まるの韓国ドラマ備忘録

自分が観た韓ドラだけのあらすじ・ネタバレ・感想・OSTなどをツラツラと…♡あぁ、韓ドラ愛が止まらない…♡

グリーンマザーズクラブ

◎グリーンマザーズクラブ◎

・2022年
・全16話
OST、DVD、Blu-rayは後日発売予定…?

 

*キャスト

イウンピョ(イヨウォン)
ピョンチュニ(チュジャヒョン)
ソジナ・レア(キムギュリ)
キムヨンミ(チャンヘジン)
パクユンジュ(チュミンギョン)
チョンジェウン(チェジェリム)
チョンドンソク(チョンシユル)
チョンドンジュ(イチェヒョン)
ルイブニュエル(ロイ)
アンリ(シンソウ)
キムジュソク(チェドクムン)
ユビン(チュイェリム)
ヨンビン(キムソジュン)
オゴヌ(イムスヒョン)
ジュルピン(アンソクヒョン)
セボム(チョンユナ)
イマンス(ユンギョンホ)
スイン(パクイェリン)
ファンジョンスク(イジヒョン)
ドンシク(オヒジュン)
チャンウォンテ(ナヒョヌ)
シンユナ(チェスイム)
イヨングン(オマンソク)
パン理事長(イソンヒ)
スヒョン(ソジョンヨン)

 

*あらすじ&ネタバレ

子どもの教育にとにかく熱心な小学校に通う子供たち。
そしてその子供たちを懸命かつ必死でサポートする母親たち…。
そんな特殊な地区に引っ越してきたイウンピョも、次第にこの環境に入り込んでいくことに。
同じマンションには、ウンピョが学生の頃友達だったソジナが住んでおり、ソジナの子どもであるアンリとウンピョの元カレであるルイブニュエルもいた…。
この状況で、激しい子供の教育争いと共に、ある事件が起こってしまうのだった。
果たしてそれぞれは一体どうなってしまうのか!?ミステリー要素も含まれているヒューマン的韓国ドラマです。

 

*感想あれこれ&見どころ

グリーンマザーズクラブというタイトルは、どうやら緑の母の会…つまりなんか子供たちの登校見守りの緑のお母さん、みたいな意味らしいんですね。
ほほお、そうなのか…自分的には勝手に「隣の芝生は青い」っていうことわざ的な意味合いの方向からきてるのかなーなんて思っていたんですけど、別にそこまで深読みしなくてよかったんですね…ははは(笑)

 

 

 

まあタイトルの話はそこまでにしておいて、個人的には最初の方は気づかなかったんですけど、途中からイウンピョがあの善徳女王のトンマンと、ソジナが武神のチェソンイだったことに気づき、テンション爆上がりしてました、勝手に…(笑)
そんなキャスト陣達の話は追々するとして、そろそろストーリーについて触れていきたいと思います。

ちなみに個人的には、これはよくありがち(?)ないわゆるお受験戦争、ママ友のマウントあれこれ…という感じのストーリー展開かと思っていたんですけど、実はそれだけではなかったんです。
後からは、本当に別の顔のストーリーを魅せてくれるドラマでもあるので、ここでますます目が離せなくなってしまうという感じでした◎
個人的には、特にウンピョとジナが再会して、ピョンチュニには気を付けて~みたいな感じだったので、この2人でタッグを組んで、チュニに立ち向かっていくママ友戦争みたいな感じかと思っていたので。

 

 

 

イウンピョは、名門大学卒業してて美術講師だったんだけれど、色々あってまあ夫のチョンジェウンとチョンドンソク、チョンドンジュと共に、この地区へ引越してくるんです。
で、そこで驚いたのは、とにかくもう教育熱心さが激しい地区であったということ…。
家が向かいでもあるピョンチュニを中心に、もうとにかくよくあるママ友派閥もすごいことすごいこと!
その中に、まさかのウンピョのはとこであるパクユンジュがいて、まあ…救いって感じかな?という感じです。
…が、そこだけではなくなんと、ウンピョが学生の頃友達だったソジナも同じマンションに住んでおり、おまけにウンピョの元カレであるルイブニュエルと息子のアンリもそこで生活していたという…。
まさかの再会に、ジナは大喜びだが、ジナとは過去に色々あったウンピョはジナとの再会にげんなり。
ちなみに、ウンピョは刑事の夫であるジェウンとは、夫婦仲はぱっと見良く見えてもウンピョは良いとは思っておらず、スマホのアドレス帳には「ほぼ他人」と登録、という状態。

