まるの韓国ドラマ備忘録

自分が観た韓ドラだけのあらすじ・ネタバレ・感想・OSTなどをツラツラと…♡あぁ、韓ドラ愛が止まらない…♡

私たちのブルース

◎私たちのブルース◎

・2022年
・全20話
OST、シナリオ集、DVD、Blu-rayは後日発売予定…?

 

*キャスト

チョンウニ(イジョンウン)
イドンソク(イビョンホン)
ミンソナ(シンミナ)
カンオクドン(キムヘジャ)
イヨンオク(ハンジミン)
パクジョンジュン(キムウビン)
ヒョンチュンヒ(コドゥシム)
チョンイングォン(パクジファン)
パンホシク(チェヨンジュン)
チョンヒョン(ペヒョンソン)
パンヨンジュ(ノユンソ)
ダリ(チョヘジョン)
イヨンヒ(チョンウネ)
ビョリ(イソビョル)
パクギジュン(ペクスンド)
パクヘジャ(パクジア)
ソンウンギ(キソユ)
ミジン(パクヘナ)
キムミョンボ(キムグァンギュ)
チェハンス(チャスンウォン)
キムテフン(チョンソンイル)
ミラン(オムジョンファ)
ペ船長(ユンビョンヒ)
ソンミ(チョイェノク)
インジョン(チョアラ)
チャン先生(ヤンヒギョン)
ソンマンス(キムジョンファン)
オヘソン(ミンジア)
キムジョンウ(チェビョンモ)
キムジョンチョル(チェスンギョン)
オクドンの成人時代(キムソジン)
ウニの子供時代(シムダルギ)
ミランの子供時代(ヨンシウ)
ドンソクの子供時代(リュヘジュン)
ソナの子供時代(キムアソン)
ハンスの子供時代(キムジェウォン)

 

*あらすじ&ネタバレ

チョンウニは、ウニ水産を営む成功者。
そんなウニの元へ、初恋相手でもあるチェハンスが現れる。
ハンスは、娘の夢に対する留学などの資金が必要であることもあり、生活にはどうしてもお金が必要だった…。
果たしてそんなハンスに対し、ウニは一体どういう行動を取ってしまうのか!?
済州島で暮らすチョンウニをはじめとした、さまざまな人達の人生が描かれている、恋愛要素はもちろんのこと家族の事情もぎっしりなヒューマン的韓国ドラマです。

 

*感想あれこれ&見どころ

私たちのブルースは、個人的にとにかくチョンウニがツボでした(笑)
もうなんだろう、この潔さ!!!!おせっかい焼きでたくましい…!!!!とにかくウニの魅力に最初からわしづかみにされました。
で、勝手にウニが主人公で、ウニ目線で済州島あれこれの日々が描かれているのかな~とか予想していたんですけど、これまた全く違ってねぇ…。
ちゃんと済州島の人々それぞれに視点を置いたストーリーの描かれ方がしていて、すっごくこれまたよかったんです♡
そして、勝手に全16話だと思っていたけれど、全20話だったという…これもまた嬉しかったです◎

 

 

 

チョンウニは、ウニ水産を営むお金持ち…いわば成功者なんですね。
人柄もすごーーーーく良くて、とにかく昔からの仲間たちをとても大切にするという視点から、信頼できる仲間にはお金も貸してあげていたりして…。
本当にちょっとおせっかいで騒がしいけど(ちょっとってかかなり?(笑)))とにかくすごく魅力的な人なんです。
そんなウニの元に、初恋相手でもあるチェハンスが現れて、ウニは再会を大喜び…!!!!

