◎ヴィンチェンツォ◎
・2021
・全20話
・OST、DVD、Blu-rayは後日発売予定…?
*キャスト
ヴィンチェンツォ・カサノ(ソンジュンギ)
ホンチャヨン(チョンヨビン)
チャンジュヌ、チャンハンソク(テギョン*2PM)
チャンシンソ(クァクドンヨン)
ハンスンヒョク(チョハンチョル)
チェミョンヒ(キムヨジン)
ホンユチャン(ユジェミョン)
アンギソク(イムチョルス)
パクソクド(キムヨンウン)
チョンスナム(イダル)
ミスヤン(チョンジユン)
ナムジュソン(ユンビョンヒ)
チョヨンウン(チェヨンジュン)
イチョルウク(ヤンギョンウォン)
チャンヨンジン(ソイェファ)
タクホンシク(チェドクムン)
ソミリ(キムユネ)
トト(キムヒョンムク)
レリーカン(キムソルジン)
クゥクヒス(イハンナ)
キムヨンホ(カンチェミン)
チェシン(クォンスンウ)
ジョクハ(リウジン)
オギョンジャ(ユンボギン)
*あらすじ&ネタバレ
韓国系イタリア人で、マフィアのコンシリエーレ(相談役)を務める弁護士のヴィンチェンツォカサノ。
マフィアの顧問弁護士として、日々危険と隣り合わせな日々を過ごしていたが、ある日、イタリアから韓国へ…。
そんな中、ひょんなことから藁という弁護士事務所で弁護士として日々奮闘している、ホンユチャンとある目的を果たすために、行動を始めることになる。
しかし一筋縄ではいかない、大きな陰謀が待ち構えているのだった…。
一方韓国最高の法律事務所ウサンで、弁護士として働いているユチャンの娘・ホンチャヨンも、あることをきっかけにヴィンチェンツォの仲間に。
ヴィンチェンツォはマフィアの顧問弁護士ならではのやり方で、悪党に対し、一体どのような戦いっぷりをみせるのか!?
ダークヒーローならではの予想外な展開による快感さやブラックコメディ要素も含まれている、社会的ヒューマン的韓国ドラマです。
*感想あれこれ&見どころ
ヴィンチェンツォは、本当にめちゃくちゃ話題になっている韓国ドラマで、今もこの人気っぷりは絶賛加熱中です♪
正直、基本的にラブコメが大好きで、自分はラブコメに偏りがちなタイプの人間なので、最初はイメージ的に難しそうだな…と。
ジャンル的にも、ラブコメや恋愛じゃないし、うーんイタリアなの?ヴィンチェンツォって名前からしてちょっと複雑なんじゃ…なんて。
最初、作品の雰囲気でそう思ってしまっていた自分でした。
多分、ソンジュンギが主演じゃなかったら、観なかったんじゃないかな?なんて思っていたほど。
でもその考え、いらなかった!!!いやぁ、本当に…どうもすみませんでした!!!!
もうね、観たらそんな不安いりません!全然おもしろいです!ゴメンナサイ、脱帽です!(笑)
同時配信パターンだったので、できるならリアルタイムで観たかったです。。
(WiFi工事の関係で、タイミング的にリアルタイムで観ることができなかったので、一時中断していたのが残念でした…。)
で、やっとWiFi工事が終わって、再開!
お陰様(?)で、本当に寝不足ガンガンで爆走視聴で完走してしまいました~◎
…というわけで、ちょっと前置きが今回は長くなってしまいましたが、このヴィンチェンツォの余韻というか熱気が冷めないうちに、備忘録しておきたいと思います★
それにしてもなぜここまでヴィンチェンツォにハマったんだろうか…?
