◎なにもしたくない~立ち止まって、恋をして~◎
・2022年
・全12話
・原作ウェブ漫画あり、OST、DVD、Blu-rayは後日発売予定…?
*キャスト
イヨルム(ソリョン*AOA)
アンデボム(イムシワン*ZE:A)
キムボム(シンウンス)
ホジェフン(パンジェミン)
チョジヨン(パクイェヨン)
ペソンミン(クァクミンギュ)
ペジュン(キムジュン)
チョンヨンスク(キムヘジョン)
キムジョンフン(ナムジンボク)
キムハヌル(シンギジュン)
ペヨンホ(ユスンウン)
クァクドゥヒ(キムハクソン)
クァクムチョル(パクジフン)
ファンチャンス(オヨン)
ソンオクスン(パクオクチュル)
ファングノ(キムヨハン)
ジェドン(チャンノンボム)
パク教授(イスンジュ)
*あらすじ&ネタバレ
仕事も恋愛もうまくいかない…挙句の果てに最愛の母の死…。
そんな辛い状況から、思い切ってイヨルムはリュック1つ分以外の荷物は全て手放し、ソウルを離れ、アンゴクでの生活を始めることにする。
最初は疎まれる存在ではあったものの、次第にアンゴクの人々も心を開いてくれて…!?
果たしてヨルムの人生はこれからどうなっていくのか?サスペンス要素が含まれている、ヒーリングラブストーリー的韓国ドラマです。
*感想あれこれ&見どころ
なにもしたくない~立ち止まって、恋をして~の原題は、なにもしたくないです。ちなみに英語タイトルではSummer Strikeとなっています。
この韓ドラは、おすすめしていただいていた韓ドラで、いつか視聴機会があればいいな~と思っていたんです。
そしたらたまたまタイミングよくBSでの放送開始…!
…ということでBSで視聴して完走しました。
個人的には、ものすごくよかったです…!めちゃくちゃハマりました!!!!
とにかくこのドラマの独特の世界観に惹きつけられました♡
イヨルムはちょっと控えめなタイプ、というかちょっと暗め!?と言っちゃいそうになるタイプの人間かもしれません。
そんなヨルムは、勤めている出版社ではナメられ、うまくいかない日々を過ごしていた矢先、恋愛もうまくいかない状態に。
それだけではなく、なんと最愛の母親まで急逝してしまいます。
そんな人生どん底のヨルムは、ついに会社を辞め、リュックサック1つ分の荷物だけを残し、ソウルを出ていくことにし、アンゴクという場所での生活を始めます。ちなみに仕事は何もしません。
たまたま景色に惹かれ、立ち寄ったアンゴク。
そこでは、図書館を見てここでの生活を決めたヨルムは、そこでアンデボムと出会います。
アンデボムは、図書館でバイトをしていたものの、人見知りの激しさからヨルムとは会話をせず、紙でのやり取り。
…というか、個人的に最初のデボムをみて人見知りではなく、普通に話せないのかと思っていたので、そのまま最後までデボムはしゃべらない状態でストーリーが展開されていくのか?
って思っていました。(もしくは終盤あたりでしゃべれるようになるのかな、とか。)
そしたら、意外と3話目くらいからあっさり普通にヨルムにも慣れたのか会話ができるように…!
ヨルムはヨルムで、住む場所はなんと普通のアパートではなくめちゃくちゃ広い廃墟化していた元ビリヤード場…!
普通こんなところ怖くて住めないよ…!なんていうところを家にすることにし、ヨルムは住み始めます。
ただ、残念なことに、ソウルを出てたどり着いた、この新天地ことアンゴクでも、このビリヤード場の件も影響し、ヨルムはペソンミン達に冷たい反応をされます。
ここでもヨルムへの風当たりが強く、可哀想だなぁ~と思って視聴。
…にしても、そんな風当たりの冷たい状態から、ひょんなことからソンミンがガラッと態度を180度変えたのにもびっくりしました(笑)が、それはそれでよかったんですよね、結果オーライってことで。
後にヨルムの愛犬となったキョウルの件では、とにかく気の強いソンオクスンがますます苦手になるほどの風当たりの冷たさ…。
(キョウルに対してもめちゃくちゃ可哀想でした…!)
