まるの韓国ドラマ備忘録

自分が観た韓ドラだけのあらすじ・ネタバレ・感想・OSTなどをツラツラと…♡あぁ、韓ドラ愛が止まらない…♡

帝国の娘スベクヒャン

◎帝王の娘スベクヒャン◎

・2013年
・全72話
・DVD(コンパクトDVDBOXあり)

 

*キャスト

ソルラン・スベクヒャン(ソヒョンジン)
ソルヒ(ソウ)
ムリョン王・ユン(イジェリョン)
ミョンノン(チョヒョンジェ)
チンム(チョンテス)
チェファ(ミョンセビン)
クチョン(ユンテヨン)
トリム・ヨニョン(チャファヨン)
トルデ(キムレハ)
マング(キムミンギョ)
ヘ佐平・へネスク(チョンソンモ)
テウン(ソンジル)
ウネ王后・ヨミ(イムセミ
コンオク(ファンヨンヒ)
ホンリム(チョンソギョン)
マックム(イミド)
ペクカ(アンソクファン)
カンボク(ヨウィジュ)
ヨン達率・ヨンブルテ(キムビョンオク)
ヨモク(チェボモ)
チン達率(ソングィヒョン)
ソジョン夫人(イヘウン)
ウチ(チョンシンファン)
ナウン(カドゥッキ)
スニムン(キムヨンジェ)
コヨン(イジェグ)
サド(チャンテフン)
ナムハク(イグァンフン)
ヨング(イドニュン)
コマク(チェジュニョク)
ヨオク・チョンシム(パクヒジン)
パクメスン(クォンソンドク)
ポルグム(シンジュニョン)
チャンペ(チョンフンチェ)
ウルミル(チョンウィガプ)
アンジャン王・フンアン(カンシンチョル)
チジュク(ヒョンスッキ)
モクソン(イソンジュ)
トンソン王・モデ(チョンチャン)
ケロ王(イギヨン)
ミョンノンの子供時代(チョンジンソ)
トリムの子供時代(キムユリ)

 

*あらすじ&ネタバレ

6世紀の百済、ペクカの娘であるチェファは、ユンこと左平の子供を妊娠していたが、ユンこと左平はそれを知らないままだった。
そんな左平は、チェファにもし娘ができたら、スベクヒャンという百済を守る花という意味を持つ名前をつけようと話していた。
この後、東城王の暗殺が実行されてしまい、ペクカの屋敷が火事になってしまう。
この時チェファを助けたのが、家来であるクチョンだった。
クチョンはチェファを助けた後、一緒に伽耶へ逃げることに。
チェファのことがずっと好きだったクチョンは、色々ありながらも奮闘し、チェファとの間に女の子が生まれるのだった。
その女の子の名前は、ソルランと名付けられ、のちに妹であるソルヒが産まれ、幸せに暮らしていた。
しかしそんな幸せも長くは続かなかった…。
運命のいたずらなのか、家族はバラバラになってしまい、悲惨な運命をたどることになる。
その行く先は一体どうなるのか!?権力はもちろんのこと、恋愛や様々な試練も描かれている時代劇的韓国ドラマです。

 

*感想&見どころ

帝国の娘スベクヒャンは、ストーリーが比較的長い韓ドラでした。
(もう少し本当は長かったけれど、視聴率低下など様々な理由によりそれでも当初より短くなった、なんていう噂?もあるようですね~。)
ストーリーの構成は丁寧(?)なことに、ソルランの母親ことチェファの代から展開されていきました。
あんなに裕福な暮らしをしていたのに、チェファは本当に辛い思いをして本当に苦労だらけだったなぁ…と。
でもそんなチェファの傍に、とにかく一途に想い続けていたしゃべることができない男ことクチョンがそばにいて一途に守り続けてくれていて、本当によかったですよね。
…って、でもまぁチェファも、ユンことムリョン王に一途でしたが。
あ、でもそっか、ムンことムリョン王もチェファ一途だったし…なんていうことを想うと、クチョンが切ないですね…。
でもクチョンの家族への一途な想いは、痛いほど伝わりました。
死んだと思っていたけれど生きていた、という展開は、凄くよかったし、なかなか感動しましたよ。
(でも、結局生き残らず残念…。)

