まるの韓国ドラマ備忘録

自分が観た韓ドラだけのあらすじ・ネタバレ・感想・OSTなどをツラツラと…♡あぁ、韓ドラ愛が止まらない…♡

椿の花咲く頃

◎椿の花咲く頃◎

・2019年
・全20話
OST(DVD、Blu-rayは後日発売予定…?)

 

*キャスト

ドンベク(コンヒョジン)
ファンヨンシク(カンハヌル)
カンジョンリョル(キムジソク)
ピルグ(キムガンフン)
ヒャンミ(ソンダムビ)
ジョンスク(イジョンウン)
ジェシカ・パクサンミ(チイス)
ノギュテ(オジョンセ)
ホンジャヨン(ヨムヘラン)
ドクスン(コドゥシム)
ピョン所長(チョンペス)
パクチャンスク(キムソニョン)
キムジェヨン(キムミファ)
チョングィリョン(イソニ)
チョエジョン(ハンイェジュ)
ヤンスンヒ(キムモア)
オジヒョン(ペクヒョンジュ)
ハンテヒ(イジュンヨル)
ソンジンベ(キムドンヒョン)
ヤンスンヨプ(イサンイ)
ジンヨンウク(チェジュンロク)
イギュソン(パクフンシク)
カーソン(ヘレナ)
パクヨンオ(パクソンミン)
イジェウ(クォンオジュン)
大人になったピルグ(チョンガラム)

 

*あらすじ&ネタバレ

未婚のシングルマザードンベクは、カメリアというスナックを経営し、ピルグを育てていた。
なかなかオンサンで馴染むことができず、偏見を受けているドンベクは、そんな状況にも負けず日々頑張っていた。
ある日、そんなドンベクに一目ぼれした警察官のファンヨンシクは、ドンベクにもうアプローチを開始。
そんな状況の中、ドンベクは生まれつきの運のなさを感じるほど、どんどん不幸な展開が起きてしまうのだった…。
果たしてドンベクとヨンシクは、幸せになることができるのか…!?
ブコメディ要素だけではなく、サスペンス要素も含まれている地域密着型サクセスラブストーリー的韓国ドラマです。

※6月11日追記
椿の花咲く頃は、第56回百想(ペクサン)芸術大賞2020受賞作品です♡

www.kandoranomaru.com

 

*感想&見どころ

椿の花咲く頃、まさかここまでハマるとは思っていませんでした(笑)
タイトルからは想像もつかない面白さがありました♪
1話目から、とてもテンポよくストーリーが展開されていくので、気づけばどんどん続きを観ている始末…。
何だかんだ言って、とても面白かったです!韓国でも最高視聴率、23.8%を記録!何て話題になっていましたが、この高視聴率さも納得ができるなぁ、と。

とにかくドンベクは、幼い頃母親に捨てられて不幸な日々を送っている…なんていう人物なんですけど、不幸ながらも必死に幸せを掴もうとしているあの姿は、本当に応援したくなります。
また応援だけではなく、お前も人生頑張れよ!なんていう感じで、励まされている気持ちにもなり、よし!人生頑張ろう★と、前向きな気持ちにもさせてくれました◎
本当にびっくりするほど辛い日々を送るドンベクですが、それでも気持ちは不幸に支配されていないところが、また素敵でした♪
そんなドンベクだからこそ、あんな素敵なファンヨンシクが一目ぼれしたのかなぁ♡なんて思います。

何だかんだヨンシクの、ものすごいどストレートすぎる(笑)ドンベクへのアプローチ、凄くよかったです!!!
かっこいいあのストレートさ…絶対誰もが惚れますよね(笑)
本当にあの一生懸命さがものすごくよくて、何だかんだハマってしまいました。
特に、ドンベクの誕生日にたくさんの花を用意して道に印をつけて、お祝いの場所を用意してくれていたあのシーンは、本当にジーンときましたよ♡

そうそう、人情味あふれるオンサンの団結力の凄さも、見どころのひとつでした!
個人的には、ヨンシクの母であるドスクンは頼もしいし、まっすぐだし…(まあ、ちょっとこじれちゃったりもした展開もありましたが)あの頼れる会長の存在は観ていて気持ちがよかったです。
またパクチャンスクをはじめとした、メンバー達も最初はなかなかキツいなぁと思っていましたが、途中からしっかりとドンベクのことを手荒ながらも(笑)思う姿勢は、最高でした♡