でもこの一件から、キムボムとも打ち解けられるようになり、チョンヨンスクことボムの祖母とも仲が良くなったり…少しずつヨルムのアンゴクでの生活も、いい感じになじんでいきます。
そんなヨルムは、デボムとの関係もじわじわと距離を縮めていくのですが、とにかく2人とも本当にじわじわ~~~という感じで。
このほっこりさもとてもよかったです◎
ストーリーが展開されていくにつれ、この調子でヨルムの人生もいい方向に行ってくれればいいな~と思ったりもするのですが、大事件が起こっちゃって…。
まさかボムのおばあちゃんが殺されてしまうとは…!
ある中の父親を持ち、苦労していたボムは、さらに奈落の底へ…。
ということで、ほぼラストに近い後半からは、サスペンス展開に発展…!
悲しいサスペンス展開で、まさかボムがここまで不幸に落ちていくとは思わなかったです。
おまけにボムの相棒的な存在だったデホもまた捕まっちゃうし…。
そうそう、ボムと言えば、ホジェフンに片思いされていましたよね♡
色々あったけれど、ここの2人がうまくいってくれて本当に良かったです…!
なんだかんだ強気な性格なボムに、優しいジェフン、お似合いですよね◎
で、この2人が付き合っている感じでも、デホはねちねちしてなくて、作ったパンもジェフンと食べろよ的な感じで根がめちゃくちゃいい人で。
デホ、本当いい人だったなぁ。
あ、そうそうヨルムのことばかり綴ってしまったけど、実はデボムも心に傷を負っていて、アンゴクにいた1人だったんですよね。
めちゃくちゃ頭のいい数学の天才的なデボムだったのですが、訳ありで、そんなデボムを支えていたチョジヨンは、ヨルムが現れたことでデボムへの気持ちに気づいて辛い思いをしたり。
それぞれが、それぞれの立ち位置で奮闘して…。
ラストこと最終話では、アンゴクを去ろうとしていたヨルムは、ボムの家に家賃を支払いながらついに早朝の牛乳配りの仕事をスタート。
しっかりと自分の時間に価値を支払って、生きていく道を選びました。
日中、ボム達が学校に行っていない間は、変わらずアンゴク図書館に通う日々を送り、夜はデボムと走る。
ん~~こういう生き方、いいなぁと思うものの、現実は難しい…なんてどうしても思ってしまうので、ヨルムを見習いたいところでもあります。
そして何より、気づけば最初の頃よりもヨルム自身にも変化があり、明るく最初よりも芯のある女性へと成長した気がします。
一方デボムも、別の教授の元で、リモートでのお仕事、ということでアンゴクを去らずにそのまま。
ジヨンもジヨンでソンミンといい関係…になりそうですね!
殺人容疑をかけられていたファングノも、学校に通うことにし、前に進みましたし。
ただ、最後の最後でアル中だったボムの父親ことキムジョンフンがまたお金を持ち出してギャンブルに走って行っちゃったのは悲しかったな…。
その結果ボムが死のうとしちゃって、ヨルムが救ってくれたのは本当によかった…けどおばあちゃんがいたらなぁと考えてしまいました。
最後の最後で、しっかりとそれぞれが向き合っている複雑な状況を、このアンゴクという地で乗り越え、人生を好転させることができて、とてもよかったです◎
人生、大丈夫!なんとかなる!!!!
そんななにもしたくない~立ち止まて、恋をして~のOSTは、心にしみる優しい楽曲で構成されていました。
Frommの遅い夏の歌、THE BOYZの夏の夜、ジヒョ(TWICE)の変な一日、ENHYPENのZERO MOMENT (ヒスン、ジェイ、ジェイク) (Prod. tearliner)、
ファンインヒョクの懐かしい、宇宙少女の恋人、low-end projectの I See You Like I See the Sun、tearlinerの Me, the Protagonist (Feat. Love X Stereo)、We Swim in Dreams (Feat. パン・ジェミン)、
クムジュンヒョンの君に行く、ギョンソン(The Barberettes)のColor、
こうやって改めてみてみると、豪華なOSTでしたね…!
また歌詞のない楽曲ことBGM的楽曲もそれぞれのシーンを盛り上げていました♪
なにもしたくない~立ち止まって、恋をして~は、イムシワンとソリョンの共演も注目ポイントでした♪
また特別出演ことカメオ出演は、いなさそうです~。
なにもしたくない~立ち止まって、恋をして~、この「なにもしたくない」という世界観が、個人的にはすっごくよかったヒーリング韓ドラでした!