘い夜)」…パクソンヨルことセロイの父親との昔のやりとりから出た言葉は、最後までこの韓ドラのキーワード的存在でした。
ここもまた、ジーンときてしまいますよね!

 

なぜ梨泰院クラスという名前なんだろう、なんてふと思って観ていたのですが…。
ちゃ~んとこの答えもしっかりとあって、それがまた意外!カンミンジョンが発端だったんですね。
そこで、何だかんだ、いいね~!みたいな感じに最終的になって、まあ略して「IC」!と。

それにしても、長家(チョンガ)との復讐劇的要素は、なかなか見ごたえがありました!
いや、見ごたえというよりも、もう恐ろしすぎる…大手企業、という感じです。
どっしりと構えているチャンデヒ、貫禄ありまくりですが、ここでふと思ったのが息子のチャングンウォン!
グンウォンがこんなダメダメな息子ではなく、もっとしっかりとしたエリート的息子(?)だったら、デヒもこんな風にならなかったんじゃないかな?なんで思いました。
きっと、ここまで悪一色にデヒも染まらなかったんじゃないかな、と思うと本当に残念~というかもったいないですよね。(何のこっちゃ)

 

セロイの居酒屋がここまで繁栄したのは、間違いなくチョイソの影響も大なわけで。
(ソシオパスでSNSでも大人気、パワーブローガーって、凄いし羨ましいなぁと思ってしまいます★いいですねぇ、パワーブローガー!うっとり♪)
そんなチョイソは、もちろん元々独特な性格を持ってはいるのですが、セロイと関わるようになり、タンバムが成長していくにつれ、チョイソ自身も成長していく姿も見どころのひとつでした。
年月が経過し、タンバムが中国進出!なんていう状況になった時、チョイソもボブ(?)のグラデーションヘアーから黒のロングヘア―になっていましたが、黒のロングヘア―も可愛いけれど…。
やっぱりあの、ボブ(?)のグラデーションヘアーがめちゃくちゃ可愛くて似合っていたなぁと思いました◎
とにかく、個人的にあのチョイソのボブ(?)のグラデーションヘアーのちょっとスパイシーなエッジのきいたファッション姿が、めちゃくちゃ可愛かったです♥


おまけに、セロイからイソは、ティファニーのネックレス、プレゼントされていましたよね!
いやぁ~羨ましい…Tiffanyのネックレスですぜ、Tiffanyの、というか梨泰院クラスでティファニーが出てきちゃのは意外。
このティファニーTスマイルペンダント、かわいいですよね!(しかもグレード高いやつ…ダイヤ!)
手紙にもパクセロイの横にスマイルにこちゃんマーク…!あれも、個人的にツボでした、可愛い~♡
ダイヤなしのこのネックレス、ほしいなぁと思っていたので、このシーンは凄く印象に残りました(笑)

マヒョニは、ブルーのショートカットヘアーだったのですが、最初は男か女なのか…どっちなのか分からなかったんです。
で、どっちだろう?なんて思って最初観ていたわけですが、トランスジェンダーだったということが判明して、納得しました。
凄くいろいろなことに触れている、奥が深い韓ドラですね。

恋愛要素では、個人的にイソの気持ちはセロイに届かないで、セロイとスアも、ずっとこの微妙なチング(友達)関係もしくはセロイとスアがくっつくのかな?
…なーんて、三角関係に対し勝手に予想していたのですが、自分の予想は大外れでした(笑)←またこれもよかった。
スアはちょっと可哀想だなと思ってしまった恋愛関係での結末でしたが、まぁ仕方ないか。
そう思いつつも、セロイとスアの恋愛の結末は、とてもいい結末だったと思っているので、個人的には大満足です◎

 

恋愛要素でいえば、忘れてはいけないのが、グンスのイソに対する片思い。
いやー、これは本当に切なかったというか、何だかなぁと。
やっぱりここも、ちょっとかわいそうな結末だったなと思うけれど、最後は2人が和解した結末だったので、救われた気がします。

そして逆にやっぱりダメだったよね(笑)という恋愛が、グンウォンのスアに対する想い。
いやー、好きなのはわかるけれど、やっぱり振られてだめなのは可哀想だけれど…でも、セロイをはじめとしたさまざまな人への悪事を考えたら…そこまで可哀想だとは思わないかな。
でも、もう少し深く考えて、グンウォンに対しスアが振り向いていたらどうだったんだろう、とも考えてみたり。
スアがグンウォンに振り向いて、ここの恋愛がうまくいったら、もしかしたらこんな復讐劇な悲劇は起こらず、グンウォンももっと普通に色々頑張っていたのかもしれないなぁと。
…って、これもまた最初に触れた悪一色に染まってしまったデヒへの考えみたいなものですが…。
うーん…そう考えるとある意味グンウォンも被害者?なんて…なかなか難しいですね!(勝手に難しくしてるだけ?)