それにしてもソルランが妹のソルヒを大切にしている気持ちは、本当によく伝わる展開でした…。
妹のソルヒを探すために男に交じってあれだけ辛い訓練を受けたりして、本当に根性ありましたよね!
もう家族がバラバラになってしまって、この辛い訓練を頑張っているというところでも、十分展開としては見ごたえあるんじゃない?なんていう勢いですが、本当にこの後も色々な展開がありまくりでした。
でも、色々ありつつも、何だかんだソルランは本当に優しい人でしたね~。

ソルランの妹ソルヒに対する姉妹愛ももちろんですが、チンムの存在もとても印象に残りました。
ソルヒとチンムが幸せになってくれればいいのになーと思いつつ観ていたくらい。

ちょっと似てる2人でしたしね。

最終回に向かうにつれ、ソルヒもこの自分の立場を手放したくなくて、何でしょう…人間の本質というか凄い欲の塊みたいな感じになってしまうわけですが…。
そんなソルヒがチンムを刺した時、本当にチンムが死んでしまったかと思いました!
(後から生きていて本当によかったなーと思いましたよ…。)
この暴走しているソルヒをとめるため、ソルランも立ち上がるわけですが、ソルラン自身もスベクヒャンが自分だよ、ソルヒじゃないよなんていうことを明らかにしなければいけないし、ミョンノンが好きだして、本当に大変そうでした。
って、こうやって振り返っていくと、なんかめちゃくちゃ色々なことが起こりすぎですね。。

でもこうやって色々ありつつも、ラストは何だかんだうまくまとまる感じで終わったのですが、でもソルランのソルヒに対する姉妹愛は最後までしっかりとぶれませんでした!
これ、本当にすごいなぁと!
ソルヒは結局ちょっとおかしくなってしまったわけですが、それでも何だかんだ王宮での暮らしを辞めてソルランも、他のみんなとささやかな生活に戻るのですが、いやー本当に、ソルランすげぇ!という一言に尽きますよねやっぱ。
何だかんだ、本当にこんないろいろなことがあっても、しっかりとソルヒを大切にしているんですもの。
あ、でも何度も言いますが何だかんだやっぱり個人的にはチンムの存在が一番気になっていたなぁ…。
一からソルヒと関係を築こう…みたいな感じの展開になっていたのは、ちょっと嬉しかったりもして。
でもこの展開で、何だかんだソルランは苦労して終わり、なんていう展開にはなってほしくなかったなぁ…と思っていたのですが、最後の最後で本当にソルランもミョンノンと再会を果たして、ここで本当にある意味救われたなと思いました。
だって、最初から観ていると、本当にソルランは頑張りっぱなしで…という感じだったわけですからね~。
皆生き残ってハッピー!という展開ではありませんでしたが、それでもラストはしっかりとソルランにとってもいい結末でよかったかな、と思っています。

そんな帝王の娘スベクヒャンのOSTでは、何といってもイサンウンの井邑詞(チョンウプサ)が印象に残りました。
あとチェファことミョンセビンがドラマ内で歌っていたりもするのですが、これもまたグッときましたね♪
本当にこの楽曲は、帝国の娘スベクヒャンには欠かせない楽曲でした。(パンソリバージョンも良かった!!)
この他に歌詞のない楽曲たちもあるわけですが、どれもこれも、やっぱり帝国の娘スベクヒャンの世界観にマッチしてましたよね。

帝国の娘スベクヒャンは、ソヒョンジンやソウ、チョンテス、ミョンセビン、イムセミといった豪華なキャスト陣やベテランキャスト陣が出演していました♪
そんな帝国の娘スベクヒャンにチンム役で出演されていた、ハジウォンの弟でもあるチョンテスは2018年1月21日に他界されました。
ご冥福をお祈りいたします。
帝国の娘スベクヒャンは、とにかく見ごたえのあるストーリー展開で、圧倒される時代劇的韓ドラでした!