 

 

 

昔を思い出しながらデートするんですけど、んんんん?このデートが何となく怪しい…。
そ、そうなんです!ハンスは娘の留学などでとにかくお金がない状態なので、ウニにお金を工面してもらおうと思って、ウニに近づいていたんです。
最初はその感じを匂わせ程度にしか出さずに、過ごしていて、自分の中ではえ?もしかしてお金で近づいてる?いやいやまさか…いや、でもそれっぽいぞ?
えーーーそれはちょっとやめて、なんてめちゃくちゃウニのこと心配して視聴してました(笑)
…で、案の定この予想は、残念なことに大当たりしてしまったんです。

 

 

 

これを知ったウニがまたとった態度が本当にたくましいというかかっこいいというか潔いというか…!
どーんと、わかってショックを受けた後でも、しっかりとハンスにお金を渡してしまうんです。
でも結局、ハンスはお金を受け取ることはしませんでした。

もうこのくだりで、ウニファンになった人、絶対に多い、たくさんいる!!…で、そのうちの1人である自分。
この調子でウニ中心でストーリーが展開されていくかと思えば決してそうではなく、済州島の人達のそれぞれの温かみ溢れるストーリーが展開されていきました。

 

 

 

超仲の悪いチョンイングォンとパンホシクは、それぞれシングルファザー
イングォンには息子のチョンヒョンが、ホシクにはパンヨシクという娘がいるんですけど、この2人は学年1位、2位の優等生で将来はソウル大学よ!みたいな感じの2人。
…なのですが、ヨンジュはヒョンの赤ちゃんを妊娠してしまい、すごーーく悩みます。
もちろん2人の父親は大反対、そしてヨンジュも最初は中絶しようとしますが、悩みに悩み、それぞれ家族みーんな葛藤して、出産することを決めます。
この経過もあり、超仲の悪いイングォンとホシクの関係もよくなったり、ヒョンとイングォンの親子間もよくなったり。
素敵な家族関係が再び築きあげられました◎

 

 

 

またトラックで雑貨販売をしているイドンソクは、過去に好きだった女性のミンソナと再会を果たしたものの、うつ病のソナは、夫との離婚が決まり、息子のヨルの親権争い真っただ中という状況で、
複雑な気持ちを抱えながらも不器用さを持ちながらも、ソナをサポート。
最初は、ソナの辛さもわかるけれど、ドンソクに対してのどっちつかずな感じにも複雑な気持ちになってしまったりもしましたが(すみません。)、何だかんだドンソクの不器用な一途っぷりに、思わずやられてしまったよーーー。
ソナが自分のソウルの家でのうつ病で苦しんでいる時のシーンとか、本当に悲しいほど辛かったし、そんな時のドンソクの言葉を思い出して、葛藤する姿はぐっときちゃいました。

 

 

 

で、ウニは最初だけなの!?って思われがちですが、いやいやいや、違うんです!!!
ウニの友達である、忠誠誓いあっている仲の良いコミランとの複雑な友情模様も描かれていて。
マドンナ的存在のミランのポジションは昔から変わらず、とにかくもう男性陣の浮足立ちまくりな姿は、何ともまぁ可愛らしい…(笑)
いくつになってもやっぱり、変わらないのよね!って感じ?(何目線なのかわかりませんがそんな感じ?)
このウニとミランの友情についても、ミランは何てやつだよ…なんて最初はイライラしてしまったりもしましたが、なんか結局感動しちゃうし…。

 

 

 

そして忘れてはいけない恋愛要素が、パクジョンジュンとイヨンオクの恋愛模様
何だかんだ、ヨンオクは嘘つきだし、みたいなかんじでちょっとある意味ワケありな女として、プルン村では有名なんだけれども、そんな美女に見事に惚れたのがジョンジュン。
本当ね、ジョンジュンのヨンオクに対する一途さよ…♡
ヨンオクは、海女としてもまだ新米なので、色々とトラブルを起こしてしまったり、チームワークを取らずに単独行動しちゃうものだから、皆からは嫌われちゃうしで大変なんだけれども、嘘をついているという噂と共に、どうしてそんな行動を取っていたのか、という謎が次第に明らかにされるんです。
その時の、ちょっと(てかかなり?)厳しけれど、でも優しい海女ベテラン組であるヒョンチュンヒをはじめとしたパクへジャやダリといった仲間たちの温かさ…。

 

 

 

