まるの韓国ドラマ備忘録

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D.P.ー脱走兵追跡官ー

◎D.P.ー脱走兵追跡官ー◎

・2021年
・全6話
・原作WEB漫画(D.P.犬の日)あり、OST、DVD、Blu-rayは後日発売予定…?

 

 

*キャスト

アンジュンホ(チョンヘイン)
ハンホユル(クギョファン)
パクボムグ(キムソンギョン)
イムジソプ(ソンソック)
ジョンヒョンミン(イジュニョン・ジュン*U-KISS)
チョソクボン(チョヒョンチョル)
ファンジャンス(シンスンホ)
リュイガン(ホンギョン)
キムイルソク(キムボム)
キムギュ(ベボラム)
ソンゴン(ハンオヨル)
シンウソク(パクジュン)
チェジュン(キムドンヨン)
ホチド(チェジョンヨン)
ムンヨンオク(ウォンジアン)
アンスジン(イイェオン)
ジュノの母親(パクミヒョン)
パクソンウ(コギョンピョ)
サウナ社長(イジュンオク)

 

 

*あらすじ&ネタバレ

兵役の任務を遂行中のアンジュンホは、洞察力を評価され、D.P.(脱走兵追跡官)として脱走兵を捕まえる任務をすることになる。
ただただ軍務が嫌で脱走しただけではなく、脱走兵にはそれぞれ脱走した理由や事情を抱えていた…。
果たしてジュンホは、自分の任務を脱走兵追跡官のバディとなったハンホユルと共に、捕らえることはできるのか!?
韓国の兵役の過酷な社会問題が描かれている、社会的ヒューマン韓国ドラマです!

 

 

*感想あれこれ&見どころ

D.P.ー脱走兵追跡官ー(以下DP)は、全6話であることと、1話自体の長さも短いため、あっという間に完走コースでした!
爽やかイケメンなイメージや国民の年下彼氏というイメージを持っているチョンヘイン!というイメージとは裏腹の新しいチョンヘインを拝めます。
こんなに笑わず(もしかしたら1度も笑ってないんじゃない?なんていう勢いで)、残虐な展開が多いドラマでのチョンヘイン、ある意味貴重ですよね~。

まったく余談ですが、最初私はタイトルを良く見ていなかったようで、脱走兵を捕まえる側のストーリーではなく、脱走兵として逃亡する姿が描かれているドラマだと勘違いしていました(笑)
まあ、視聴してすぐ気づいたわけですが…ふぅ~危ない危ない。

 

で、そんなDPのストーリーについて触れていきますと。。
アンジュンホ(アンジュノ表記もありますが、視聴したネトフリではジュンホ表記なのでこちらにします。)は、ひょんなことからDPこと脱走兵追跡官という軍離脱逮捕組織の一員になり、脱走兵を捕まえることに奮闘することになります。
ここでびっくりなのが、とにかく暴力の伴ういじめが多いこと多いこと!
こんなに血だらけで毎回殴られて過酷ないじめ受けてたら、そりゃぁ脱走したくなりますよ!!!
というか、脱走しないと命ですら危ないんじゃないかな…。
そんなとにかく軍隊という特殊な世界観の中での厳しい上下関係と激しいいじめ…本当に家族は、どんな気持ちで自分の大切な人たちを兵役に送り込むのだろうか…。
テーマ的にもとても重く、すごく考えさせられます。

DPになったジュンホもジュンホで、ただDPになれてラッキー☆というだけではなく、しっかりと現実を受け止めなければいけない出来事が発生します。
ジュンホは、DPになりたての頃、自分が渡したライターで、脱走兵は自殺をしてしまったため自分が殺したと自分を責めることになるという衝撃的な出来事を経験したり。
また自分の家族(特に父親)とは、DVが原因でうまくいっていないこととかも描かれていたり。
このような、決して明るい状況ではない現実を突きつけられながらも、DPとして脱走兵を捕まえるために日々奮闘します。

 

ちなみに、脱走兵は全ての脱走兵が、いじめが辛いからという理由だけで脱走しているわけではありません。
確かにいじめが辛い、復讐!!という負の気持ちを込めて脱走している脱走兵もいましたが、中には自分の大切な家族のことを考えて脱走している脱走兵もいて…。
自分のおばあさんを守るために脱走した、模範兵士のホチドは、いじめが原因ではなく、切実な事情を抱えていたり。
ここで、最後2ヶ月程逮捕を待ってやるという、ジュンホやホユルの気持ちは、グッときました。

このようにラストまで、脱走兵を捕まえるという任務を全うするため、あれやこれやと繰り広げられています。
そして同様に軍隊の中での厳しい(あまりにも厳しすぎる)上下関係のしごき描写も描かれています。

これはもう本当に凄まじく、思わず目を覆いたくなるほどでした…。

 

最終回では、このような状況が改善されたいい結末が迎えられるのかと言えば、決してそうではありません。
いじめによる復讐で、オタクなポンディー先生ことソクポンは、元々優しい青年であったものの脱走兵として脱走。
過酷ないじめの恨みを晴らすために、ファンジャンスを殺す目的で会いに行き、殺そうとします。
自分がいじめられ、自殺しようとした場所でソクポンはジュンホに説得されている時「ポンディー先生には戻れないよな?」と口にし、
「何かしないと何も変わらない」そういった後、自分の持っている銃を自分に向けて撃ち、皆に包囲されている中、自殺してしまいます。
ジュンホ達は、ソクポンを助けることはできませんでした。

何とも言えないソクポンの最後の後も、まだまだ何とも言えない本当のラストが待ち受けていて…。
ソクポンの後を追うように、ソクポンの友達でブタ野郎と呼ばれていた軍兵も「何かしないと」と言った後、同じ部屋にいた軍兵たちに向けてババババーーっと銃を撃ち放ち、終了という結末でした。
最後の最後まで、後味の良いラストとは到底言えない結末で、このドラマは幕を閉じました。

 

そんなD.Pー脱走兵追跡官ーは、OSTもこの世界観に合ったシュールさのある楽曲で構成されていました。
特にKevinOhのCrazyは、一番印象に残った楽曲でした。
Meego・ReneeのGoodBye、CrazyのHigherとFree 、MeegoのTellalie、HanのNumbers、KrizのShineyourblue、Kriz・MonovatedのChaserなど。
それぞれ、この独特な雰囲気をしっかりと演出してくれていました。
また歌詞のないBGM的楽曲も、それぞれのシーンに欠かせませんでした。

 

D.P.ー脱走兵追跡官ーは、チョンヘインとクギョファンがバディーを組んだ演出も注目でした。
今までのイメージをガラッと変えてしまうチョンヘインの演技力、改めて凄いなぁと…☆

ちなみに特別出演ことカメオ出演も、この韓ドラの中でも比較的短いドラマ時間内でもたっぷりと豪華なキャスト陣で構成されていました。
コギョンピョ、イジュンオク、イソル、クォンヘヒョが出演していました。

DPは、時間的にはアッという間に観ることができるドラマでしたが、本当に内容はディープで色々と考えさせれたり、あまりにも報われない・救われない状況に対し胸がとても痛かったです。
よく、軍隊は社会の縮図だ、なんて言われているようですが、確かにここまでひどくないにせよ、大なり小なり、厳しさの程度の違いがあるものの、人間関係による上下関係等はどこにでも存在するものですよね。
とにかく、ただただこのドラマを観て思うことは、本当に、この兵役期間の壮絶なこの状況が、少しでも(いやできることならガラッと)変わるといいのに…そう願わずはいられない、韓ドラでした!