まるの韓国ドラマ備忘録

自分が観た韓ドラだけのあらすじ・ネタバレ・感想・OSTなどをツラツラと…♡あぁ、韓ドラ愛が止まらない…♡

mine(マイン)

◎mine(マイン)◎

・2021年
・全16話
OST、DVD、Blu-rayは後日発売予定…?

 

 

*キャスト

ソヒス(イボヨン)
チョンソヒョン(キムソヒョン)
ハンジヨン(イヒョヌク)
カンジャギョン(オクジャヨン)
ハンスヒョク(チャハギョン・エン*VIXX)
キムユヨン(チョンイソ)
ハンハジュン(チョンヒョンジュン)
チュミンス(パクソンヨン)
ハンジンホ(パクヒョクグォン)
ヤンスンヘ(パクウォンスク)
ハン会長(チョンドンファン
ハンジニ(キムヘファ)
パクジョンド(チョウンソル)
エマ修道女(イェスジョン)
キムソンテ(イジュンオク)
スヨン(チョユンソ)
チェスジ(キムジョンファ)
ペク刑事(チェヨンジュン)

 

 

*あらすじ&ネタバレ

財閥ヒョウォングループのそれぞれの家族は、様々な事情を抱えつつもそれぞれ優雅に暮らしていた。
しかしある日の晩餐会で、事件が起こってしまう。
そもそもこの事の発端は、カンジャギョンをハンハジュンの家庭教師として、ヒョウォングループに招き入れたことから始まり、
少しずつ平穏かつ優雅な誰もが憧れる日常の歯車は、狂い始めたのがきっかけだった…。
この事件を通じ、それぞれが「本当の自分」を探し始めるため、奮闘する姿も描かれている、財閥要素が強く含まれているヒューマン的韓国ドラマです。

 

 

*感想あれこれ&見どころ

mine(マイン)は、ヒョウォングループという財閥内での、ソヒスやチョンソヒョンの嫁ならではの対立が、最初はメインだと思っていました。
そして少しストーリーが展開されるにつれ、家庭教師のカンジャギョンがうまくソヒョンに利用されてヒスと戦う…なんていう感じなのかなぁとも。
でもなんだかんだ違って、次第にヒスとソヒョンの対立ではないことに気づき、家庭教師のカンジャギョンとヒスの対立が続いて終わる、という展開なのかなとも思ったんですよ。
…でもね、でもね!それも違って(笑)…自分が想像していた展開とは全く違うストーリー展開を魅せてくれた韓ドラだったのです!

まず最初は、とにかく本当によくありがちな財閥内での対立かと思っていたんですよ!
おまけに本当の最初の頃は、ソヒョンがここまで頼れるいい人♡だとは思っていませんでした!(スミマセン)
何か自分が会長になりたいからという計算とかで裏があってヒスに優しくしてるのかな?なんて本当の本当に最初の頃だけ思ってしまったんですけど、いやーとんでもないですね!
もうね、ソヒョンかっこいいんですよ…というか、女からみてもこれは惚れます♡それくらい、かっこいいし頼りになるんです。

でもこれにも理由があったんだな、ということも後から気づいたりして。

一方ヒスもヒスで、本当に最初の頃は計算高くソヒョン慕ってるのかなと思っていたんですけど(改めて思うけど、いったい自分はどんな想像して観てるのって話ですね。)、
全然!そんなことなく本当に純粋に慕ってて…。
いやー何!?女優なのにヒスも優しいいい人じゃないですか、と。(女優なのにというのは、私は女優よ!ふん!みたいな態度が全くないという意味です。)

こうやって綴っていくと、あれ?なんだ今回のヒョウォングループの人達って、財閥系にしたら全然いい人ばかりで珍しいな~ってなるじゃないですか。
でもね、違うんです…(笑)なんかもうフリ幅激しすぎてビックリなんですけど、こんないい人達がいる反面、驚くほど凶悪な人が潜んでいるんですね~。
それは誰かというと…という前に、そうそう、忘れてはいけない家庭教師のジャギョンについても少し触れておかないとですね。
ジャギョンは、最初は本当に、ハジュンのためなら何でもしてやるわ!というほど復讐心たっぷりで何をするかわからない恐ろしい人物だったんです。
もうだからこの人が一番最高に怖くて、何するかわからなくて復讐心にあふれてわーっとラストまで突っ走るのかなとも思ったんですけど、これもまた違ってて。
ヒスやソヒョンと何かしらありながらも、ジャギョンは元々のハジュンを産んだ優しい母親♡オンマだけど、色々乗り越えて家庭教師というポジションに落ち着くという。
なんだかんだ、いい人で落ち着いてよかったなという人物で、全然凶悪ではなかったんです。