特に、チュンヒとヘジャのヨンオクの事情を理解した後の行動に、ぐっときちゃいました!(あ、特にチュンヒがヘジャに伝えた後のヘジャの慰めるような感じでの味方になるよ、みたいな感じの行動にグッときましたねぇ。)
そんなヨンオクには、まさかイヨンヒというダウン症の双子の姉がいたとは…本当にここびっくりしました。
そんでもって、このことでもヨンオクは、ジョンジュンとの恋愛を諦めたりしようとするんですけど、ジョンジュンは相変わらず優しいという素敵さ♡
で、余談なんですけど恋愛といえば、ジョンジュンの弟であるパクギジュンもダリの妹で聴覚障害を持っているビョリに恋していて、頑張ってアプローチしてました♡

 

 

 

ある日チュンヒは、自分の孫であるソンウンギを少しの間預かることになります。
でも実はこれにはある事情があって、またこの事情が超泣けるんですよね…。
ウンギの父親(つまりチュンヒの息子)のソンマンスは、交通事故にあってしまい、生死をさまよう状況に…。
そのため妻であるオヘソンは、すでに息子を亡くしてしまっているチュンヒを心配し、このことを秘密にしてウンギを預けるのですが、結局バレてしまいます…。
本当に危機的状況のマンスでしたが、奇跡的に回復し、チュンヒをはじめとし、皆もう大喜び!
ああ、本当によかったです…。

 

 

 

こんな感じで、それぞれのブルース的なストーリーが展開されていくわけですが、ラストに近づくにつれて、本当にどどん!とくるんですよね…。
そうです、カンオクドンと息子のイドンソクの親子関係についての展開。
もうこじれまくりで、このこじれた事情も村の人々もある意味知っているから、口には出して心配するけれど、そこまですんごく深くは触れられない状態。
(とはいっても、この村の人々の情のあつさは凄まじくて、結構ぐいぐい入ってきてはいますけどね(笑))。
実はちょいちょい前から、もうガンで長生きできない、っていう状態であったオクドンのことが、ついにドンソクの耳にも入ります。

 

 

 

それでもドンソクは周りの助言に耳を傾けようともせずに、やっぱりずっと色々あったわだかまりは解けることなく、いい年をしてぶっきらぼうな態度を取りまくり。
…な、中、ついにオクドンと一緒に旅に出ることになり、オクドンと一緒に嫌だった親戚の元へ行ったりと、ちょろちょろと親孝行っぽい行動を共にします。
この行動で、次第にドンソクもオクドンに対し、少しずつですが心を開いていくのですが、この開き方の複雑さがものすごーく絶妙に描かれていました。
犬には笑いを見せるのに、とかね。
でも最終的に、船の中で、ハングルで文字を描いてあげたりとか、本当に優しく接するようになって…(涙)

 

 

 

最終回ことラストでは、ハルラ山というところにも、ドンソクはオクドン連れて行ってあげるし。
で、最後にオクドンが頂上へ登るのは無理だから自分1人で頑張ろうとしたものの、悪天候のため道閉鎖。
そこでスマホで動画撮影して、ナレーション自分でつけて録画するんですけど、これもまたぐっときちゃいました。
で、ぐっときたのはそこだけじゃなくて、もう個人的にはオクドンの最期がねぇ、やばかった。。
オクドンの味噌チゲだけは好きだと言っていたドンソクのために味噌チゲをオクドンは作ってあげていて、ドンソクがオクドンの元にやってきてそれを食べているときに、
オクドンを呼んだら、オクドンはそのまま布団の上で寝たように死んでいて…。
なんかオクドンが犬や猫にたくさんご飯あげていたシーンとかもなぜか自分はこの時思い出したのもプラスして、ドンソクのオクドンに対する言葉とか行動とかにも本気で号泣。
もうここでもめちゃくちゃ泣かされました…。
でもオクドン、さいごにソナとかヨルにも会えて、ドンソクとの仲も良くなって本当によかったよねぇ。

 

 

 

…で、オクドンを見送って、後日、プルン村の人々は運動会に没頭!!!
もうこの運動会でも、更に皆の仲の良さというか団結力の強さを感じさせられました◎
今ふと思ったんですけど、なんだかんだ個人的にあのすぐブチ切れる激しい男・インクォンが、何だかんだウニ同様とても熱い男でいい奴だなぁと思いました(笑)
てか結構惹きつけられたんだよね。
そしてドンソクのあのトラックで商売をする姿も、結構印象に残ったというかなんだかんだ惹きつけられたなぁ。
しっかりと母親であるオクドンを送り出してあげることができたからか、通常モードだったのも、ちょっとほっとしたかも。

