まるの韓国ドラマ備忘録

自分が観た韓ドラだけのあらすじ・ネタバレ・感想・OSTなどをツラツラと…♡あぁ、韓ドラ愛が止まらない…♡

ある春の夜に

◎ある春の夜に◎

・2019年
・全16話
OST、シナリオ集(DVD、Blu-rayは後日発売予定…?)

 

*キャスト

イジョンイン(ハンジミン)
ユジホ(チョンヘイン)
クォンギソク(キムジュンハン)
イソイン(イムソンオン)
ナムシフン(イムセン)
イジェイン(チュミンギョン)
イテハク(ソンスンファン)
シンヒョンソン(キルヘヨン)
クォンヨングク(キムチャンワン)
ソンヨンジュ(イサンヒ)
チェヒョンス(イムヒョンス)
パクヨンジェ(イチャンフン)
ウユヌ(ハイアン)
ユナムス(オマンソク)
コスクヒ(キムジョンヨン)
オハリン(ユンスル)
ワンヘジョン(ソジョンヨン)
イイエスル(イユジン)

*あらすじ&ネタバレ

図書館司書として働くジョンインは、ギソクと付き合っていたが、結婚をしたいとは思っていなかった。
そんなある日、ジョンインは薬剤師のジホと出会う。
2人は惹かれていくが、ジョンインのか彼氏・ギソクとジホはバスケで先輩後輩の仲。
おまけにジホは、大学生の頃に付き合っていた彼女が置いて行った自分の子供・ユヌがいるシングルファザーだった。
ギソクと別れることを決意し、ジホと付き合うことを決めたジョンインだったが、ギソクは納得がいかない。
果たしてジョンインとジホは、結婚をすることはできるのか…。
一方ジョンインとジホだけではなく、アナウンサーのジョンインの姉・ソインも結婚をしている夫・シフンと離婚を決意する。
しかし歯科医院長でプライドの高いシフンは、なかなか受け入れようとしなかった…。
このように、ジョンインとジホの恋愛模様やギソクとの三角関係や家族関係も描かれている韓国ドラマです。

*感想&見どころ

ある春の夜にという韓ドラは、とにかく淡々と…といいますかしっぽりとストーリーが展開していく雰囲気がありました!
非日常が描かれているというよりは、日常が描かれているという感じで、ちょっぴりしんみりします。
ジホが薬剤師として働いている薬局に、ジョンインが二日酔いに効く栄養ドリンクを購入して出会うわけですが、ジョンインは財布を忘れていて支払えず…。
そんなわけでジホが建て替え、ついでにジョンインはぼさぼさな髪の毛をまとめるために輪ゴムももらうという。
この出会い方は別にいいんです!でも、長く付き合っているギソクという彼氏とジホはバスケ仲間で先輩後輩の中…。
おまけにギソクはジョンインと結婚したいと思っていたけれど、ジョンインはギソクの父親・ヨングクに気に入られてないし結婚はしたくない…という状況だったんです。
ここでまた厄介なのは、ヨングクが秀英財団の理事長で(つまりお金持ちってわけ)ジョンインの父親・テハクはスヨン高校の校長だという部分。
ある意味ヨングクはテハクの上司(?)的な感じで、テハクの退職後の道を握っているというわけなんですね…。
こういうしがらみがあるから、テハクはとにかくヨングクの顔を引き立てて、ジョンインがなかなかギソクと結婚しない状況にもイラついているんです。

こんな状況で、ジョンインとジホが惹かれてしまい、ギソクは別れを告げられますが、別れる気はありません。
むしろジョンインと結婚するぜ~みたいな感じで強行突破しようとします。
ドラマ内で「あなたは世間では二股女よ」みたいなニュアンスでジョンインの同僚・ヨンジュの発言。
確かにこの視点では、ギソク、なかなか可哀想じゃないか…と。
だって長く付き合っているジョンインを後輩のジホに奪われるんですから…。
単純に考えるとそうなんですけど、でもギソクの性格もなかなか難あり…なんていうことを考えると、ジホに出会おうが出会わなかろうが、ジョンインは結局別れを選んだんじゃないかな、と思いました。
ギソクは、ジホのことをシングルファザーで可哀想なやつだとずっと情けをかける感じでしたからね…。
そんなプライドの高いギソクからしたら、ジョンインが別れてジホと結婚…なんていうのは、どうしても受け入れられないのでしょう。

一方忘れてはいけないのが、ジョンインの姉ソインと夫のシフンです。
ソインはアナウンサーでシフンは歯科医院長…というまぁ、凄くハイスペックな感じなのですが、ソインは離婚をするために奮闘します。
元々シフンからはDVを受けていたのですが、別居中に妊娠していることも発覚し、シングルマザーを決意し、離婚に向けて一層頑張り始めました。

そしてジョンインの妹・ジェインは留学先から勝手に帰国、そして何だかんだジホの友達で公務員試験を受けるために勉強しているヨンジェといい感じに…。

こんな感じで、何だかんだ色々と乗り越えていくわけですが…。
最終回は、ジョンインとジホが本当に結婚をしてハッピーエンドに!というわけではなく、薬局で2人が幸せそうにしているシーンで終わりました。
つまりジョンインの父親・テハクは、めちゃくちゃジョンインとジホの関係を反対していたわけですが、これを認めるところはなかったんです。
ジョンインの母親・ヒョンソンも認めるシーンがあったから、認めるシーンがあったらよかったなぁ、と感じました。
でも、あれだけ頑なに反対しているわけだから、なかなか難しいか…。

あ、そうそう!
ヒョンスという、先輩で会社の上司だからギソクにめちゃくちゃ気を使っているジホやヨンジェの友人がいたのですが、この人個人的にすごくよかったです!
できれば、ヒョンスが幸せになるシーンが描かれていていてほしかったほどですね★

さて、そんなある春の夜にですが、OSTがとにかくドラマの良い意味での淡々とした感じというか、しっぽりとストーリーが穏やかに展開していく雰囲気を作り上げていました。
RachaelYamagata(レイチェル・ヤマガタ)のNo DirectionやIs It You、We Could Still Be Happyはもちろんのこと、Oscar Dunbar(オスカー・ダンバー)のSpring Rainもとても合っていました♪
また、Carla Bruni(カーラ・ブルーニ)の歌うSpring Waltzも、春の夜という韓ドラの雰囲気に欠かせない音楽でした☆彡
他にRain on leavesやMixed Emotions、Griefという楽曲もありましたよ~。

そんなある春の夜には、ジョンインをハンジミンが演じ、ユジホをあの国民の年下男子と言われているチョンヘインが演じたことでもすごく話題になりました!
チェヒョンスを演じていたイムヒョンス、個人的にとても良かったです♡
大人な恋愛模様を描いている、という印象で、淡々としっぽりと、しみったれた(ちょっと違う?)感じで進みつつも、最後はジョンインとジホからしたらハッピーエンドで締めくくられたのはよかったです◎
あ、そういう意味では、無事離婚をすることができたソインもですね~。
雰囲気的には、じわじわと秋の夜長に観たい、韓国ドラマといったところでしょうか。
淡々としてしっぽりしつつも、しっかりとストーリーが展開されていくので、じわじわと味のある韓国ドラマでした♪