まるの韓国ドラマ備忘録

自分が観た韓ドラだけのあらすじ・ネタバレ・感想・OSTなどをツラツラと…♡あぁ、韓ドラ愛が止まらない…♡

シカゴ・タイプライター

◎シカゴ・タイプライター◎

・2017年
・全16話
・シナリオ集、OST、DVD

 

*キャスト

ハンセジュ・ソフィヨン(ユアイン)
チョンソ・リュスヒョン(イムスジョン)
ユジノ・シンユル(コギョンピョ)
ペクテミン・ホヨンミン(クァクシヤン)
カルジソク(チョウジン)
マパンジン(ヤンジンソン)
ワンパヌル(チョンスギョン)
ウォンテハン(カンホンソク)
ウォンマンヘ(チデハン)
ホンソヒ(チョギョンスク)
ペクドハ(チョンホジン)
ソン記者(イギュボク)
カン秘書(オナラ)
ミヨン(シムミン)
イムソユン・ソフィア(チョンミソン)
動物病院院長ソルの先輩(キムヒョンスク)
スチョル(チョヨンフン)
イジョンボン(キムソンフン)
チョンドゥヨプ(パクジフン)
チョサンチョル(ハギョン)
ハンナキム(パクソンイム)
ヤンホピル(チョンビョンホ)
チョサンミ(ウドイム)
カン同志(イドゥソク)
セジュの子供時代(チェミニョン)
ソルの子供時代(チョミナ・チェミョンビン)
テミンの子供時代(ソンサンヨン)
パンジンの子供時代(クァクジヘ)
テハンの子供時代(ソンジュニ)

 

*あらすじ&ネタバレ

ベストセラー作家のハンセジュは、とても人気者だったが、作品作りに行き詰っていた。
ある日、アメリカのシカゴで見た古いタイプライターが、ハンセジュの熱狂的ファンでオタクなチョンソルの手を使い、届けられる。
この古いタイプライターがきっかけで、1930年代の前世の幻を見るようになってしまう。
そんな中、ハンセジュが怪我が原因で執筆作業ができなくなった時、セジュの代わりにシカゴ・タイプライターという小説をゴーストライターが手掛ける。
この小説が大ヒットしてしまい、セジュは複雑な気持ちになってしまう…。
そんなセジュの前に、ついにゴーストライターだと名乗るユジノが現れるのだった。
果たして、セジュはどうなってしまうのか!?
80年という時を超えた、不思議な関係性が描かれているファンタジー要素の含まれているラブロマンス的韓国ドラマです!

 

*感想&見どころ

シカゴ・タイプライターは、ノスタルジックな雰囲気もとても魅力的でした!
ストーリーの展開も、想像していたよりも面白くてハマりました♪
80年という時空を超えて、前世の記憶をたよりに色々と過去の出来事を紐解いていくのですが、まーこれがなかなか明るい展開!というわけではなく。
なかなかこの時代ならではの切ない&悲しい時代背景もシッカリと描かれていたので、ちょっと悲しい気持ちになってしまう部分もありました。
ちょっと悲しい中でも、しっかりとその時代の雰囲気や懐かしさも伝わってくるシーンが盛りだくさんでした。

ユジノことシンユルの展開は、想像していなかったのでめちゃくちゃビックリしちゃいました。
本当に、カミングアウトするまで人間だと思っていましたから…(笑)
この予想外な展開は、いい意味で裏切られたなーと個人的には思っています。
ハンセジュことソフィヨンとユジノことシンユル、チョンソルことリュスヒョンのいい意味での三角関係というか、熱い時空を超えた友情のような絆は、本当にすっごくよかったです!
だからこの3人の過去を紐解いていく過程は、このドラマの醍醐味の1つとして最高でした♡
本当いい3人コンビ(!?)だったなぁ~と改めて思います。
んー、でもやっぱりだからこそ、1930年代の3人の前世の結末は、凄く切ないというか悲しかったなぁ…と。

あ!そうそう!シカゴ・タイプライターの中で、特に印象に残った言葉がありまして。
それは何かといいますと、そう!「成功したオタク」という言葉(笑)
ハンセジュがよく口にしていた、口癖のようなこの「成功したオタク」という言葉が印象に残っていて、この言葉…いいですよね♡というか、羨ましい(笑)
それに関連した「想い続けば叶うのね!」(確かこんな感じだったはず?)と発言したセジュの友達のマパンジンの言葉も良かったです。
(彼女の片思いはなかなか切なかったですけどね)

 

最終回では、結構ユジノことシンユルの気持ちに感動しましたね~。
何だかんだ、いい意味での片思い状態で、しっかりと前世の約束を成し遂げて…なんて。
でも、ずーっと前世の仲が良い状態みたいに、今世でも3人幸せ♡というかいい関係で♪なんていう展開で消えずに終わってほしかったなぁ、と。
まあでも最後の方では消えてしまうのかもな~なんて、観ていて予想はしていたわけですけど、ね…うーん、でもやっぱりここは消えてほしくなかったな…。
ラストはそれでも、ハッピーエンドな展開だったので、ここはホッとしました♪

そんなシカゴ・タイプライターはOSTもしっかりとノスタルジックさが伝わる楽曲たちでした♪
SALTNPAPERのSatellite (衛星) 、ペクイェリンのとても古い記憶、Kevin OのhBe My Light、SG WANNA BEの私たちの話を書きます…どれも雰囲気にばっちりな曲でした★
もちろん、歌詞のない楽曲たちも、シカゴ・タイプライターの世界観をグッと際立てていましたよね◎

シカゴ・タイプライターは、ユアインとイムスジョン、コギョンピョを始めとしたキャスト陣が出演していました。
今世と前世の記憶…というテーマから、ある意味一人二役♪という設定だったのですが、この演じ分けも素晴らしかったです!
ちなみに、ハンセジュもかっこいいのですが、どちらかというと個人的にソフィヨンの雰囲気には、かなり惹きつけられました♡
一方、チョンドゥヨプという出版社の新人社員を演じていた、パクジフンは2020年5月11日に、32歳という若さで胃がん闘病中に、亡くなられたとのことです…冥福をお祈りいたします。
シカゴ・タイプライターは、ノスタルジーな世界観も味わうことができる、素敵な韓ドラでした!