…では一体誰が凶悪なのか!?いやーそれはもう、断然★ハンジヨンで決まりでしょ、ハ・ン・ジ・ヨ・ン!!!!
いやー、本当、最初はすご~くいい人でかっこよさある感じのジヨンだったので、こんな展開になるとは最初は全く想像つかなかったのでびっくりしましたよ!
そして想像を超す腹黒さというよりも、凶悪さ!!!いや~裏の顔、怖すぎでしょ。。やばすぎでしょ。。
確かに、色々とジヨンの過去をたどっていくと、過去がトラウマとなってこうやってひん曲がった恨みたっぷりな存在になっちゃった~というのはあるのでしょうが…。
でもねぇ、ん~~~でもねぇ、と。

いやーなかなか冷酷でしたが、mine的には、そんな彼ことジヨンが死んでしまい、誰が殺したの!?というところで犯人探しも同時進行で進んでいくわけですが。
さて皆さん、この犯人、すぐに誰かわかりましたか?
ちなみに自分は、最後の「犯人はこいつよ!」というのがわかるネタバラしが出るまで、本当に犯人わかりませんでした。
(自分がうといから分からなかっただけかもしれませんね~(笑))

ジヨンを恨んでいる人は、ヒョウォングループの中にもかなりいて、それぞれが殺したい、殺したい…という状況だった中でのあの意外な人の一撃による死、という結果。
これだけだと、なんか恨み憎しみだらけで、なんて重たいんだろう…なんて思いがちになりそうですが、それぞれが殺したいと思いながらも、それぞれの中には色々な思いがあって、守りたい人がいて…と、まあとにかくこの守りたい人に対しての、それぞれのこの事件への行動が、この重たさを中和してくれた気がします。

そんな中、ちょっとコメディー要素っぽい存在だったのが、ヤンスンヘかなと。
もうあのヒステリーさの激しすぎる状態は、コメディーですよね、コメディー(笑)というか、あんなに毎回ギャンギャン騒ぎ立てられたらこちらもたまったもんじゃありませんが(笑)
孔雀(クジャク)のノドクを愛しているのですが、まあスンヘもスンヘで、ハン会長のことであれでも色々悩んでいましたしね。
息子のハンジンホは酒におぼれる癖があるし、仕事面はイマイチ…そしてもうこの母の子だなぁという感じの強いハンジニは、仕事面はできる方だけど、憤怒調節障害なところがあってひどいし…。
(ってあれ?憤怒調節障害って、全く関係ないドラマだけど最近観たこのエリアのクレイジーXでも題材として取り上げられてましたね~。)
いやー、おまけに血のつながりのないあれこれでは、ハンスヒョクとハジュン!…って、本当に色々てんこ盛り!

あ、そういえば、ハン会長が入院していた時、本当は意識がないわけではなく意識があって、その場にいた全員の言葉をぜーーーんぶ覚えてたというか聞いてた!
…なんていう展開もあるのかなと思ってたんですけど、これもちょっと違いましたね~予想としては。

これだけでも十分色々あるのですが、まだまだありまして。
ソヒョンも実は、バリバリ仕事ができてトップの人間としてふさわしい存在というだけではなく、自分は同性愛者だということを表に出さずに過ごしていて。
この同性愛についての題材にも、これだけ山盛りな展開を盛り込みつつも盛り込んでいました。
そうそう、だからソヒョンはもちろんだけど、他の人たちも「本当の自分」を探し始めて…というテーマにもあってるんですよね。

そんなソヒョンが、こんなに財閥なのにしっかりとスヒョクのキムユヨンというメイドへの想いも最初は反対していたけど受け止めたり…って、あれ?
やっぱりソヒョンへの高感度、自分の中では視聴するにつれて爆上がりだったな~。

ペク刑事が捜査中に、豪邸はどうか?みたいな話題になったときに、冷たい?いや違うな寒い、暗い…みたいな感じのことを言ってた気がするのですが(こんな雰囲気という感じで)、
いやーあれだけ広くて物なかったら(というか物はあるけど、空間自体がそもそも広すぎる)、そりゃそうよね、と。

