まるの韓国ドラマ備忘録

自分が観た韓ドラだけのあらすじ・ネタバレ・感想・OSTなどをツラツラと…♡あぁ、韓ドラ愛が止まらない…♡

私の解放日誌

◎私の解放日誌◎

・2022年
・全16話
OST(2022年6月2日発売予定、DVD、Blu-rayは後日発売予定…?

 

*キャスト

ヨムミジョン(キムジウォン)
ヨムチャンヒ(イミンギ)
ヨムギジョン(イエル)
ク氏・クジャギョン(ソンソック)
ヨムジェホ(チョンホジン)
クァクヘスク(イギョンソン)
チョテフン(イギウ)
チヒョナ(チョンヘジン)
オドゥファン(ハンサンジョ)
ソクジョンフン(チョミングク)
チョヒソン(キムロサ)
チョギョソン(チョンスヨン
チョユリム(カンジュハ)
ソヒャンギ(イジヘ)
パクサンミン(パクスヨン
ハンスジン(コンイェジ)
キムジヒ(キムスヨン
イェリン(チョンスジン
イミンギュ(ヤンジュミョン)
チョンアルム(チェボヨン)
ダヨン(チョンヘジ)
パクジヌ(キムウヒョン)
ピョンサンミ(オミンエ)
ペク社長(チェミンチョル)
キム理事(ヤンソミン)
イチーム長(ソンセユン)

 

*あらすじ&ネタバレ

地方にある田舎の実家からソウルにある会社へ通勤し続ける日々を送る、ヨムミジョンとヨムチャンヒ、ヨムギジョン。
それぞれ、今とは違う新しい道を見つけたいと思いつつも方法を見つけられずにいた。
そんな彼らの日々の奮闘やもがきからの解放が描かれている、恋愛要素も含まれているヒューマン的韓国ドラマです。

 

*感想あれこれ&見どころ

私の解放日誌は、資産家が主役!とかそういうどちらかというと夢のあるような派手さがある方向のようなストーリーではなく、本当に現実を突きつけられるような、いわゆる「突き刺さる」ドラマだったな~…と。
正直、最初の方はハマったーーーー!というような感じで視聴していた感じはしなかったです、自分は。
なんかべつにすっごい不幸ではないけれど、でもすっごい幸せでもないし、何か淡々としていて別に悪くないんだけれども、この今の人生がなんだかしっくりきているわけでもないし…なんていうような感じの雰囲気が突き刺さってしまったのか、ちょっと重たく感じてしまったのか…。
そんな感じで淡々と観ていた感じなんですよね。
あ、でもだからといって離脱まではいかずでした。

 

 

 

んーーなんだろう、相変わらずの語彙力のなさでどう表現したらいいのかわからないのですが、でもとにかくやることやって日々頑張ってるんだけれど、でもなんか報われている感じもしない。
だから新しい道見つけたいんだけれども、見つからない…むむむむむ…で、そんな何とも言えないモヤモヤした感覚を、ヨムミジョン、ヨムチャンヒ、ヨムギジョンは抱えて日々頑張って生きてるよ、というような。
家族としても、この3兄妹だけではなく、父親のヨムジェホと母親のクァクヘスク、つまり5人家族なんだけれども、そこまですごい仲がいい家族すぎ♡♡というわけでもなければ、どちらかというと、冷淡というかクールな家族というか。
地方で家族皆仲良くワイワイ!!!というような感じでも決してなくて、それでも週末(なのかな?)は、農業とか家のお手伝いもしっかりこなしたりする3兄妹。
そんなクールさ度が高い地方で暮らす家族の元に、ジェホはサンポシンクの社長でもあることから、1人従業員としてクジャギョンが加わっている、という状況。
でもこのジャギョン(通称ク氏)も、何やら訳ありで、お酒を飲む飲む飲む飲む…いわゆるアルコール中毒者。
このアル中度は、視聴し続けていくにつれて、ここまでアル中だったの…!?ってびっくりしてしまうほどでした。

 

 

 