 

そんな梨泰院クラス…ラストに向けて、ぐいぐいと色々な展開が起こるわけですが…。
最終回はとにかく、何だかんだいい方向に収まってくれて、よかったな♪という印象でした。
あのいじめられていたソンヨルも、しっかりとグンス本人にざまぁみろみたいなかんじで、しっかりと自分の言葉で復讐果たしてましたしね。
ただ、デヒのラストは…可哀想だったかなと思ってしまいました。
最後、何となくあの土下座のシーンで、セロイは助けるのかな?と思っていたのですが違いました。
まあ、自分の父親の作ったタレで長家(チョンガ)のピンチが救われて~という過程も、自分のものにされて、おまけにヒドイことばかりしてきたので、仕方ないか。
んーでもなぁ…と思いつつも、まあ、すい臓がん患って、デヒが弱々しくなってしまった状況でもそう思ってしまっているのかもしれません…。
(余談ですがすい臓がん患う展開は、意外でした。)
梨泰院クラスの最後は、この終わり方は納得がいかないから、シーズン2でも作って欲しい!なんていう感想もネットで見かけたので、どういう最終回なのかな?と思って結構ドキドキして観てたのですが。
個人的には、まるっとこういった終わり方でも悪くない、というか納得できる終わり方だったので、良かったかなーと思いました。
皆不幸になるより、どちらかというとサクセスストーリー的に成功して幸せというかハッピーな結末が、やっぱり好きなので。

 

この梨泰院クラスの世界を、じわ~っと盛り上げてくれた特別出演…そう、カメオ出演も、とても豪華だったので、ここにも触れようと思います。
ソウンス、ホンソクチョン、ユンパク、イジュヒョク…ここまででも凄い出演者たちだなぁという印象を受けますが、やっぱり圧倒的に来たのが、パクボゴム
パクボゴムがラストに爽やか~にカメオ出演…、パクソジュン主演なのに、どれだけ豪華にしたら気が済むんですか!?というくらい、めちゃくちゃ最後により豪華さを発揮。
雲が描いた月明かり繋がりも、キムソニュン監督だったというつながりで、という情報が出てきたのですが、それにしても凄いですよね!
こういう特別出演ならぬカメオ出演というサプライズも、韓国ドラマの楽しみのひとつとして定着しつつあります♡

さて、そんな梨泰院クラス、OSTもめちゃくちゃ豪華でした♡
Gahoの始まりという曲は、もう自分の中では、これこそ梨泰院クラス!という感じでした!
他にもハヒョヌの石ころやイチャンソルのStill Fighting It、Sondiaの私たちの夜、キムウソン(The Rose)のYou Make Me Back、キムピルのその時、そのアインも、梨泰院クラスにぴったりです。
防弾少年団BTS)のテテが自分で手掛けたSweet Nightも、とても話題になりました♡
ちなみに、梨泰院クラスのOSTについては、すごくよかったので、違う記事でたっぷりと綴っています~。

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まとめた記事もあります~♪(※5月30日追記)

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梨泰院クラスは、パクソジュンとキムダミが共演したことも注目されました。
パクソジュンは、花郎ファラン~やサムマイウェイやキム秘書はいったいなぜ?など、とにかく大人気韓ドラの主演を務めているという大人気っぷりですよね♪

今回の髪型は、パクソジュンだから似合っているのでは!?という印象。
(梨泰院クラスのパクセロイの役柄のパクソジュンの髪型も注目されてますよね!)
キムダミは、初主演ドラマでしたっけ?それでも、本当にぐいぐいと引き込まれましたよ◎
やっぱりあのボブ(?)グラデーションヘアーが凄く可愛かったです(しつこい)
元HELLOVENUSのナラだったクォンナラやアンボヒョン、キムドンヒ、キムヘウンやリュギョンス、イジュヨンといった、話題な人達も出演していました。
特に、アンボヒョンは、彼女の私生活ではドクミの幼なじみの柔道銀メダリストという、なかなか爽やか(?)な役を演じていたのですが、
今回のチャングンウォン役は、ガラっと違う役柄を見事演じ切って凄かったです!
演技派として、とても印象に残った人物のひとりです。
他に印象に残った人物といえば、個人的にイジュヨンのあのブルーのショートヘアーも、とても似合っていてきれいで素敵でした♪
また、ユジェミョン、キムヨジンといった、ベテランも…!特に、ユジェミョンの迫力はもちろんですが、次第にラストに向けて弱っていくところも、演技派でしたね!
ここまでもOSTを含め、十分豪華な韓国ドラマの1つとして確実に存在しているわけですが、特別出演ならぬカメオ出演の豪華っぷりも半端なかったです!
ソウンス、ホンソクチョン、ユンパク、イジュヒョク、パクボゴム…こんな素晴らしいサプライズも用意されていたのもよかったです!
梨泰院クラスは、好きな韓ドラの1つになりました♪最高な復讐劇・恋愛要素もしっかり含まれている何度も観たくなる中毒性のある、ヒューマン的韓国ドラマでした!