まるの韓国ドラマ備忘録

自分が観た韓ドラだけのあらすじ・ネタバレ・感想・OSTなどをツラツラと…♡あぁ、韓ドラ愛が止まらない…♡

悲しくて、愛

◎悲しくて、愛◎

・2019年
・全22話
・DVD

 

 

 

*キャスト

ソジョンウォン(チヒョヌ*The Nuts)
ユンマリ・ウハギョン(パクハンビョル)
ユンマリ(パクハナ)
カンイヌク(リュスヨン
チュヘラ(ワンビンナ)
イムヨンファ(ムンヒギョン)
ハソンホ(コジュウォン)
イギョンヒ(キムイェリョン)
チェウソン(キムユンジュ)
カンイルグク(チョンウォンジュン)
ムンヘスク(ククジョンスク)
カンインサン(アンジョンフン)
キム秘書(カンソンウク)
オチョリン(コウリ*Rainbow)
パクナヨン(ファンジョンイン)
キムボンウ(パクサンシン)
ウンジョン(ホウンジョン)
キムウィゴン(ソンヨンギュ)

 

 

 

*あらすじ&ネタバレ

ゴンハ建設の社長で御曹司のカンイヌクと結婚したユンマリは、夫のDVに耐えながら辛い日々を過ごしていた。
唯一好きだった絵を描くことを続けていたマリは、今まで何度もイヌクから逃げようとしたものの、失敗に終わっていた。
だが諦めることなく、マリはまた逃亡を企て、ソ&ハ形成外科院長のソジョンウォンの元へDVを受けていることを伝え、自分の顔を変えてほしいとお願いをする。
そうなのだ、マリは自分の顔を整形で変えて夫から逃げることを決めたのだった。
一方そんなジョンウォンも、自分の妻の死に対して、思い悩む日々を過ごしていた…。
果たしてマリは無事にイヌクから逃れることができ、幸せに生きることができるのか!?愛と欲望がどっしりと描かれている愛憎劇的韓国ドラマです。

 

 

 

*感想あれこれ&見どころ

悲しくて、愛は原題が悲しいとき愛するなのだとか。
元々この韓ドラは、日本のドラマ、野島伸司脚本の美しい人というドラマをリメイクしたものなのだそうです。
…が、自分はこの原作の美しい人というドラマを観たことはないので、どのくらいリメイクされているのかはわかりません。
よってこの韓ドラの話を知らずに、初めて視聴しました~という視点であくまで描いていて、リメイクだからどうの…なんていう視点は一切ありません~。

 

 

 

正直言って、悲しくて、愛という韓ドラね、最初全くハマらなくて…。
でも基本的に、ハマらなくても離脱しないでどちらかというともう絶対一度開封したら完走したい!!というタイプの人間なので、諦めずに視聴、視聴の日々…。
いや~それでもなかなかハマらない。んーーハマらない。
…もしかしてこれは、完走までずっとハマらないパターンなのでは!?なんて不安もよぎりましたが、結果7話目くらいからかな?
遅いですが、ようやくこのハマらない沼からは脱却できたように思えます。(このドラマ最初からハマりまくっていた人、ごめんなさい。。。)

 

 

 

でも一体なぜこんなに自分はハマらなかったんだろう?
そう振り替えてみるとやっぱりあれかな~~個人的に、愛憎劇自体がひっさびさ過ぎたからかな、と。
またそれだけではなく、なんかずっと逃げてる、いや~なんか怖いわ、なんていう部分もあったのかな、と。
あとさらに言うと、キャスト陣もまるっと知っている人が(自分の狭っい知識で)少なすぎてのらなかったのかな、と。←個人的には結構キャスト重要。
多分他にも色々だと思うんですけど、こういう要因が揃って結果なかなかハマらなかったのかなと思ってます。
まあ、でもさっきも触れたとおり7話目くらいから自分は乗り越えましたが◎

 

 

 