 

 

 

全く子供への教育に無関心で今までのびのび過ごしてくれればいいやーと思っていたウンピョだったものの、この地域の激しい教育さやママ友たち(特にチュニを中心としたグループ)に、あれこれやられ、一発奮起!!!!するとまさかのドンソクは、問題児扱いされていたものの、実は真逆の超超超超天才児だった!!!ということが発覚。
そこで、その能力を伸ばそうと、ウンピョも教育に力を注ぎまくり、周りのママ友を一発ぎゃふんといわせ、おまけにチュニにも気に入られるという展開に。
…ここまでは良かったんだけれども、結局ウンピョの熱の入りすぎさで、ついにドンソクはストレスで声を発生することができない失声症になってしまうという…。

 

 

 

おまけに、何とジナが死んでしまうという衝撃的な事件も起こります。
この事件では、ジナが自殺をしてしまった…なんていう結果にもなっていたため、複雑な思いをウンピョも抱きつつ、日々を過ごすことになります。
ジナに対し、ジナの才能やルイを奪われたことなどへの嫉妬心があったことが原因でジナを嫌っていたことにも気づき、辛い思いをしながら反省したりと、様々な想いを巡らせます。

 

 

 

そんな中、チュニとの関係も最初は不仲だったものの、一瞬良好へ…かと思えば、何だかんだ色々あってウンピョとチュニの関係も結局亀裂が入ってしまいます。
ってもうね、本当に改めてママ友の世界てか、この教育熱心ぶりさ、怖いな~って。
もう、本当に凄すぎ激しすぎて、観てられん…ってほど(笑)
それでも、このママ達の中で共通しているのは、やっぱり自分の子どもを大切に思う気持ち、ここだけではたとえちょっと間違えてしまった方向に進んでいってしまっていても、あると思うんですよね。

 

 

 

ジナの自殺問題だけではなく、チュニの家庭事情もどんどん浮彫になってきます。
実はチュニの夫であるキムジュソクは、医師であるというスペックを持っているものの、ギャンブラーで借金まみれ。
この状況なため、一見すると凄く優雅な日々を過ごしているように見えるチュニでしたが、実は家庭内は借金借金火の車状態、ということもあり、元看護士という状況をある意味活かした、ヤバイ仕事を裏で続けていたのでした。
そんなボロボロな状況の日々も、次第にメッキが剥がれてきてしまい、次第にチュニもどん底へ突き落されて行きます。

 

 

 

一方そんなチュニとは、実は元恋人関係だったイマンス。
彼は、ユンジュの夫でスインの父親でもあるものの、何だかんだチュニのことが心配で、チュニと連絡を取り合ったり接することで、ユンジュも次第に不倫を疑い、辛い思いをすることに。

これだけでも、もうぐちゃぐちゃドロドロやーん、なんて思ったりもするわけですが、これだけではなく、ラストに近づくにつれて、ジナの死の真相が次第に明らかになっていくんです。
おまけに、チュニの娘のユビンはユビンで、しゃべると嘘が止まらないというストレスが原因(?)でくるのか、そんな症状も発生するようになってしまいます。
そこで、ドンソクと同じ病院先で、ウンピョとチュニは会い、少しずつまたお互い相談し合うようにもなるわけです。

 

 

 

ラストに近づくにつれ、本当に個人的には、チュニがひどく救いようがない展開で…。
もう、とにかく追い詰められて追い詰められて、不幸真っ逆さま!という状態。
本当に、最初の頃のあのエセ優雅さは一体どうしちゃったの!?というくらい、ゴロゴロと不幸の道一直線へとぶっちぎりでした。
そんなチュニに対し、どうにかしてあげたいという思いからも、ウンピョはどうにかサポートするものの、やっぱりそれでもどうしようもない状態に。
医者と結婚に惹かれて…なんて、ステータスに惹かれて、みたいな感じのことを言ってたけれど、そこでゴロゴロと不幸の道へ…なんていうパターンは、意外とリアルな部分ですよね。
麻薬売りみたいなこの薬の部分ももちろん現実味はあるのだけれど、そちらよりも、このような結婚の仕方の方は、結構している人も少なくないんじゃないかな?というような感じがどうしてもしてしまって、さらにそこがまたリアリティさを感じてしまったり、しなかったり…(って、どっちだよ、って話ですが。)

 

 

 

