まるの韓国ドラマ備忘録

自分が観た韓ドラだけのあらすじ・ネタバレ・感想・OSTなどをツラツラと…♡あぁ、韓ドラ愛が止まらない…♡

魔女たちの楽園~二度なき人生~

◎魔女たちの楽園~二度なき人生~◎

・2019年
・全40話
・DVD

 

 

*キャスト

ポクマンレ(ユンヨジョン)
クムバクハ(パクセワン)
ナヘジュン(クァクドンヨン)
カンプンギ(オジホ)
パンウンジ(イェジェウォン)
キムウジェ(ソンウォンソク)
チェゴボク(チュヒョン)
チェマノ(チョンソギョン)
ヤングミ(コスヒ)
ナヘリ(パクアイン)
ナワンサム(ハンジンヒ)
トドヒ(パクチュングム)
オインスク(ファンヨンヒ)
ソンビョンギ(パクコンラク
カンジング(イソジュン)
パク部長(キムグァンイン)
パク室長(キムジュア)
キムソヨン(ユジュウン)
ムドンウン(チェペッグ)
キムデソプ(ミンデシク)
キムヨンジョン(キムスヒョン)
キム支店長(チョンへリョン)

 

 

 

*あらすじ&ネタバレ

クムバクハは、臨月状態で夫ことカンジングの死を明らかにするためソウルへ。
しかしクソンホテルからは追い出されてしまい、その道先で陣痛に…。
近くにあった楽園荘に助けてもらい、息子のヨルムを出産する。
このことがきっかけとなり、事情を話したバクハは、楽園荘の女将であるポクマンレに言われた通り、ここでの生活を始める。
そんなマンレの元には、初恋のチェゴボクが50年ぶりに現れる。
楽園荘で生活する人々の、家族のような温かさに包まれながらも、人生の困難や辛さを乗り越えて、幸せを目指すヒューマン的韓国ドラマです。

 

 

 

*感想あれこれ&見どころ

魔女たちの楽園~二度なき人生~の原題は、二度はないなのだそうです。ほほぉ…。
元々、クァクドンヨン出てるしね、という理由で視聴する気満々だったのですが、HDDの容量の関係もあって、ちょっと諦めモードだったんです。
おまけに、パクセワンを知らなかったことに付随し、クムバクハが最初の不幸さから苦手な感じもしてしまい…。(あ、でもこの苦手さはすぐ切り替わりました!)
でも面白いよ~なんて教えてもらったら…そりゃぁ、意地でも視聴したくなるよね!(笑)…ということで、ある意味無理矢理視聴再開!
結果…視聴して完走してよかったです☆
この手のドラマは特に、全何話で終わるのかどうかは、それぞれの視聴先で区切られたり、カットされたりするシーンにも?違いがあるのか、かなりバラツキがありますね~。

 

 

 

1人でもたくましく生きいける!そんな強さと明るさを兼ね揃えているのが、クムバクハ。
出産を終えてさらにヨルムという守る存在を得てからは、夫であるカンジングの死を明らかにするために、敵の陣地に乗り込む!と言わんばかりな状態で日々奮闘。
そんな矢先、問題のオインスクの息子であるナヘジュンに出会うという。
最初はそうでもないし、なんかムカつくなーこいつ、みたいな関係が次第に恋愛関係に…というのは、まあ王道っちゃ王道なんですけど、そういう感じに。
でも問題は、どちらかというとバクハではなくヘジュンの方がバクハが気になって仕方がない!!!!という状態なんですね。

この状況で、何だかんだ楽園荘に住んでいる住人こと家族の問題や、クソングループでの問題などが色々あるのですが、まあそれは後々語るとして…。
 

 