ミジョンは元カレ先輩に借金背負われて不幸な状況な中、このジャギョンにあって自分を崇めろ、と。
この崇めるというところからの2人の距離の変化と、ミジョンの会社でクラブに入りたくなかったがために、クラブに入っていない人達で結成したいわゆる「解放クラブ」設立から、少しずつ新しい道が開き始めるという展開。
で、次第にジャギョンがどんな男なのかもちょっとずつ追ってくる人物とかも出てきて明らかになったり…と。
にしても、何だろう、ミジョンとジャギョンらしい、甘すぎないもう絶妙なクールさのある意味いつの間に付き合ったの!?なんて思っちゃうような、自分を崇めろからスタートする関係って、普通にできるのこの2人しかいないのでは!?って思ってしまったほど、違和感なかったなぁ。

 

 

 

一方チャンヒなんだけど、自分勝手に最初の頃はミジョンの兄じゃなくてなぜか弟と思っていたよ…(本当になぜか不明)
チャンヒもチャンヒで職場のストレス抱えて(あのストレスは自分でも嫌だ(笑))、借金抱えて色々ありながらも、でもなんだかんだ、本当にいい人だよなぁとしみじみ。
なんだかんだ、友達のオドゥファン達との田舎生活友達との夜のみ時間は、かなりかけがえのない時間だよなぁ…なんて思ったり。

 

 

 

でね、もうある意味現代の恋愛拗らせ女子代表とも言えちゃうのがギジョン!チャンヒの姉ね。
シンパパのチョテフン(ちなみにテフンも解放クラブの一員)との恋よ!恋!そうなんだよね~この年の恋愛って難しいんだよね、大変なんだよね…なんて、なんか共感しちゃう感じでした~。
(まあ、1番最初の出会いのところがネックだったからこじれてしまったのもあるんだけれども)
あーでも、何でしょう…このテフンの姉のチョギョソンとはギジョンは同級生なんだけれども、このギョソンのいちいち反対するときの突っかかり方、結構(というかかなり)イライラしてしたなぁ…。
まあ、ギョソンが突っかかる気持ちもわからなくはないんだけどさ、でもさ、でもさ!キツすぎじゃなかったかい!?

 

 

 

そんな感じで、それぞれ模索しながらも生きていくわけですが、なんかやっぱり3人の中でもダントツでミジョンが本当に最初から不幸引きずりまくっていて。
もう上司の不倫相手扱い(実際は違う)として仕組まれていた辺りももう…。

で、ストーリーが展開されていくんですけど、チャンヒが仕事退職したのは意外でした!!てか個人的にはいきなりすぎな感じがしてびっくり。
わお、ついに…と思ったけれど、このタイミングの絶妙さも(チャンヒが自分で後から言っていましたが)、なんか腑に落ちてしまう自分がここにいます。

 

 

 

そうなんです!ラストに近づくにつれて、まあそれぞれとりあえず色々ありながらも乗り越えて、これ以上なんかびっくりすることは起こらずに終わるのかなとか思っていたら…。
まさかの母親のヘスクの他界!!!
ここ本当に、本ッッッッッ当ーーーーに、自分は予想外な展開すぎてびっくりしました!
そしてここから自分もこのドラマで泣くとは思っていなかったのに、泣いてしまった…。
特に3兄妹の落ち込みというよりも、ジェホの落ち込み具合もきましたね~自分は。。

で、さらにびっくりしたのが、ジャギョンの過去が次第に明らかになっていくんだけれども、最初にもちょっと触れたけれど、まさかあんなにアル中だったとは…!
本当に四六時中飲んでる飲んでる飲んでる飲んでる飲んでる飲んでる飲んでる飲んでる…。
周りにも心配されていたけれど、本当にあれは心配だわ…。

 

 

 

そんなこんなで最終回…てか、まだまだ驚くことは盛り沢山で、父親のジェホの再婚!
ええぇぇぇぇえ嘘おおおぉぉ!?もうここにも驚かされるという自分。
ジャギョンがジェホに会いに行った時、1人暮らししているのか~寂しいねぇ、近所の人が来てたのかな?なんて思ってしまったけれど違ったという(笑)