夫のDVに耐えられず、何度も逃げようとしたユンマリは、夫のカンイヌクの方が一枚上手だからやっぱりすぐに捕まってしまう…。
しかも夫がマリと結婚した理由は、亡き母と顔が同じ(似ているから)という理由で、幼い頃母親が父親のカンイルグクの暴力に耐えられず、銃で自殺してしまったというトラウマを持っているから。
そこで、マリはもう顔整形して逃げちゃお!☆ってことになるわけです。
で、何だかんだあって、不倫されたまま事故の後昏睡状態に陥っている妻のウハギョンの介護をしつつも、ソ&ハ形成外科医院長を務めるソジョンウォンの元を訪ねるという。
このジョンウォンも、不倫した妻のハギョンが好きだけれど(というかめーーーちゃ一途)、何だかんだもやもや悩み抱えていて。
で、結局マリの整形逃亡を最初反対していたけれど、結局DVのアザとかをみて、整形。
特にマリはどんな顔になりたいのか?という希望がなかったから、なんとハギョンと同じ顔に、整形。

 

 

 

これで終わりというわけではなく、もう整形してもイヌクが怪しんでその辺ウロウロして探しまくるからもうヒヤヒヤ…。
というか、ここにくるまでのマリへの執着も怖いけれど、さらにここからのイヌクの執着も怖い…。
これなら、もう隠してないで、「もう私整形したから、あなたの求めている顔じゃないから」なんてさっさと言って諦めてもらえばいいのに、なんて思ってしまいましたが。
…そんな一筋縄ではいかない、ということが後々から発覚するという。
そうなんですよね、結局顔変えてるのバレても、相変わらずイヌクは、マリを追う日々が続き、また2人でやり直そうとするんです。

もう何といっても、このイヌクの執着っぷりがなかなか怖い…!というかすごい。
ていうかさー、そんなに執着するんなら、初めからもっと大事にしてやれよ、DVなんてするなよ、なんて突っ込みを入れたくなりますが、でもそういうわけにはいかない性格というか人間だからこうなったんですよね。
ふー、もう本当にひやひやというか、マリ怯えすぎて本当に寿命縮まるんではないの?って心配になるほどでした。

 

 

 

ジョンウォンは相変わらず優しい状態でマリを支えているけれど、本当に良くここまで支えられるな、優しすぎる…!と、ジョンウォンの優しさの凄さも垣間見えます。
…で、結局ジョンウォンは何だかんだで、マリに惚れるというね~。ひゅ~。
で、ここで黙っていられないのが、チュヘラ。
私、ジョンウォンずっと好きだったんだけど!!ってギャラリーギョンの副館長頑張りながらも、幼なじみということもあり、自分の気持ちを秘めていたわけで。
ここで、マリに対し嫉妬、嫉妬…でイヌクに一瞬協力しかけるけど、やめたりと、まあ恋愛の三角関係(いや、四角形?)もあったり。
いやーでも、個人的に、ヘラもっと嫉妬嫉妬で、マリに対し凄い事しでかすんじゃないか、と思っていたけれど、案外そんなに嫉妬続きませんでしたね♪
やっぱり元は凄くいい人なようで、ん~さすが!

 

 

 

そんなこんなで逃げるんですけど、イヌクは本当に…本当に次第にヒートアップ!!!
で、イヌク最初怖いな~と思っていたんですけど、展開を追うごとに、怖いというよりもなんか本気で可哀想になってきてしまって…。
なんだろう、こんなに行動というか伝え方は間違えているけれど、ヤッパリ執着と言われて否定されているけれど、まあ彼としてはマリを愛しているわけではないですか。
なのに、マリのこの拒否っぷり…。
まあ、わからなくもないのですが、だってDVだったしさ…。
でも!でもですよ!?こんなにすごい嫌がって否定して、それでもめげないイヌク…ん~~~心、普通の人なら折れますよね…というか、本当に頑張りまくっているのにあんなに拒絶されてしまうイヌク…。
もうここでイヌクが可哀想というか、いやもう本当に可哀想(しつこい)すぎて…。

 

 

 

結局離婚届けまで書いたけれど、なんだかんだごだごだだし。
あれ?ちょっとまって?こんなにイヌク可哀想とかって視点になっている自分、もしかしてダメ女?
ラストくらいは幸せに終わってほしいななんてひっそりと願いながら視聴し始めるようになりました。

