まるの韓国ドラマ備忘録

自分が観た韓ドラだけのあらすじ・ネタバレ・感想・OSTなどをツラツラと…♡あぁ、韓ドラ愛が止まらない…♡

ドクター異邦人

◎ドクター異邦人◎

・2014年
・全20話
OST、DVD(コンパクトDVD-BOXあり)

 

*キャスト

パクフン(イジョンソク)
ハンジェジュン(パクヘジン)
オスヒョン(カンソラ)
ハンスンヒ・ソンジェヒ(チンセヨン)
キムチギュ(イジェウォン)
イチャンイ(ボラ*SISTAR)
ムンヒョンウク(チェジョンウ)
チャジンス(パクヘジュン)
オジュンギュ(チョングクファン)
チャンソクチュ(チョンホジン)
パクチョル(キムサンジュン)
チェビョンチョル(ナムミョンリョル)
ヤンジョンハン(キムサンホ)
クムボンヒョン(ファンドンジュ)
オサンジン(カンテファン)
ミンスジ(オムスジョン)
ウンミンセ(ハンウンソン)
ヨソンヒ(チョンヘイン)
キムテスル(チョンインギ)
ホンチャンソン(キムヨンゴン)
リム氏(ファンボクシク)
ショーンチャン(チャンリャン)
イミスク(イイルファ
ドクターヤン(デイビットノ)
チョンミン(キムジヨン)
ソンジェヒ(パクヒボン)
キムウニ(チュグィジョン)
ジェチョル(キムジフン)
キムアヨン(キムボミ)
イドソン(イチャン)
パクフンの子供時代(クスンヒョン)
ハンジェジュンの子供時代(キムジフン)
ソンジェヒの子供時代(ソジヒ)
オスヒョンの子供時代(シンスヨン

 

*あらすじ&ネタバレ

パクフンは医師である父・パクチョルと一緒に北朝鮮で生活をすることになる。
そんなフンと一緒に平壌医大で医師を目指しているソンジェヒのことがフンは好きだった。
フンはジェヒにプロポーズをし、挨拶に向かったもののジェヒはいなかった…。
この日、ジェヒはジェヒの父と一緒に収容所に連れて行かれてしまう。
時は達、医学研究所でフンは胸部外科医として奮闘していた。
この状況で死にそうなジェヒが運ばれてきたため、フンは一緒に脱北しようとするが失敗し、ジェヒとも離れ離れに…。
この後韓国にフンだけが戻り、ジェヒを見つけ出すためにミョンウ大学病院で勤務を始めるが、この時麻酔科医のハンスンヒと出会う。
何とスンヒはジェヒにそっくりだった…!
果たしてフンは、再びジェヒと会うことができるのか!?過去や病院にまつわる様々な思惑も繰り広げられる、復讐やスリリング要素も含まれている医療的ラブストーリー韓国ドラマです。

 

*感想&見どころ

ドクター異邦人、1話目からなかなか残酷な展開でした~。
タイトルだけで何となく異国というよりは、未来から現代にワープしてやってきて、医療でどんどん人を救って行く展開なのかな?
…何て勝手にイメージしていたので、フタを開けてみるとびっくり!全然予想とかけ離れた展開でした。
まぁ、自分で勝手にイメージしていたのが悪いのですが。
そんな切り出しで、テーマが北朝鮮と韓国という、2つの国間も影響している内容だったわけですが、何だかんだラストまで面白かったです。

結構テーマ的には、国としての深い部分も触れられてるなぁという印象も受けましたが、この他にもきちんと医療ドラマとしての要素もしっかりと楽しめたと思います。
特に医療で印象に残ったのは、あの足が片方不自由な子供の母親が医療ミスで…という展開のところも、なかなかグッときました…。
こんな感じで、ライバル的存在であるハンジェジュンとパクフンは「手術」で競い合ったりもするわけですが、この競い合いもなかなかだったなぁと。
とにかくジェジュンも天才的存在ではあるのですが(ハーバード大学院…でしたっけ?出てますよ、みたいな。)やっぱりフンのあの天性的な医師としての能力の凄さ!
誰もが真似をすることができない、フンの医師としての能力は観ていて気持ちがよかったです★
(あの触るだけで心臓の状況分かるぜー、みたいなやつ)
イメージ的には、ドクターXのような、とにかく患者にとっては素晴らしい医師…先生なのが、やっぱり最高にスカッとできました。

謎といえば、ソンジェヒとハンスンヒは同一人物なのか…というところも前半は特に注目ポイントでした。
個人的に、髪型が全く違うので同じ顔に見えなかったので、最初は「???」何て思ってしまったほど…。
でもどんどん後半に展開していくにつれて、おおぉぉ、という感じでしたね◎