でもジャギョンがジェホに会いに行ったお陰でミジョンに連絡して再会できて、何だかんだお互い支えててさ~、いいよね本当。
なんかこの2人の関係に結構グッと来ちゃって。
最初と比べても、もうジャギョンのミジョン見つめる目全然違うしさ~、もうあの見つめる目てか想う目てか雰囲気?何あれ…もう…!!♡
最初はミジョンのまるで救いようのない不幸さというかミジョンの辛さばかりに意識が向いていたけれど、ジャギョンの辛さの方に意識が向いてしまった時はもうやばかったです。
ある意味これは裏社会~な感じの人間として生きていて(それでいて、あんなに日中田舎でガンガン黙々働いていたの凄いな…)限界超えても頑張ってて。

ホストのお金回収のあれこれとか。
そんな状況の中でのミジョンとのラストをみて、もちろん確実なハッピーエンドではないのかもしれないっていうのは重々承知だけれども、ああ、私の解放日誌観てよかったなと思えた瞬間でもありました。

 

 

 

で、チャンヒもチャンヒでジャギョンの存在が謎の時に高級外車乗ってはしゃいでる姿可愛かったし、借金返済頑張ったし、で、結婚までこぎつけそうになったのに、結局ダメになってしまって。
おまけに、焼き芋の機械?で、チャンスを得られそう!!!という時に、先輩の危篤。
そのチャンスの時に、先輩に立ち会うことを選んだチャンヒは、やっぱり最後までチャンヒだったなと思えました。
ていうか、この先輩とチャンヒのやり取りのシーンでも自分は泣いてしまいました。

ギジョンもギジョンで、何だかんだ妊娠えー!?違うよーみたいなことで、ちょっと複雑な気持ちになりつつもテフンとの関係は継続だし、何だかんだ、本当に色々あったけれど、
皆それぞれ、解放されて新しい道を進んでいるんだな、と思えるような、何だろう、どちらかというとすっごいハッピーエンド♡というわけではないけれども、良かったな~と感じとれるラストで、個人的にはよかったなと思ってます◎

 

 

 

あ、あとそういえば最後に父親のジェホが3兄妹に放った自分の結婚観(?)も、結構グッときたかな。
「父さんには力はないから結婚した」「お前たちは結婚してなくても力がある」みたいなニュアンスの言葉。
(グッと来たとか言いつつ、相変わらずうろ覚えなのどうにかしたいところですが…(汗))、確かこんな感じの言葉で、ここ印象的だったんですよ。
なんだろう、多分寡黙な父親であるジェホが再婚してから放った言葉だったから余計そう感じたのかもしれませんねぇ。

 

 

 

そんな私の解放日誌は、OSTもこの何とも言えない世界観にぴったりな楽曲がたくさんありました。
イジュンヒョンの一緒にいられますように、これは特にオープニング曲だったということもあり、もう曲の入りから自分の中では感慨深いものがあります。
クァクジンオンやBenの一種の告白、ヘンのぐっすり、シンユミののろま、チンドンウクのそんな日、ハヒョンサンのBeMyBirthday、SWAYのWeSink、イスヒョンの私の春は、チェギドク (9duck) のダイヤモンド、ホンイサクの分かる気がする、キムピルのHereWeAre、など。
また歌詞のないBGM的楽曲たちも、それぞれのシーンをたっぷり盛り上げていました♪

私の解放日誌は、キムジウォン、イミンギ、ソンソックを始めとしたキャストが出演していました◎
個人的には、キムジウォンとイミンギ目当て(どちらかというとキムジウォン寄り)な感覚で、勝手にキムジウォンはそろそろサム、マイウェイみたいな明るいキャラクターの演技が観たいなぁとか勝手に思っていたのですが、まあ、真逆なキャラクターでした。イミンギはもう安定的に最強!
…で、個人的に意外とソンソックよ!本当、今回のソンソック刺さったな~、グッときましたよ、本当に。

脚本はマイディアミスター~私のおじさんのパクへヨンなのだとか、思わず、な、なるほどな~と思ってしまう。

そんな私の解放日誌の特別出演ことカメオ出演では、チョンヨンジュが出演していたそうです♪

私の解放日誌は、本当にありふれた日常のキラキラした部分が描かれている、というわけではなくむしろ逆で、リアルさのある人生これでいいのだろうか…?というような、何か悶々としたというか…、ある意味自分との奮闘が描かれている韓ドラでした。
個人的には、とにかく中盤辺りから、グッと持ってかれました!視聴してよかったなと思えた韓ドラでした!