自分を含め、とにかくもうこの大ブームっぷりからも、ハマらない人いないんじゃない?なんて勢いで勝手に個人的に思ってます。
まあ、もちろんハマらない人もいるでしょうが、基本このようなジャンルが好みな人というわけではない自分でも、これだけハマったので。
で、なんでハマったんだろう~に対しての率直な答えは、やっぱり「面白いから」と言えばそれで完結できそうなのですが。
んーやっぱり、予想外な展開が多くて先が読めなかった!というところも大きいかなと。
考察的なあれこれもたくさん話題になっていたけれど、自分はそういうのは苦手なので、得意な方にお任せしますが…(おい)
最初は、弁護士事務所藁のホンユチャンとヴィンチェンツォがタッグを組んで、クムがプラザの問題に立ち向かうのかと思っていました。
本当に単純ですね、自分…。
そしたらまさかの…えぇ!?何あの急展開な車、ドーーーン!(語彙力…)
あの衝撃的な展開、正直びっくりしました…。
で、そこからホンチャヨンとヴィンチェンツォがタッグを組むという展開になっていくわけですが、このタッグもまた最高すぎで…♡
恋愛的うふふは、全然ないわけですが、本当に、ええぇ!?ここにちょろっと入れてくるの!?なんていうところで入ってきたりもして。
この本当にちょっとした部分にもキュン♡しちゃったりして、いやーーーポイント押さえてるよね、本当。
恋愛雰囲気ガンガン入れても緊迫感なくなるしね…というこの絶妙さもよかったです。
個人的に、ヴィンチェンツォとユチャンが劇場で2人で風船ガム膨らましていたシーンもすごく可愛いいぃぃ~♡ってなって、本当にもう…♪
でも忘れてはいけないのが、ヴィンチェンツォはマフィア!
…ということで、なかなかのダークヒーローっぷりを発揮するんですけど、そこもまた最高すぎました。
いやーとにかくカッコイイ!そう、カッコイイんです!!!!★
結構やることはさすがマフィア!なので、残酷なんですけどね。
でも本当にかっこいいし、何だかんだただ悪い奴!というだけではないところも、彼の魅力でした。
だって現に、クムガプラザの住人達も、最初とは比べようないくらい、びっくりするほど一致団結して、もうカサノファミリー♪♪的な感じに…ね!
そんなクムガプラザの住人達の、戦闘シーンの特技!
格闘経験豊富(!?)だったり、オリンピック出場歴ありまくりだったり…もうとにかく爪ある鷹は爪を隠すという状態。
いやー、こういう予想外なクムガプラザの住人達ならではのコメディー要素も、最高でした♡
そしてクムガプラザ住人達の個々のキャラクター性のクセも強い…(笑)
そして本当に凄いなーという展開といえば…やっぱりこれですよね。
意外とちらほらと、味方になってくれる人達(しかも凄い地位や権力あるぞーという)が実は…という感じで周りにいるという展開。
えぇ!?この人がこんな!?なんていう感じで、人は見かけによらないね~という感じで、意外なところからどんどん出てくるところも面白かったです!
自分の中では、対外保安情報院のアンギソクが、意外と(おっと失礼)解決に向けての、何だかんだ重要人物ですごい人という設定にびっくりしました(笑)
クムガプラザの暖薬寺(ナニャクサ)には、大量の金塊とギロチンファイルが隠されているわけですが、ここでもまたクムガプラザの住民の意外な特技が…。
そうです、あれです!ソミリのハッカーとしての能力です!いや~、ここでも、予想外でした。
あ、能力とは全く無関係ですが、暖薬寺関連として…個人的に、暖薬寺の僧侶達のお経を淡々と唱えているところとかも、好きでした(笑)
あと天井のピンクのぐわーーーっとしたあの飾りの雰囲気も、好きでしたねぇ~◎
後々恋愛専門(?)のお寺になるって、ほほえましいじゃないですか♡
そして忘れてはいけないのが、インザーギ!