こんな感じで病院がステージとなりつつも、恋愛要素もしっかりありました♪
でもびっくりしたのが、ジェジュンの恋人こと婚約者的存在のオスヒョン!
フンが魅力的なのはわかるけれど…ねぇ、なかなかジェジュンが可哀想な展開だったなぁと本当に思いました。
いきなりフンに告白を決意してしまったようで、告白した時はなかなかびっくり…というよりやっぱりジェジュンが可哀想だなぁ、と。
このスヒョンのフンに対する想いの暴走(?)のおかげで、ハンスンヒも結構切ない気持ちを引きずった時期があって、なかなか可哀想でした…。
あ、そうそう恋愛といえば、脱北者のイチャンイもフンのことが好きだったけれど、この気持ちを進めないために「兄貴」なんて呼んで健気でしたね。
何だかんだフン、モテモテで女泣かせだなぁ…(笑)
でもそんなチャンシも、最終的にはあのチャラ目なキムチギュといい感じになって、ここは嬉しかったですね。

で、やっぱりドクター異邦人で欠かせないのは、国に関する展開!
何だかんだ北朝鮮工作員のチャジンスに狙われてるし、国務総理のチャンソクチュも企んでるし…で、ここの複雑さも絶妙でした。
でもよくよく考えると、この状況でしっかりと勉強をして医師(しかもめちゃくちゃ能力があって優秀な)になったフンもそうですけど、日本に行って学んだりもして韓国に戻ってきたスンヒも凄いですよね。
本当に、相当な努力をしたと思います。

ここまででも、なかなか複雑な展開ではあるのですが、この複雑な展開がもっと複雑になる、復讐劇要素もしっかりとありました◎
スヒョンの父・オジュンギュとジェジュン、フンは何だかんだいって、過去の医療事故に関する絡みがあって…なんて。
スヒョンも複雑な状況に立たされますし、何といってもこのジュンギュもソクチュと絡んであれこれどす黒いし…で。
この展開も、ドクター異邦人のスパイス的部分になっていましたね。

このようにめちゃくちゃ色々なことが起こったドクター異邦人ですが、最終回は幸せな結末で終わったのが救いだったなぁと思いました♪
ラストは、フンとスンヒがジンスに撃たれてしまった後、時が経過する(1年でしたっけ?)のですが、死んだようなニュアンスがありつつも、やっぱり生きていた、と。
余談ですがジンスがフンとスンヒが橋から落下した後に自分に銃を向けて自決した時に、北朝鮮民共和国、万歳(マンセー)」とつぶやいて自殺したところは、凄く印象に残りました…。(特にマンセーという言葉)
それでもフンはどうにか生きていて、保健所(でしたっけ?)で働いていて、中国から戻ったスンヒと再会することができて、本当によかったです!
おまけに、この2人を見守るジェジュンとスヒョンも、何だかんだスヒョンからジェジュンと手をつないだから復縁できたのかなぁ、と。
特に描かれてはいませんでしたが、この後はきっと聴診器をフンからもらっていたので、ジェジュンもミョンウ大学病院に復活したのではないでしょうか?
フンが母親のイミスクに聴診器をプレゼントしたのは、何だったのかがイマイチ分かりませんでしたが…。
(元気でやってるよ、という意味なのかな?理解不足ですみません。)
色々と複雑な部分もあり、考えることも多かったのですが、父親のチョルと壮絶な北朝鮮での日々を過ごした後、フンやジェヒ、ジェジュンやスヒョンがハッピーな結末を迎えてよかったです★

そんなドクター異邦人は、OSTも演出に欠かせない曲ばかりでした。
ボビーキムの異邦人という曲は、この曲のタイトルにぴったりな不思議な魅力を放つ曲でした。
またイギチャンの今会いに行きますやチョンヘウォンのこんなにいい日、ジオ(MBLAQ)の明日が来ないみたいに、ミナ(Girl's Day)の僕が君がという楽曲たちも、ものすごく盛り上げてくれました。
もちろん、歌のない曲達も、素敵でしたよね♪

ドクター異邦人は、イジョンソクとパクヘジンの共演も話題になりました!
またチンセヨンやSISTARのボラや、チョングクファンやチェジョンウなどのベテラン俳優陣も勢ぞろいな韓ドラでした。
ただ医療や恋愛、復讐要素が含まれているだけではなく、何といっても北朝鮮と韓国というスケールの大きさも注目どころ♪
ハラハラしつつもテンポよく、しっかりと最後まで楽しめることができた復讐やスリリング要素も含まれている医療的ラブストーリー韓国ドラでした!