ヘジュンの恋人の役をやったり、何だかんだバクハとヘジュンの距離が縮む出来事が起こるんですよ。
で、つ、ついに…!ヘジュンが本気で夫の死を探るために、トドヒの秘書として働いていたけれど、絵を紛失したとかいうインスクのしかけた罠にはまってしまい、
仕事をクビになって洗車場で働き始めたバクハに(せ、説明長いな~(笑))告白をすることに!!
この時のヘジュンの本気すぎるバクハへの気持ちをさ、バクハが思いっきりすごい拒絶して…。
もうね、自分的にはここのシーンすごく印象に残ってて(もしかしたら、魔女たちの楽園の中で一番印象的なんじゃないかな?)!
本当にこの時のバクハヒドい!そしてヘジュン可哀想!!!!
そこまでバクハ否定しなくていいじゃない、というか否定するにも他にもうちょっとオブラートにふわっと包んで優しい否定の仕方あるじゃない、と。
強気な性格なのはわかるけれど、ここまで強気なのもね~…というか素直じゃないのもね~…なんて。
とにかくヘジュンが可哀想可哀想と感じまくってしまった展開でした。

 

 

 

あ、そうそう可哀想と言えばさ、ナヘリが社長の座に目が眩んでプロゴルファー(三流なんて言われてますが)のキムウジェと結婚式の約束してたけれど、
母親なドヒの影響もあり裏切ってしまった展開で、ぼこぼこにされたウジェも本当に可哀想でしたよね~。
個人的に本当に最初の頃の、あのジングと小屋でいたりしたときのやり取りで、勝手にウジェがヘリのことわがままで嫌で嫌で仕方なくてさっさと別れてーーーみたいな、
そんな気持ちで付き合っている感じかと思ったんですけど、なんだかんだそんなことなくてウジェもヘリのこと大好きなんだなーと後から気づき、なんかごめんって思いました(笑)

そしてそして!貧乏で宿暮らしから卒業したくて仕方のない6号室に住んでいるパンウンジは、まさかのクソンホテルの会長ナワンサムと歳の差恋愛。
このワンサムとマンレ、マンレの元に現れたチェゴボクは何とも言えない三角関係だった過去もあり、ゴボクは復讐!!!
…って、もうここの三角関係だけでも結構色々あるわけですが、ゴボクもゴボクで(あ、マンレもか)一途で、ワンサムへの復讐もひっそりスタートさせて最後はドカンとかますというさすがっぷり。
そんなウンジに対し、なんかじわじわと突っかかって気になっている5号室に住んでいるカンプンギ。
彼も彼で、逆玉の輿狙って、インスク狙っていい感じになったと思ったら突き落とされるという…(汗)
もう、クソングループと楽園荘、本当にマンレも言っていたけれど、不思議な縁で色々でした!!

 

 

 

あ、そして楽園荘には夫婦もいましたね☆
そう、チェマノとヤングミ夫婦。
一見この夫婦はクソンと全く関係なさそう~な感じもしますが、決してそうではなく、マノはクソンホテルの元ベーカリーシェフで、ドヒと色々あって解雇された恨みを持っています。
一方グミはクソンホテルの元エステティシャンで、何だかんだ夫に対するクソンへの恨みを持って生きているというね。
いやーこの夫婦も苦労して、闇金とかいろいろあったけれど譲ってもらったパン屋で頑張っていたけれど、グミがまさかの認知症で…。
もうこのくだりで、この夫婦の強い愛をさらに感じさせられました♪

 

 

 

そんな感じで、バクハの夫ジングの身の潔白も晴らすことが出来たり、まさかのゴボクがノーススカイホテルの会長である凄さを発揮したり、
インスクは自分の悪事を認めてドヒのように、刑務所入ったり…と、まあ色々な展開が最終回に向けて展開されていくというわけですよ。
もう登場人物人数がこういう家族モノって多いということに比例して、それぞれの苦労を乗り越えていく人生ドラマがしっかりと描かれているんですよね~。

 

 

 

で、ラストこと最終回では、何だかんだびっくりするくらいクソン側の人間は憑き物が取れたくらいに、真人間というか普通の人間(!?)というか、何だろう。
とにかく欲望ギラギラ~~~ではなくなり、改心!!
ノーススカイホテル会長のゴボクの力により、ワンサムは会長から降りることになり、経営交代してから楽園荘のメンバーが働けることに♪
もうこんな嬉しい展開はありませんよね~。
チェマノも、クソンホテルでまた働くことができるようになり、バクハは女性でありつつもドアマンのバイト。
え?バクハだけバイト?とか思ったら、バクハはホテルのことを勉強するために大学目指して勉強♪で、なるほど納得。
プンギはゴルフコーチ&理事、そしてウンジはゴルフクラブ(だったかな?)の受付嬢。
もうこんな嬉しい展開は皆ないですよね~~!
一方ヘジュンは、元々才能ありまくりというか賢いので、以前起業していたAH(だったような?)という旅行アプリ会社がシリコンバレーだかどっかから投資受けることができ、
更に話題で大成功…もう、とにかくみんないい方向に人生進みだしたという状態です。

