◎ポッサム～愛と運命を盗んだ男～◎
・2021年
・全20話
・OST、DVD（コンプリートシンプルDVD‐BOXあり）、Blu－rayは後日発売予定…？
＊キャスト
バウ・キムデソク（チョンイル）
ファイン翁主スギョン（少女時代＊ユリ）
イデヨプ（シンヒョンス）
イイチョム（イジェヨン）
チャドル（コドンハ）
チョ尚宮（シンドンミ）
光海君（キムテウ）
キム尚宮（ソンソンミ）
チュンベ（イジュニョク）
ヘイン堂イ氏（ミョンセビン）
ユン氏（ソヒジョン）
キムジャジョム（ヤンヒョンミン）
住職（ユスンウン）
イウォニョプ（チュヨンギュ）
テチュル（ユンジュマン）
ジョニョン（ソボムシク）
キム氏夫人（パクミョンシン）
キムヨノ（キムジュヨン）
ハン氏（チョンギョンスン）
インモク王后（ユンヨンミン）
チョマンス（チソングン）
コジョン（パクヨンス）
フナム（ソンソンユン）
綾陽君（イミンジェ）
カンホンニプ（ソンヨセフ）
＊あらすじ＆ネタバレ
バウは息子のチャドルと一緒に生活をし、闇稼業で生活費を稼いでいた。
そんなある日、高額報酬を得ることができるポッサムの仕事を引き受けたバウは、誤ってファイン翁主スギョンをポッサムしてしまう…。
ここからバウだけではなく、ファイン翁主スギョンの人生もガラッと変わってしまうのだった。
果たしてそれぞれの人生は一体どうなってしまうのか！？ロマンス要素が含まれている時代劇的韓国ドラマです。
＊感想あれこれ＆見どころ
ポッサム～愛と運命を盗んだ男～は、前に完走したまますっかり綴るのが遅くなってしまいました…。
そもそもポッサムという言葉の意味は寡婦を布で包んで誘拐を装い、再婚させることなのだとか。
再婚が法律的にも禁じられていた朝鮮時代の風習なのだそうです。（ちなみに包む＝ポッサムというところからも来ています。）
ほほお…なんか意味を知るとなるほどなーと思えますが、結構ポッサム、えぐいですね…。
ちなみに朝鮮時代のいわゆる裏稼業ポッサムを初めて題材にした韓ドラということでも、注目されました！
バウは息子のチャドルと一緒に生活をしているのですが、闇稼業で生活をしていて、そこで高額報酬のポッサムを引き受けることに…。
で、いざポッサムしてみるとまさかのポッサムミス！！！！
つまりポッサムする相手を間違えてしまい、まさかのその間違えたお相手が、な…なんと！ファイン翁主スギョンだったというわけです。
ひいえぇぇぇぇ、なんて恐ろしいことをしてしまったんだ！バウ！という展開ですね。
ただ最初はバウも翁主様だということは気づかず…で、ストーリーが展開。
で、後々知ることになるわけですが、バウの人生だけではなく、当然ファイン翁主スギョンの人生も予想外な展開へ…！
というわけで、バウはもちろんなんですが特にファイン翁主スギョンの運命も、ポッサムされてしまうというわけです。
いやーー、これ改めて考えてみると、ファイン翁主スギョンは本当辛かったよね…。
だってただサクッとポッサムされただけで人生が本当に変わってしまったわけだから！
そんな感じで、ファイン翁主スギョンが悲しまれつつも王様をはじめ王族達にも死人扱いされ亡き者とされたりと、大変なことに。
で、ここから腹をくくってファイン翁主スギョンは新たな人生をスタートさせるという展開に。
この状況で、イデヨプはファイン翁主スギョンへの想いを断ち切れなかったりと、結構家柄的な要素はもちろんですが、それだけではなく、、
ある意味この一途さ、いわゆる韓ドラ3番手君の存在としても、色々事を起こしたり…味方になってくれたり…なんだかんだ頼りがいのある存在でもありました。でも最後は悲しかったな～…。
なんだかんだ政権争い的な要素もがっちりと含まれており、恋愛だけではない展開に…！
このある意味緊迫した状況が多い中、バウの子供のチャドルはとにかくめちゃくちゃしっかりした子供で…（笑）
大人びた発言には時々、驚かされたりしました♪
あとそうそう、地味にイイチョムがえぐすぎた半面、光海君こと国王は、ファイン翁主スギョンを亡き者にしてひどいなーと思ったけれど、でもしっかりと父と娘という感じで、娘を想って守ってる感はすごく伝わりました。