…クムガプラザの住人達とかいいつつも、人間じゃないですね、鳥(鳩)ですね(笑)
いや、でも本当にインザーギ、ヴィンチェンツォの危機的状況を本当に救ったヒーローでしたよ!まさかここで繋がって出てくるとはねぇ。。
このユーモアあふれる展開も、ヴィンチェンツォならではでした◎
で!忘れてはいけないのがそう!ヴィンチェンツォの霊媒師姿♡
もうね、毎回のヴィンチェンツォのスーツ姿もめちゃくちゃかっこいい!!ただただかっこいい!!
…んですが、個人的にこの霊媒師姿も素敵でした~♪
んーなんだろう、個人的には、トキメキ☆成均館スキャンダルのあの色っぽいクヨンハを思い出させてくれる感じでした♡
もうこの時の色っぽさがばっちりと楽しめて、とても嬉しかったです★
…てか待って!そのころと全然変わってないじゃない…え、時間止まってる?なんていう勢いで、本当にすごい!なんて思ったりもしました。
ここまでクムガプラザと金塊あれこれについて触れてきましたが、そろそろ巨悪な陰謀たちについても触れていこうと思います。
いやー悪!というかもうサイコパス過ぎて怖い、チャンジュヌことチャンハンソク!
バベルグループの会長、冷血というよりもサイコパス過ぎて、もう行動の予想が全く付きませんでした。
で、このジュヌに対し、へこへこ頭を下げて従いまくるチェミョンヒとハンスンヒョク、そしてチャンシンソ。
個人的には、ミョンヒは怖いですが、スンヒョクは何だかんだ憎めないところあるなーという印象でした。
シンソが何だかんだ途中からハンソクにやられっぱなしというか見下されっぱなしなところは、ちょっと可哀想だな~と思っていたり…。
ラストに近づくにつれて、しっかりとバベルグループの悪に対しても、ヴィンチェンツォはどんどん追い込んでいくわけですが。
そこでも、次第に仲間割れがあったり、ヴィンチェンツォ側への味方に付いたりと…。
本ッッッ当にね、予想外すぎる裏切りとか仕込みとかの展開があって、目が離せませんでしたーーー!
結構シンソのヴィンチェンツォを慕う姿勢は、微笑ましさも垣間見えたりしました。
意外な寝返りでしたけどね。
で、最終回突入するよーという最後の最後で、チャヨンやシンソはもちろんヴィンチェンツォもハンソクに追い詰められるわけですが…。
この時のシンソの最後、結構グッときました。
あのハンソクの腕時計に、絶対何かするだろうからGPS仕込んだよ、しかも自分バカだから全部の腕時計に…!(セリフちょっと違うと思いますが。)なんていうあのシーンですよ。
本当にヴィンチェンツォのこと兄として慕ってだな~というあのやり取り。
めちゃくちゃグッと来て涙流しました。
ああ、ヴィンチェンツォ、母親のオギョンジャに続いて、また周りで人を失ってしまったよねぇ…。
そんなヴィンチェンツォは、悪を追い詰めてキッチリとケリをつけます。
この状況で、意外な残虐なラストを迎えたな~と思ったのが、スンヒョク。
なんだかんだ、自分の中では、憎めないキャラだよなーと思ってたので…。
あのヴィンチェンツォが直接手を加えなかったのに、いきなりむごい死に方をしてしまったのは、何かちょっと可哀想な感じもしてしまいました。
で、本当に素晴らしいくらい強気で悪なミョンヒの最後は、ヴィンチェンツォがしっかりと落とし前付けてくれてスッキリ!