ラストに近づくにつれて、色々ありながらも「で?結局ジヨンは誰に殺されたの?」についても少しずつ紐解いていくのですが。
意外な人物が犯人でキーポイントだったのはびっくりしたんですけど、それよりもあのジヨンを毒殺しようとしてジンホからめちゃくちゃブルーダイヤモンドをダシに、追い込まれたキムソンテ。
あの時のソンテの顔がめちゃくちゃ怖かったことがすごーーーーく印象に残りました。(もうこれはトラウマレベルな勢いで…)
チュミンスことチュ執事の切羽詰まった顔も印象に残りましたが、いやーーーやっぱり、あのソンテの顔…本当にホラーレベルでした。

最終回では、これだけてんこ盛りなことがありつつも、なんだかんだ皆「本当の自分」を探すことができたし、一応(!?)ハッピーエンドな結末、になっていたな、と感じられる結末でした。

(一応と書いたのは、それぞれ本当の自分を見つけることはできたけど、なんだかんだジヨンの暴走は誰もとめることができず、死んでしまったから。)
ラストでこんな風にこれだけどす黒いことがありながらも、ハッピーエンドよりな結末になるなんて、すごくないですか!?
あ、そうそう!個人的には、ソヒョンに対しスヒョクが本当に心から気持ちを伝えてネックレスをプレゼントして、今までのわだかまりが解けたところも、すごくよかったです♡


そしてちょろっとジンホの運のよさについてソヒョンと話しているシーンがあったんですけど、いや、本当に運いいよね、と。
だってさ~自分が殺したわけでもなく、仕事の能力なくて働かなくてもこれだけ財閥で全然問題なしに好き勝手生きれるし、おまけに念願(!)の宝くじ当たっちゃってるし…(笑)
…と、まあなんだかんだジンホの恵まれっぷりというか本人の言う通りの運の良さを改めて感じたり。

もう少し掘り下げると、なんかでもあれだけ色々なことがあって、ジヨンは悪くないとは決して言えない状況なんだけど、ヒスがジヨンの席で睡眠薬を引き出しから出して、
なぜ?とジヨンに問いかけて忘れてあげるという話をしていたところ(死んだジヨンもそばにいて?)は、なんか切なかったです…。
そしてチュ執事が去る時に、ヒスは庇ってくれたことに対しお礼を言い(ここでさ、なんだかんだチュ執事ってただの古株の口うるさい噂好きなお局的存在なのかと思っていたけど、違ったんだな、と(笑))

おまけにヒスとソヒョンそれぞれがジヨンを殺したのでは?というところからの庇い合いも無事解決して。
本当に、最初の想像が申し訳なさすぎるほど、ヒスとソヒョンは素敵すぎる♡いい関係で幕を閉じてくれてよかったです♡
あ、それとは裏腹に…ユヨンの最後のクビ仕打ちは、ま~スッキリして悪くはないですけど(笑)、でもそんな風な仕打ちする人になってほしくなかったかな…(笑)

色々あったし、焼くのもわかるけど…(笑)

で、更に…全く勝手な個人的な視点として、スヒョク…(チャハギョン(エン*VIXX)の雰囲気からさ)、なんか今絶大ブーム中なソンガンポジション的な存在と勝手にこのmineの世界では思っていたり。
いやーーーでも、とにかく!先ほども言ったように、色々ありましたがラストは何だかんだハッピーエンドよりな結末になってよかったかな、と♪

そんなmineのOSTは、臨場感あふれる楽曲が多かった気がします♪
特にイスンユンのThisisMineは、これぞmineだわ!という印象になってます。
id:EarthのMine、SAyaのInDreams、パクソネのDearSon、キムユナのWinnerといった楽曲も魅力的でした。
他にも歌詞のないBGM的楽曲も、それぞれmineワールドを盛り上げてくれていましたよね~。

mineは、イボヨンとキムソヒョンの共演はもちろんのこと、イヒョヌク、カンジャギョン、チャハギョン(エン*VIXX)の出演も話題になりました◎
イボヨンは、スタートアップという韓ドラで、特別出演ことカメオ出演としても出演していたことも、再び話題になっていたようで、やっぱりすごいなぁ、と。
本当に、色々ありなドロドロ系韓ドラではありましたが、ラストは本当にうま~~~くハッピーエンド寄りに収まってよかったです。
予想できない様々な展開が起こり、ちょっと違うドロドロさをも楽しめた、目が離せない韓ドラでした!