◎シスターズ◎
・2022年
・全12話
・OST、DVD、Blu-rayは後日発売予定…?
*キャスト
オインジュ(キムゴウン)
オインギョン(ナムジヒョン)
オイネ(パクジフ)
チェドイル(ウィハジュン)
ハジョンホ(カンフン)
ウォンサンア(オムジウォン)
パクジェサン(オムギジュン)
パクヒョリン(チョンチェウン)
オヘソク(キムミスク)
チェマリ(コンミンジョン)
チョワンギュ(チョスンヨン)
コスイム(パクボギョン)
チョンサンヒョク(チョンビョンウク)
ウォンギソン(イドヨプ)
ウォンサンウ(イミヌ)
ファンボヨン(チョヨンジン)
キムダルス(イイルソプ)
キムチョルソン(チャヨンハク)
チャンサピョン(チャングァン)
アンソヨン(ナムギエ)
イヨングィ(キムジョンソク)
チンファヨン(チュジャヒョン)
シンヒョンミン(オジョンセ)
アンヒョン(パクジヨン)
インジュの子供時代(パクソイ)
*あらすじ&ネタバレ
貧乏な家庭で育ったオインジュ、オインギョン、オイネは母親のアンヒヨンと4人で暮らしていた。
ある日、ヒヨンは1人でインジュとインギョンがイネのために貯めた修学旅行費用を盗み、3人の父親であるオスボクの元へ行くため出て行ってしまう。
そんな姉妹の元へ、インジュがきっかけとなり、ひょんなことから大金が転がり込んで来る状況に。
だがそれは、お金だけではなく権力をもつ人間たちによる陰謀に巻き込まれるきっかけにすぎなかった…。
果たしてこの3姉妹はどうなってしまうのか!?
お金とは!?富とは!?権力とは…!?様々な思惑や欲望が渦巻く、ミステリー要素が含まれているヒューマン的韓国ドラマです。
*感想あれこれ&見どころ
まず自分は、シスターズは勝手に全16話だと思って視聴していたという勘違いっぷりを発揮してました(笑)
そのため、途中まで結構ハマって観てたんだけど、なんか気になるけれど、全16話だしまとめて観たい気持ちもあるし、違うドラマも並行しよう~とか思って、ちょっと離脱してたんです。
で、その状況で後から完走者続出を知り、え?なんで?なんで??とか思って調べてみたら全12話だったという…(笑)
そんな勘違いっぷりから、慌てて視聴再開してがーーーーっと完走へとつっぱしりました(笑)
シスターズは、とりあえずざっくり言うと、貧乏な家庭で育った3姉妹の元に(というか、とにかくまずはオインジュに)、思いっきりどかん!と大金が入るんです。
でも、貧乏で会社になじめなかったインジュがとにかく唯一会社で慕っていたチンファヨンは自殺をしてしまい、そこから転がり込んだお金で、インジュは戸惑います。
…って戸惑うの当然じゃーーーー!!!悲しみの中、誰だってそらぁ戸惑いますよ!?ねぇ?ええ。
まあそんな感じで、大金転がり込んできたけれどどうしよう状態。
あ、その前にまあ母親のヒヨンは必至で妹のオイネのためにインジュとオインギョンが貯めた修学旅行代を盗んで父親のオスボクの元へ行っちゃうんだけどさ。
で、そこからお金こと富と権力の何とも言えない思惑と欲望の争いに巻き込まれていってしまう…というわけなんです。
でね、この巻き込まれ方がなかなかえぐくて、チェドイルも最初は信頼できる男なのかも不明だし、イネの友人のパクヒョリンの母親であるウォンサンアもいい人だけどこれ本当?なんて、ちょっと怪しい優しさあるし、一方でサンアの夫のパクジェサンは悪い意味で頭がキレる、暴力権力男だし…。
この家族にどっぷりイネは姉たちよりも浸り込んじゃうし…で、もう大変!