あ、そうそう。怖いといえば、イヌクは最初怖かったけれどこういう風に途中から怖さはなくなったんですけど、自分の中では本当に最初から最後まで怖いと思っていた人物が1人いました。
それは誰かと言いますと、そう!イヌクの父親のカンイルグク。
つまりゴンハグループの会長ですね、俺が1代で築き上げてきた会社を~~~という、とにかくもう怖いしか言いようがない人。
もう本当にこの人が怖くて怖くて。あの眼鏡といい顔と言い、ヤクザっぽい?という勢いな存在。
本当にこの人怖くて怖くて、この怖さは一生忘れません!!!!

ラストに近づくにつれて、何だかんだ母親のイギョンヒのことも思いながら、マリは逃げます。
で、途中最初の方で友達のチェウソンがマリの画を売ったりもしたんですけど、もうそんなのそっちのけでとにかく逃げる逃げる逃げる。
個人的にこのウソンの、私のユンマリマリマリマリだかって言っていた発言可愛かったな♡

 

 

 

最終回ことラストは、正直この直前にバタバタと無理矢理(?)展開が進んでいったような感じで、本当にラストでまとまるのか?決着がつくのか?
…なんてちょっと思いましたが、どうにかラストまとまりましたね~。
マリを結局イヌクは銃で撃ってしまうし、ゴンハ建設はもう終わり。
…で、結局イヌクは、自分の頭を銃でぶち抜いて自殺。
いやーーー本当に悲しい悲劇な状態になってしまいました。
マリは病院で手術受けて、ジョンウォンも手術参加して…というね。

ジョンウォンがイヌクは結局心の傷が毒になり、彼の命は消えてしまったという言葉がすごい印象的に残った、イヌクの本当のラストでした。
手術シーンの後、ジョンウォンのあの草とか花が沢山あるプチ植物園?的なスペースでマリと話しているシーン。
あれって、マリが回復して元気に過ごしている、ということなのかな?
個人的には、勝手に手術の後マリ回復せず(もしくは昏睡状態?)で、ジョンウォンの頭の中の回想みたいな、そういう感じなのかなと思ったりもしてるのですが。
これどっちなんだろう??
なんか、もし勝手に自分のこの回想状態かなというのが答えだったら、なんだかんだ結局そんなに幸せな結末ではなかった、ということになってしまうし…うーん。
いやでもなんか、イヌクがあんな状態で死んでしまって、確かに生前はひどすぎることしまくりだったけれど、それでもある意味執着だったけれどマリへの一途な想いは溢れていて、そんな中、ジョンウォンとマリが幸せに…という感じもなんかマリがちょっとな、と思ってしまったり。
んーーーなんかこうやって色々と考えると、難しいですね!

 

 

 

そんな悲しくて、愛のOSTは、ストーリーがストーリーなだけに、結構劇劇場さのあるOSTが多かったと思います。
個人的にはOST発売してもいいんじゃないかな、と思うくらい、OST凄いと思いました!
結構OSTは印象的なものが多いんですが、個人的には特に印象的だったのは、TheVaneのNightmareです!もうこの楽曲聴くだけで、うわぁ~ってなります。
DUETTOのUnaFurtivaLagrima、イムドヒョクのDaisy、チョンダンビのStayWithMe、カンヘジョンのLovingYouinEveryWaysKoreanVersion、ChoyoungのHere、イジュヨプのUnaFurtivaLagrima 2
本当に、このドラマのOSTは、本当に凄いなぁ。
もちろん歌詞のないBGM的楽曲も含めて。

悲しくて、愛は、チヒョヌとパクハンビョル、リュスヨンが共演していました。
ちなみにあのある意味怪物(!)を演じたリュスヨンは、演じたくないなと思ったり、色々と演じることに対して苦労したと記者会見で話していたみたいですね。
…ってそりゃそうですよね~、これは大変でしょう。。。すごすぎる。
なんだかんだ、改めて思うとすごい世界観な韓ドラだなと思ったり…。
完走してよかったな☆と思える韓ドラでした!