 

 

 

で、で、で、で、ですよ!?(いきなり何って話ですが)
本当に、私たちのブルース、すごくストーリーがこんな感じで良すぎたんですけど、個人的に更に最後にぐっときてやられてしまいました。
今までの私たちのブルースのシーンが回想されているところでもグッと来て、その後にこういう言葉が流れるんです。
「決して忘れないでください、私たちは不幸になるためではなく、幸せになるために生まれてきたのです。」
もうここで、今までの私たちのブルースの色々なシーンをますます思い出しちゃって、ますますグッと来ちゃいました(涙)!!!!
!ストーリー自体は終わって、韓ドラあるあるの制作シーンがそれぞれ流れるんですけど、もうね、ここもまたよかった!というかこの制作シーン、大好きなんですよね自分…!
そこでもまたグッとやられちゃいました◎
最後の最後まで、グッと来てしまった自分でしたとさ♪

 

 

 

そんな私たちのブルースは、OSTもすごく豪華だったんです!
個人的には特にあのBTSのBジミンとハソンウンのWith you、この楽曲がツボりまくりで…♡本当、この楽曲のためにOST欲しくて悩み中です。
10CMの春 to ラブ、Heizeの最後の君に挨拶、Davichiの記憶してください、TAEYEONの私のそばに、MeloManceのHappy Song、PunchのBye Bye、これらの楽曲たちも本当に最高でした♡
他にもキムヨンジのWhisky on the Rock、ムンヒウォンのAll The Moment、STAYCのStar、ウィンターとニンニン(aespa)のONCE AGAIN、といった楽曲も良かったです◎
ん~~やっぱり改めて並べてみると、本当にOST参加者達も豪華すぎて凄いです。
またBGMこと歌詞のない楽曲たちも、素敵なリラックス感あふれる素晴らしい癒される楽曲たちがずらりと並んでいました♪

 

 

 

私たちのブルースは、イジョンウンをはじめとし、イビョンホン、シンミナ、ハンジミン、キムウビン、コドゥシム、キムグァンギュ…とにかくみんな主役級かつベテラン!と言っても過言ではない方々がずらりと出演している、キャスト陣もめちゃめちゃ豪華なドラマだったなと改めて思います。

個人的には、今まで様々な韓ドラや韓国映画に出演していたイジョンウンの中でも、ダントツ☆でヘアスタイルもすごく似合っているし、本当に魅力的で可愛かったと感じました!
そして韓ドラ・相続者たちでのチェヨンドが凄く印象に深いキムウビンもよかったです~♡
あとやっぱり、コドゥシムの安定的などっしり感は、さすが…!

ちなみに、俳優としてだけではなくチョンウネは、画家でもあるそうです。
…とまあ、こうやって俳優1人1人についてもついつい語りたくなりますが、何といっても今回はとにかく豪華なキャスト陣が多くて凄ーく長くなってしまいそうなので、
ここで割愛させていただきます!

ちなみに特別出演ことカメオ出演は、どうやらないっぽいですね~。
…というかこれだけ豪華なキャスト陣が出演しているし、人数多いし、まあ…。
なんて思っていたら、どうやら存在ではなく名前でガッツリ特別出演ことカメオ出演していたみたいなんですね!!!
学生の頃のウニの後ろにいた学生たちが、な、なんとBTSメンバーの名前の名札を付けているという。
キムテヒョン、チョンホソク、ミンユンギ、チョンジョングク、パクジミン…おおおおお!!!
これはジミンがOSTに参加するよ~っていう縁からなのだとか。
こういう面白いユーモアあふれるカメオ方法もあるんですね♪

私たちのブルースは、もうねぇ、本当に本当に視聴してよかったです!!!
もうそれぞれのブルース展開がとても良くて良くて…◎
世界観もほっこりさせられて、感動して…もうとにかくウニはもちろん、私たちのブルースみんな最高!そう思える韓ドラでした♪