おまけに頭の良い記者のインギョンは、がけっぷちになっちゃうし。
そんな姉妹を、ある青い蘭が、少しずつ大金と権力と共に引き寄せていくんです。
…そう、その青い蘭がキーポイントな情蘭会(チョンナンカイ)と共に、ね。
そんな感じでストーリーが展開されていくので、やっぱり同時配信時のこういう時は、ネット上などでは考察が話題になったりもしてたようですが、考察あれこれは本当にとても優れている方々が綴っているだろうと思われるのでまあ綴りません、っていうか綴れません(笑)
ただ単に、自分がこのドラマ観て思ったことをいつものごとくズラーッと綴ってるだけなのでね、ははははは。
それにしても、個人的にはへソクが死んでしまった時は本当にびっくりしたなぁ。
大叔母と言われているだけある(意味不明)、すごい存在感たっぷりなあのお方。
お金持ちとしてのお金の捉え方をどっしりと分かっていらっしゃるというかなんというか、この貫禄っぷりは個人的にあっぱれ!でした。
ん~~~だからこそ、最後まで死なずに出てほしかったんですけどね。
あ、でもなんだかんだ借金まみれだったね、でエンドでしたがね、相続の時。
ラストに近づくにつれて、インジュの巻き込まれ方のえぐさはもちろんだけど、黒幕の正体もだんだんと分かってくるんですが、正直黒幕にはびっくりでした。
もうねー、ごめん、洗脳的に先に言っとくと、なんだろう…めちゃくちゃジェサンが悪い人間としか思えてなくて(おまけに自分の中で勝手にペントハウスのチュダンテ役が
ずーっと残っちゃってて…)、ずっと黒幕ジェサンだっていうのが抜けてなくて、もう最初から勝手にそう思っちゃってたの。
もうね、サンアはジェサンにガンガンやられてるしさぁ。
そんな中、ジェサンがまさかの自殺という急展開には、とてもびっくりしました。
なんだかんだ、みんな将軍が将軍が将軍が将軍が…なんて言ってるけれど、てかこの将軍に対するある意味ちょっと過激すぎないかい?と思えてしまうほどの忠誠心にはびっくりだったし。
(特にチャンサピョンの忠誠心なんて本気でやばいんじゃないかというくらいすごかったので、まさかのあそこで裏切るとは…!という予想外な展開もあったりもしたわけだけど。)
って、ちょっと話それちゃったね、すいません。
ちなみにもう少し話をそらすと、なんか将軍って言葉が出てくるたびになぜか怖さを感じました…なんででしょうか。
…で、黒幕の話に戻して、まさかのファンボヨンよ!!もうここにはびっくり。
おまけにびっくりすることはもう1つあって、まさかのチンファヨンが生きていた、という展開ね。
そう、インジュの勘違いではなかったというわけで、ファヨンが生きていて、ファヨンを含むインジュやドイル、インギョン達の反撃も始まるんですよ。
でもサンアのラストはラストでまたむごい…何ということでしょう…というラストでなんだかなぁ、と個人的には思ってしまいました。
ラストこと最終話はまだまだ色々ありますが、印象に残ったところだけを。
その後、ふとインジュの元に、ヘソクがアパート(マンション)を残したことに気づくんです。
その時のインジュに大叔母であるヘソクが家を残していた時の言葉「家には相性がある、家があなたを受け入れたら譲ってあげる」「私はね全てを失ってもこんな家さえあれば初めからやり直せる」
この最後辺りに出てくるこの言葉はとても印象的でした。
その言葉を理解したのか、インジュも大叔母が残してくれた家に受け入れられたと感じることができた時、全部大丈夫だと思うことができたと同時に、自分も少しは変われると感じられるようになって泣いてるシーンも印象的でした。
一方インギョンは他局に記者能力を評価されハンティングされますが、結局断り、ハジョンホと恋人になり、勉強するという名目もかねて海外へ行くことを決めます。
そして更に最後はヒョリンとイネは2人でいる時にドイルと遭遇。
んで、ドイルと駆け引き的なことをして、またもやインジュとインギョンにイネのお陰で大金が転がりこんでくるというわけです。(特にインジュにね)
この時、イネの姉2人(つまりインジュやインギョン)に対しての想いが初めて知ることができるのですが、ここで改めてこの三姉妹の絆の深さを感じさせられました。
本当にドロドロで色々ありましたが(笑)
でももう前のように貧乏な状態で三姉妹一緒に生活することはないのかなー?って思うとちょっと寂しいかも?
そしてこのそれぞれが得た大金をどうするの!?なんてちょっと気になったりもして…(笑)
ある意味サクセスストーリーとしてとらえちゃっていいのかな?
そんなシスターズのOSTは、この何とも言えない独特な雰囲気にぴったりな楽曲で構成されていました。
ZiorParkのEnough、SOLEのLA VIE、
また歌詞の無い楽曲ことBGM的楽曲では、それぞれの独特なシーンをふんだんに盛り上げていました♪
シスターズは、キムゴウン、ナムジヒョン、ウィハジュンの共演という豪華なスタッフ構成となっていました◎
また個人的には、あのペントハウスで自分の中ではがっつり爪痕を残したオムギジュンはもちろんのことキムミスクもとても印象に残りました。
そんなシスターズの特別出演ことカメオ出演は、とにかくすごかったです!!!!
チュジャヒョン、パクソイ、パクジョン、ホンソヒはもちろんのことまさかのオジョンセ、そしてまさかのまさかのソンジュンギ!!!
個人的には1番ソンジュンギにびっくりしました!!!!
ってか、チュジャヒョンもカメオらしいんですけど、え?本当に?もうなんかカメオの境界線がわかりません(苦笑)
シスターズは、最初に綴った通り勝手に全16話だと思って、少し溜めて一気観しようと思ってちょっと途中気ぃ抜いてしまって(苦笑)
そしたらまさかの全12話でびっくりして慌てて完走(笑)別に慌てなくても良かったのですが気になってしまって…という感じでした。
なんだかんだ、幸せになれるのかな?って思える展開がゴロゴロでしたが、この三姉妹含めヒョリンやドイルがこれからも幸せであるといいなぁと願ってしまう韓ドラでした!