そうそう、ちょっと綴るの忘れていたけれど、不幸さはこれだけではなかったんだった…!
キムヨンミの再婚相手である映画監督のオゴヌ。
子どもへの虐待的な扱いはもちろんのこと、ジナへの変態っぷりによる逮捕。
ここの家族も、本当色々あったなぁ。。

 

 

 

最終回では、結局チュニは逃げ切れることができず、ウンピョの夫であるジェウンに逮捕されてしまいます。
ジェウンの刑事魂は本物で、やっぱりウンピョでも止めることはできませんでした。
おまけに、ジナの死の直截な原因も夫であるルイが原因で…って、悲しすぎるでしょ。。
個人的には、ジナとそっくりな人物のレアが、実はジナで実はジナは生きていた!なんていう展開になっていた方がまだ救いようがあったのかな、なんてちょっと思ってしまったほど。
だってアンリがこれでは可哀想じゃないか…。

そして、やっとドンソクが話をすることができるようになった…!という状況に。
個人的には、ドンソク話すことができるようになるまで、意外と長かったなぁ~という印象でした。

 

 

 

で、1年がたって、ウンピョは結局あの最悪なイヨングン大学教授の言いなりをスパッとやめて、自分で子供向けの絵画教室を開いて幸せそうな日々。
そんな絵画教室先に、釈放されたチュニが登場!
…って、意外とチュニが釈放されたの早かった気がするんですけど、刑のこととか詳しくないんですけど、刑期的にはそれくらいなんですね、ほほお。
何だかんだ色々ありつつも、最後は、ウンピョとチュニが再会することができて、あの一時期2人で言っていた「お互い幸せになろう!」(確かこんな感じで、幸せになろうみたいなの誓ってましたよね?)が、少しずつ叶っている展開での結末だったのかなーという感じです。
あ、そうそう!ヨンミももうあの変態監督とは離婚をし、普通に自分のジャムのお店を開いて働いて、素晴らしいじゃないですか!
そしてウンピョとヨンミの関係も良好になって、結果的には、本気で色々ありまくりだったけれど、ウンピョもジナへの誤解も解くことができたし、それぞれが良好な関係を築くことができていて、よかったなというようなラストに感じました◎
でもなんか、こうやって改めて考えると、チュニももちろんだけど、なんだかんだジナが1番可哀想だったなという印象も受けましたけどね。。

 

 

 

そんなグリーンマザーズクラブのOSTも、この世界観を盛大に盛り上げてくれる楽曲ばかりでした♪
ナギョムのHappiness、チャンピルスンのMoonlightMother、チャンインのWhatIf、ジェマのIVORY、SAyaの君のための歌、
やっぱりでも個人的には、オープニング曲の特に入りが一番印象的に残ったかな…毎回視聴のたびに聴いていた感じがあったので。
またそのほかの歌詞のないBGM的楽曲たちも、それぞれのシーンをガッツリ盛り上げてくれていました!

 

 

 

グリーンマザーズクラブは、イヨウォン、チュジャヒョン、キムギュリ、チュミンギョンたちが共演していました。
個人的には、最初にちょろっと触れたんですけど、善徳女王のトンマンですごく印象に残っていたイヨウォン(あ、馬医のカンジニョンことヨンダルでも出てましたねぇ)と武神のチェソンイで、凄く印象に残っていたキムギュリが共演していたことに途中から気づいてびっくり&テンション上がりました♪
2人共、このドラマに出演していた頃よりも、本当に大きくなったね!というか、素敵な女性になられたんですね!
自分の中ではこの2人は、その時代劇韓ドラの時代で世代が止まっていた(ん??なんか表現が変だぞ?)ので、まさか自分よりもここまで年上の女性になられていたとは思っていなかったので、びっくりしました。
そして、チュジャヒョンは、ちょっと前に私たち、家族ですというドラマを視聴していたので、あ!なんて思ったりして。
あと個人的には、チュミンギョは、よくおごってくれる綺麗なお姉さん、ある春の夜にという、それぞれチョンヘイン出演の韓ドラに出演していたという印象が強くいお方です。

そんなグリーンマザーズクラブの特別出演ことカメオ出演では、スヒョンというジナの継母役でソジョンヨンが出演していたようです。
カメオじゃないと思っていたら、カメオだったんですね~。

グリーンマザーズクラブは、自分が最初予想していたママ友マウントやら子供たちへの過熱教育、お受験戦争あれこれといった類だけで展開されていくドラマかと思っていたのですが、全然違いました。
結構不幸さに落ちていく姿は、観ていて辛い部分もありましたが、なんだかんだ続きが気になって完走…!完走してよかったと思えた韓ドラでした!