◎観相師◎
・2013年
・韓国映画
・OSTなし？DVD、Blu-rayあり
＊キャスト
キムネギョン（ソンガンホ）
ジニョン（イジョンソク）
ペンホン（チョジョンソク）
首陽大君（イジョンジェ）
キムジョンソ（ペクユンシク）
ヨノン（キムヘス）
＊あらすじ＆ネタバレ
観相師として天才的な実力を誇っているキムネギョンは、貧乏な田舎生活を抜け出すために、都で観相業を開始…！
ついに彼の噂は広まり、宮中で働くことになる。
やっと人生の運を掴んだと思った矢先、ひょんなことから陰謀へ巻き込まれてしまうのだった。
果たしてネギョンをはじめ、ジニョンやペンホンは一体どうなってしまうのか！？サスペンス要素も含まれている時代劇的韓国映画です。
＊感想あれこれ＆見どころ
観相師、こちらの韓国映画も以前WOWOWで放送されていたものをHDDに録画したままの状態で、やっと少し前に視聴して完走したという感じです♪
キムネギョンは、観相師として天才的な実力を持っていたものの、田舎で貧乏な生活をペンホンやジニョンと共に送っていました。
そんな矢先、ひょんなことから都で観相業をスタート！！！
評判が評判を呼び、たちまち売れっ子観相師になり、ついに望んでいた貧乏な田舎生活を脱却★
しかもそれだけではなく、この評判がついに宮中の耳にも入り、宮中の要職に就くという、やっと人生の運を掴む展開へとネギョンの人生は流れていきます。
ネギョンについていったペンホンも、そんなネギョンの恩恵を受けます。
一方ジニョンは、名前と身分を偽り、夢だった科挙に合格、そして仕官を果たすのですが、宮中で父親のネギョンと再会し、お互い驚きます。
…で、こんな感じでストーリーが展開され、それぞれの人生の運がやっと開けてきた…！なんていう、まさに人生逆転展開になるのかと思いきや、
次第にネギョンは王位をめぐる首陽大君の逆賊の相を読み取ったことがきっかけとなり、陰謀へと巻き込まれてしまいます。
結構コミカルタッチに描かれていたので、軽い感じである意味トントン拍子に観相師として成功を収め、ジニョンもジニョンで足を引きずりながらも色々苦労をしたけれど、あの純粋でまっすぐな気持ちで名と身分を偽りはしたものの、仕官として真面目にコツコツ働いていくのかな、なんて。
そう思っていたのですが…。
次第に首陽大君の本気で怖い暴君姿が登場するようになり、もうこれは…。
本当、正直色々な史劇観てきたけれども、かなり自分の中で上位に入るくらいの怖い大君でした…（笑）
てかもう、大君というよりもなんか盗賊とかじゃない？というレベルで、見た目の悪さが取り巻きとともにマジで怖かったです…！！！！
ラストこと最後…というか結末も本当に最初のコミカルタッチな軽さはどこいったの～？というくらい、個人的には可哀想な結末で…。
ジニョンが目を潰されてしまった時も、本当に可哀想と思っていたんですけど、さらなる悲劇が彼を襲い、結局ネギョンの目の前で殺されてしまうし、
挙句の果てに田舎に戻って前の生活にネギョンとペンホンは戻った…と思ったら、ペンホンは自ら喉を傷つけてしゃべれなくなってるし、で。
それでも明るく振舞って手を振ってたペンホンにも、何かぐっときてしまいました。
何か、本当にしつこいようですが最初のコミカルタッチさはどこいった！？というくらい、個人的には悲しいラストだったなと思いました…。
でも観相師としてあれこれずばずば言い当てたりするシーンの、人々の顔を解説するところとかは面白かったです！
そんな観相師、OSTも楽曲、BGMそれぞれのシーンをしっかりと盛り上げてくれていました。
観相師は、ソンガンホ、イジョンソク、チョジョンソクという、かなり豪華なキャスト陣で構成されてました！
観相師という題材はもちろんのこと、このキャスト陣の豪華さだけでも「観る」に惹きつけられた気がします。
特別出演ことカメオ出演は、映画なのでいません～。
観相師、視聴したいと思っていたので無事（？）完走することができてよかったと思えた韓国映画でした！
