まるの韓国ドラマ備忘録

自分が観た韓ドラだけのあらすじ・ネタバレ・感想・OSTなどをツラツラと…♡あぁ、韓ドラ愛が止まらない…♡

7番房の奇跡

◎7番房の奇跡◎

・2013年
韓国映画
OST、DVD

 

 

 

*キャスト

イヨング(リュスンリョン)
イェスン(パクシネ)
イェスンの子供時代(カルソウォン)
イェスンの義父(チョンジニョン)
ヤンホ(オダルス)
ソおじいさん(キムギチョン)
ポンシク(チョンマンシク)
マンボム(キムジョンテ)
チュノ(パクウォンサン)

 

 


*あらすじ&ネタバレ

知的障害を持っているイヨングは、6歳のイェスンの父親。
しっかりしているイェスンと一緒に、楽しい日々を過ごしていたが、ヨングはある女の子が死んでしまった事件の誤解を受け、逮捕されてしまう。
刑務所に殺人罪として送られたヨングは、7番房に入れられてしまい、そこで色々ありつつも仲間ができる。
そんな矢先、7番房の仲間は、ヨングのイェスンといたいという願いを叶えてあげるために、様々な行動をスタートさせるのだった。
果たしてヨングとイェスンはどうなるのか!?
刑務所内での奇跡が降り注ぐ、コメディ要素が含まれているヒューマン的韓国映画です。

 

 

*感想あれこれ&見どころ

7番房の奇跡(原題は7番房の贈り物とか、7番部屋の贈り物とかってなってましたね。)は、パクシネ出ているし観たい観たいってずっと思っていたんですけど、観る時間が取れなくて…。
で、気が付けばネトフリで配信終了間近ですよ~なんてお知らせが出てしまい、これはやばいやばいと思い、慌ててギリギリで視聴しました(笑)
勝手なイメージで、パクシネが主役でガンガン普通にストーリー展開されていくのかなと思っていたのですが、全然違いました。

 

 

 

そうなんです、これどちらかというと、イェスンの子供時代の話がメインで、そこを振り返りつつも、現在ではイェスンが大人になり弁護士になり、父ことイヨングの無罪の罪を晴らす、という展開で。
最初のシーンなんでだろ?なんて思っていたのが、最後まで観るとあぁなるほど!ということになるわけなんですよね。
この子供時代のイェスンが、本当にしっかりしすぎてて…(笑)こちら側としてもびっくりするくらい。
父親である知的障害を持っているヨングは、ある誤解から逮捕されてまさかの殺人罪で刑務所、はい7番房へ~~という、いきなりな混乱人生に突入し、娘のイェスンに、会いたい会いたいと。
で、ひょんなことから7番房の仲間たちが、協力し合ってイェスンを7番房へ…という展開。
なかなかコメディ要素たっぷりなだけではなく、やっぱり親子っていいね!なんて感動するところもあって、バランスよかったです◎

 

 

 

あとちょいちょいセーラームーンが出てくる出てくる…!(笑)
韓国語バージョンでセーラームーン歌うと、こんな感じなのね、なんて思ったり◎

 

 

 

あ、でもねー本当、刑務所出るためにヨングが本当に仲間の協力を経て、頑張っているところは本当にグッときたんですけど、イェスンがどうなってもいいのか!?みたいな
(確かこんな感じだった気が…。)明らかに陥れる情報を信じてしまい、せっかく練習したのに、そこを諦めて罪を認めてしまったところは、とても悲しかったです。

で、その結果どうなったかというと、もうね永遠のお別れよ、イェスンとヨング…。
あの最後の死刑決行の日の別れは、本当に悲しかったなぁ…。
本当はヨングが起こした事件ではないのに、あんな結果になってしまって、ねぇ…。

 

 

 

そんな感じで、イェスンとヨングとの刑務所暮らしながらでの幸せな日々が描かれていた後、時は経過してイェスンもすっかり大人に。
で、イェスンは弁護士になっていて、イェスンの義父として刑務所時代からしっかりと支えてくれた力もあり、再度父親・ヨングの事件を自分で調査して裁判へ―――。
お陰で、無事イェスンはヨングの無実を証明することができた!というラストでした。
あぁ、本気で冤罪がなくなればいいのに…と強く願わずにはいられない映画でした。

無事無実を証明することができたのは本当によかったけれど、こういうことが本当に現実で…なんて思うと、胸が苦しいですよね。

 

 

 

そんな7番房の奇跡は、OSTもそれぞれのシーンをたっぷりと盛り上げてくれる楽曲だらけでした。
Dan+ShayのKeepingScoreをはじめとし、歌詞のないBGM的楽曲も、この映画の世界観を広げてくれたと思います♪

 

 

 

7番房の奇跡は、パクシネはもちろんのこと、リュスンリョン、カルソウォンの演技力もとても注目を浴びました。
また、当時はこの映画を通じ、それぞれたくさんの賞を受賞したことでも、話題になりました。
実話なの!?どうなの!?なんていう話題もあったようですが、どうやら実話ではないけれど、きっかけとなった事件があって、そこに色づけした、なんていう情報もありましたが、そんな感じなのでしょうか?

7番房の奇跡は、あっという間に観終えることができる映画でした。
感動物なのはもちろんですが、何よりも本当にこのような冤罪が本気でなくなってほしいという気持ちが個人的にはとても強く残った韓国映画でした!