そしてキッチリとハンソクも、ヴィンチェンツォならではのやり方で、最後は殺すという…。
ん~~さすが、マフィア顧問弁護士というわけあり、ヴィンチェンツォのダークヒーローっぷりは、ラストもしっかりと健在していましたね◎
…で、これでもう悪もいなくなったし、これで終わり~♪はい、というわけではなく、本当にラストのラストでは嬉しい演出がありました♡
そう、チャヨンとヴィンチェンツォのハッピーエンド♡♡♡♡
何あのヴィンチェンツォのクールさでの…♡♡♡♡
もうね、このドラマのストーリー展開的に、恋愛要素はゼロに等しい状態のジャンルという感じだったから、本当に嬉しかったです♪
いや~~最後の最後で、幸せな気持ちにさせてくれて、本当にありがとうございました!★
そうそう、幸せといえば、クムガプラザの住人達の幸せな日常も描かれていてよかったですね♪
(個人的に、あのイチョルウクが港で死んでしまったの!?そしてえぇ!?パクソクドと再婚!?なんて一瞬びっくりしましたが、違ってよかったです◎)
そんなヴィンチェンツォ、OSTも本当に最高でした♪
チェソンフンのOmbra maifuは、特にシーンが蘇ります。
AaliaのAdrenaline(Italian ver)、ソラ(MAMAMOON)のAdrenaline、LAPOEMのLacrimosa、AaliaのIs This Love、John ParkのI'm Always by Your Sideなど。
まるでイタリアの雰囲気感を感じ取れるような、ヴィンチェンツォの存在にぴったりなクラシックさのある楽曲がずらりと並んでいました!
もちろん他の歌詞のない楽曲たちも、それぞれのシーンを盛り上げてくれました。
OSTの発売はまだ情報ないのですが、これだけ話題になっているし、ヴィンチェンツォのOSTも発売予定あるのかなーと勝手に期待していますが、どうなのでしょうか。
ヴィンチェンツォは、何といってもソンジュンギ主演!ということでの注目さはもちろんのこと、ホンチャヨンや何と2PMのテギョン、クァクドンヨンの出演という、
豪華すぎるキャスト陣も話題でした。
ソンジュンギのかっこよさや演技力も、本当に凄いですが、サイコパス的存在を演じた2PMのテギョンの演技力にも驚きました。
テギョンの出演しているドラマは、ヴィンチェンツォが初めてだったので。本当に引き込まれました!
クァクドンヨンも、素晴らしい演技力で、やっぱりすごいなぁ…と。
他のキャスト陣としても、本当にベテランで演技派のキムヨジンやチョハンチョルなど…実力派もこぞって出演していて素晴らしかったです。
特にキムヨジンのあの独特な存在感は、やっぱり引き込まれます。いや~すごい…。
そしてやっぱり、何といってもソンジュンギとチョンヨビンの素晴らしいタッグ…本当にここも最高すぎでした♡
そんなヴィンチェンツォは、特別出演ことカメオ出演もたくさんありました。
チンソンギュ、イヒジュン、チョンスンウォン、シンスンファン、チャンスンベ、キムソンチョル、ニックンとチャンソン(2PM)、ユンギョンホ、イヘジョン、イギョンヨン
いやー取りこぼしある気がしますが、ついていけてないのですみません。
本当に、それくらいたっぷり特別出演ことカメオ出演として、出演しまくりなんですよーーー。
いやーすごいですよね。
なんかもう、キムソンチョルのあの頭取役は、もうカメオ出演の域越えてるんじゃ…?なて思ったほどです。
こんなに人気だし、ヴィンチェンツォはシーズン2とか出てもおかしくないのでは?
…そんな風に思っていて、ヴィンチェンツォのシリーズ化ぜひ!なんて思っている自分がここにいます。
ん~でも、シリーズ化は今のところないようですね、というかないっぽい…?
なんか出し切った感、みたいな説もあるようですしね…むむむ。
シーズン2でないなら、映画とか!スペシャル編とか!なんて勝手に切望してしまうほど、本当に良かったドラマでした。
ヴィンチェンツォは、本当に大ブームを巻き起こしました♡
(というかまだまだ絶賛大ブーム中で、まだままだ余韻やロスを含め、ただいま話題絶頂中です★)
本当に、観終わった後ロスる気持ちもわかりますし、いやー本当に、タイムリーに楽しんでわいわいしたかったです~。
そう思える、笑いあり、涙ありの本当に素晴らしい韓ドラでした!