 

 

 

…で、ついにくるんですよね~。
ついに楽園荘の皆が、旅立つ時が!!!!
バクハとヘジュンは一緒に、そしてプンギとウンジは、楽園荘が縁となり結婚していて、頑張って家のためにお金貯めていたけれどようやく叶って。
しかもしっかりウンジは妊娠。
マノとグミは、マノが認知症が加速しているグミのためを思って前に住んでいた家へ引っ越しを決意。
そう、皆一気に楽園荘出るんですよーーーー!
いやーマンレ、こんな一気に皆いなくなったら寂しいよね、というかゴボクいて本当によかったよ、なんて思ったり。
で、皆が別れの挨拶をして旅立った後、一人でマンレが空室あります、みたいなのをドアにかけて終わり、というラスト。
このちょっとしたラストが、個人的に結構グッと来てしまって…。

そう、あくまで個人的になのですが、このドラマの不思議(?)なところは、普通に楽園荘のメンバーが苦労したり大変なところをしているところがやっぱりメインなんですけど、
(特にバクハが主役でメインな感じがして視聴していた気がします。)
いきなりマンレが日記綴っている時はマンレが思いっきり主役に感じれるし、この本当のラストのシーンでは、はっきりとマンレがなんだかんだ主役だったんだな、と感じるという。
これだけで、コロっとマンレがやっぱり主役だったと感じさせられてしまうなんて、さすがオスカー女優だな、なんて思ったり。
とにかくそう、個人的にはあの本当の本当にラストのあのシーンを観るためにある意味、このドラマみたんじゃないか、なんて(え?大げさ?)思ってしまうほど、印象に残りました。

 

 

 

そんな魔女たちの楽園~二度なき人生~のOSTは、もう自分の中では断然☆これ!!!
イムヘビン(Im hee bin)のMydearlove!!もうこの楽曲こそ魔女たちの楽園でしょ、と言わんばかりに印象に残っています。
他にもクォンヨンウ(Kwon Yong Woo)のFix you、RoomyのBecause it's you、OhbyunggilのSo Beautifulなども、それぞれのシーンをしっかりと盛り上げてくれました♪
ちなみに、OPのあの楽園荘が移って早送り?みたいにされているあの時流れる優しいBGMのような楽曲も、毎回観ていたからこそ、魔女たちの楽園という印象が強いですし、好きですね◎
歌詞のないBGM的楽曲たちも、魔女たちの楽園の世界観をたっぷりと作り出してくれてました♪

 

 

 

魔女たちの楽園~二度なき人生~は、あの韓国人初のオスカー女優で話題のユンヨジョンが出演していることでも注目されていました。
また、パクセワンとクァクドンヨンが出演していることも話題でしたね♪
個人的に、パクセワンの作品は初めてだったので、最初は勝手にオスカー女優として話題だったのはユンヨジョンではなくてパクセワンだと勘違いしていました…。
ユンヨジョンだったのですね、すみません~という気持ちで、最初の勘違いに気づいて完走まで突っ走りました(笑)
個人的には、クァクドンヨンの他に、たった一人の私の味方に出ていた印象があったソンウォンソクがいたのは、ちょっとテンション上がりました(笑)

こういうホームドラマというか、家族ドラマな韓国ドラマって、これならではの魅力というかあたたかさがありますよね♪
個人的に、クァクドンヨンは、こういった韓国ホームドラマ系?に出演するイメージがなかったので、すごく意外な一面を感じることもできたりしました。
(これはあくまで自分の勝手なイメージですので、あしからず。)
今回も、そういったホームドラマならではのあたたかさを感じ、幸せな気持ちはもちろんのこと自分の人生も頑張ろうという気持ちになることができるドラマでよかったです◎