オンサンという地域でのいわゆる地域密着型の展開なわけですが、このような恋愛や日々の出来事を…何ていう、単純な展開ではないというところも、椿の花咲く頃にハマった理由になるかなと思います。
これだけだと、ラブコメでまあ色々頑張ってるよね~なんていう感じなだけはんですけど、背景にはサスペンス要素が含まれていて、じわじわとこれも迫ってくるんです!
ジョーカーという連続殺人犯が、ひしひしとドンベクに近づいていくわけですが…このじわっと気になるドキドキする展開、というのもすごく続きが気になる状況を持ってきてくれました。
特に、ストーリーが終わった後のショートストーリーというかエピソードでまた、気になる状況を作り上げているんですよね。

正直最初は、え?何のこと?何て思って観ていた部分もあったのですが、後からなるほど!と思わせてくれたり、思わずキュンとしたり…。
ジョーカー絡みな内容だけではなく、さまざまな内容でしっかりと触れられていたので、結構これもまた奥が深かったです◎

これだけでも、地味に複雑(!)な展開であるのに、椿の花咲く頃は、ピルグの複雑なドンベクの結婚への心境や、実際の父親であるスター野球選手・カンジョンリョルへの心境もシッカリと描かれています。
またジョンリョルの父親心やドンベクへの想いも描かれていて…まぁぁ~なかなか複雑なんですよ!(笑)
本当に、あの父親心の歯がゆさも、なかなか…!
いきなりドンベクの母親であるジョンスクも出てくるし…。
こういったいろいろな複雑さも描かれているのですが、それらもうまくスパイスされているのが、とても良かったです!
これだけいろいろな要素が含まれているのに、ラストはしっかりとハッピーな結末にまとまっていたのは、個人的にめちゃくちゃ嬉しかったですね♡

色々な展開があり、ドンベクも奮闘するわけですが、この出来事たちを通じて、ドンベク自身もどんどんたくましくなっていくところは、本当に励まされます。
あれだけ下を向いて泣いてばかりだったドンベクが、ラストに向けてたくましく成長していく過程もまた見どころかなと思いました♪

あとサプライズ的に出てきたトッケビの話題!
理想のタイプはコンユ!何てドンベクが話して、トッケビには勝てないわ、みたいなニュアンスのヨンシクのシーンは、観ていて嬉しかったです♥

 

最終回は、ハッピーな結末で凄くよかったのですが、その中でも何といっても、ピルグがちゃんと大人になってメジャーリーガーになって夢を叶えた!という展開も、ほっこり◎
でもやっぱり連続殺人事件も思っているわけですから、残念なことに皆が皆ハッピーな結末にならなかった…というのは、ちょっと残念ですがこれはまた仕方のないことなのかな。
敏腕弁護士ことホンジャヨンも、何だかんだいい状況に丸く収まった感じもしました。
これだけラストに向けて椿の花咲く頃は、色々な展開があったわけですが、でもやっぱりヨンシクのあのドストレートなドンベクへの想いが、特に最強過ぎて(笑)強烈に印象に残っています★
ドンベクは、34歳という設定で、ピルグは7歳から8歳になった?という年齢だったので、何となくヨンシクは純粋さがすごいから20代という設定なのかな?何て思っていたら、どうやら30代という設定だったようで。
こはちょっとびっくりしましたが(笑)やっぱり、ヨンシクがめちゃくちゃ輝いていて印象に残りましたね♡

そんな椿の花咲く頃は、OSTもぴったりな曲がずらっと用意されていました♪
ジョンパクのおかしな人や、O.WHENのLoser、MOTTE&YONGZOOの君は私にとってビタミンみたい、イムハンビョルの花のように美しい君、SOYOUの大丈夫ですか、Punchの映画に出てくる主人公のように。
キムナヨンのその頃、キムピルの冬が来れば、Heizeの運命が私に言っています、GA EUNのI’ll Be With You、キムヨンジの私の心 (Mom)…しっとりとした曲が多く、本当に椿の花咲く頃の世界観にぴったりです◎
他にも歌のない曲たちも、それぞれのシーンにぴったりな楽曲ばかりでした!

※6月11日追記
ちなみに、椿の花咲く頃のOSTについては違う記事でも、綴っています~♪

www.kandoranomaru.com

椿の花咲く頃は、コンヒョジンとカンハヌルが共演したことでも話題になりました。

どちらも演技派ですが、特にカンハヌルは、麗~花萌ゆる8人の皇子たち~のワンウクが印象に強いため、本当に演技派を改めて実感させられました!
ちなみにコンヒョジンは、個人的には主君の太陽のテゴンシルの印象が強いです。
また、コドゥシムやイジョンウン、パクチャンスクなどベテラン女優陣達もこぞって集結!という豪華さがありました♪
そして大人になり、メジャーリーガーになった時のピルグを演じたチョンガラムも注目されましたよね。
素敵な恋愛模様や地域密着型の生活だけではなく、サスペンスやサクセス要素もシッカリと含まれていて、色々な展開が巻き起こり、予想以上にとても面白く(本当にびっくりしました)元気がもらえる韓ドラでした!