そうそう、忘れてはいけないのがやっぱりサブカップル★
チュンベとチョ尚宮の仲も、コミカルでよかったです◎
ストーリーが展開されていくにつれ、な、なんと…！バウは流れ者のような存在だったにもかかわらず、没落した両班出身であることが判明！！
しっかりと文字が読め、文字もこれまた美しくさらさらと書けることが判明…！
で、気づけばしっかりと大きな屋敷を構え、品の良い（！？）両班に…！
こんな感じで、後半あたりからはガラッとストーリー展開されます◎
ラストこと最終話では、政権争いはもちろんのことファイン翁主スギョン絡みの王族云々…もしっかり解決へ。
個人的に感じたのは、ここまで来るのに、まーーーーとにかくファイン翁主スギョンの苦労ときたら…！！！もしかしたら（てかもしかしなくても？）バウことキムデソクよりもファイン翁主スギョンがポッサムされて1番人生苦労したのではなかろうか…。
本当にそれくらい、ファイン翁主スギョンはよくやった！！乗り越えた！！と、自分は思います。
そうそう、両班に戻ったバウことキムデソクで思い出したのが、あのしっかりしたチャドルは学童に通い始めましたが、この時もファイン翁主スギョンが勉強を家で教えてあげたりして優しかったよねってこと。
一方でファイン翁主スギョンの正体がわからなかったときは、デソクの母親ことハン氏のいびりがやばかったし、妹も途中まで微妙だったし…って、あ、あれ？やっぱり
ファイン翁主スギョンが1番もしかしてめちゃくちゃ苦労している…？でも、そんな中でも品格を保ちながら耐えていたファイン翁主スギョンは、本当に素敵だったなと
改めて思います。（どんだけファイン翁主スギョンって思われそうですが。）
だからこそ、ファイン翁主スギョンだった！！と正体に気づかせることができた時は、勝手にドヤ顔気分で視聴できました（笑）
でもデソク（一応夫という設定？）、ちょっとハン氏に礼儀正しすぎだろ～～～！もっとガツンといって！ってちょっと思ったり（笑）
まあ時代的に母親にもしっかりと、ってやつでしょうねぇ。
そんなファイン翁主スギョンとデソクは、やっぱりお似合いだよな～♡と改めて実感。
元母親（チャニョルの実母親）は、ちょっとねぇ…。
そんな状況で、ファイン翁主スギョンの芯の強さも最終話ではガッツリみせてくれましたが、もちろんファイン翁主スギョンの本来の生き方の願いを叶えてくれたのは、
頭の固くない物分かりのいい王族達のおかげだったり、でも結局は住職たちの力で自由になれたり…と諸々あって最後はしっかり海辺でデソクと再会…！
というラストでした◎
このラスト観て思ったのは、なんかファイン翁主スギョン辛いことたくさんありすぎだったけど、この2人の運命は必然だったしこのためだったんだろうなと思えることができました♪
そんなポッサム～愛と運命を盗んだ男～のOSTもそれぞれのシーンを盛り上げていました♪
ジョインの恋歌、この楽曲は個人的にこれこそポッサムのOST！！という、とても強い印象を受けた楽曲です！
ソジョン（LADIES' CODE）のただ1日だけ、HANYEのSong of Destiny、チョンホンイルの尖った石ころ、ヨンウンの小径に沿って、ファンエリのバウの歌、SUNNY（少女時代）の衿、
ミネの長い長い夜、Goniaのまさに美しい(withユテピョンヤン)、 Susanの星が沈む、ユジュ(GFRIEND)の慰め(String Ver.)、Sagの花のように美しい、パクジュハンの荒波の歳月よ、
Gloria Simのあなた私に言ってください、H3ATHRSUNのBlack(with Vivid Slow)、ソンユジンの春風 春、Fla4freeのFlower、GraceKimのSong of Dawn、HaNa rumiのあなたを待ってるから、ナムスンミンの守ってあげます、
このような膨大な楽曲だけではなく、歌詞のない楽曲ことBGM的楽曲もそれぞれのシーンを盛り上げてくれていました♪
ポッサム～愛を運命を盗んだ男～は、何といってもチョンイル主演！！！
そして少女時代のユリとの共演も話題になりました。
ポッサム～愛を運命を盗んだ男～は、ポッサムを初めて題材にした史劇韓ドラとしても、大変興味深かった時代劇的韓ドラでした！
