まるの韓国ドラマ備忘録

自分が観た韓ドラだけのあらすじ・ネタバレ・感想・OSTなどをツラツラと…♡あぁ、韓ドラ愛が止まらない…♡

赤い袖先

◎赤い袖先◎

・2021年
・全17話
・原作小説(袖先赤いクットン)あり、OST、DVD(コンプリートシンプルDVD-BOXあり)、Blu-ray(コンプリートシンプルBlu-ray-BOXあり)

 

*キャスト

イサン(ジュノ*2PM)
ソンドギム(イセヨン)
ホンドンノ(カンフン)
英祖(イドクファ)
和緩翁主(ソヒョリム)
王妃キム氏(チャンヒジン)
恵嬪ホン氏(カンマルグム)
チョンソン郡主(チョスンヒ)
チョンヨン郡主(キムイオン)
堤調尚宮チョ氏(パクジヨン)
左議政(ホンジョンヨ)
ソンシク(ヤンピョンヨル)
ソ尚宮(チャンヘジン)
キムボギョン(イミンジ)
ペギョンヒ(ハユルリ)
ソンヨンヒ(イウンセム
カンテホ(オデファン)
東宮内官(ユンヒョシク)
ソミョンソン(ムンジョンテ)
チョンフギョム(クォンヒョンビン*JBJ)
チョンジェファ(ペジェギ)
キムドゥソン(キムガンミン)
カンウォレ(ジウン)
イ氏(ナムギエ)
イソン(トサンウ)
パク尚宮(チャミギョン)
ユンヨンジュ(イユンソン)
ホンダン(パクソギョン)
老人(イスンジェ)
サンの子供時代(イジュウォン)
ドギムの子供時代(イソラ)
ドンノの子供時代(チェジョンフ)
ボギョンの子供時代(ユンへビン)
ペギョンヒの子供時代(イソヒョン)
ソンヨンヒの子供時代(チョシヨン)

 

*あらすじ&ネタバレ

ソンドギムは幼い宮女として、他の仲間と一緒に生活をしていた。
チョンギスが得意なドギムは、ついに尚宮にばれてしまい、怒られてしまう。
その罰として、他界したヨンビンの弔問に1人で夜に出向かわされることに。
一方世孫のイサンは、1人で後宮に向かおうとしていた。
その際、道に迷っていたドギムとサンは、ばったり遭遇することになり、これが2人の運命の始まりとなってしまう…。
果たして2人はどうなってしまうのか!?切ない要素がたっぷり描かれているラブロマンス的時代劇韓国ドラマです。

 

*感想あれこれ&見どころ

赤い袖先こと袖先赤いクットンは、何といっても2PMのジュノの除隊後復帰作としても注目を浴びていました!
またその期待にしっかり応えるかのように、MBC演技大賞をはじめ、様々な演技賞を総なめにした韓ドラでもあります♪
そんな話題の韓ドラで早く視聴したかったのですが、視聴時間がなかなか取れず、ゆったりと少しずつ視聴して完走しましたー!
実際の歴史の実話を元に作られているみたいですね◎

 

 

 

ちなみに赤い袖先ことクットンの意味は、女官の服装の袖のことを意味するのだそうですね~。

赤い袖先の始まりは、ソンドギムが幼い宮女として働いていた時からストーリーが始まります♪
チョンギスという読み聞かせが得意だったドギムへの罰として、尚宮が他界したヨンビンの弔問へ出向かせた際に、ひょんなことで世孫のイサンと遭遇…というわけで。
そこからも色々あって、なんだかんだドギムはほかの宮女とはちょっと(というかかなり?)違う出来事を経験します。

 

 

 

時は流れ、イサンの元には相変わらず信頼しているホンドンノがキョムサソとしてある意味常にべったり。
キョムサソであるドンノのサンに対する忠誠心は本当にすさまじくて、なんかもう最初のほうからなんか異常なのでは…?と思わせてしまうほど。
まあこの予想は後からやっぱり…と言わんばかりに、当たってしまったのですが…。

 

 

 

そんなこんなで、色々ありながらもドギムはサンが世孫ということをしらずに、サンもサンで身分を伏せてドギムと接する機会がちょいちょい出たり…という感じで、
2人はじわじわ接近。
で、この宮女という存在のドギムに対して、じわじわと嫉妬心も含まれ、ドンノは次第にドギムが邪魔だと思うようになります。
んもーーなんかある意味ドンノのサンを独り占めにしたいという独占欲というか、恋みたいな感じのこの関係も、じわじわきましたよね!
後から本当にこんがらがってしまうんだもん。。

 

 

 

ドギムはサンが世孫だということに気づいた後も、ドギムもドギムで忠誠心が強い子なの、で、しっかり私が守るわ!という感じで、きちっと有言実行。
政権争いなど様々なことから、自分の危険はさておき、という感じで守っちゃうんです。
そんなドギムに、サンが惹かれないわけ…ないよねー(笑)と。

 

 

 

で、ドギムは幼い頃に側室に…なんて感じのある意味勧誘(笑)を素質を見抜かれていて誘われたりしていたんだけど、結局側室の道という運命へじわじわ流されていくというわけです。

 

 

 

それにしてもドギムに対して思ったのは、本当にドギムってすごい。
周りに流されず、自分を持っていて、というか自分を守り抜いているというか、とにかく芯が強い。
そんなわけだから、サンがドギムのことが好きで、側室にしたいと何度も求愛するんだけど、ドギムもドギムでソンのことが好きだけど、側室になることを拒む。
とにかく何度も何度も…!!!
んも~~いい加減、サンの気持ちに答えてあげて!!!って言いたくなっちゃうほどなんだけど、でもドギムなりにも、やっぱり側室への抵抗があってね、それと宮女としての誇り。
ドギムのその気持ちもわからなくはないんですけど、この時代でここまで拒むことができるんだ!というのは、ちょっと意外でした。
(まあ最終的には側室になってしまうのですが…)
でも確かにドギムが言ってた(確か)通り、側室って嫉妬しちゃうしね~大変よね~、独り占めできないじゃん~。
ソ尚宮にこのこと話していたのが印象的…ていうか、尚宮のドギムの見守り方が素敵でした。
素敵といえば、宮女として日々大変な日々を送るドギムの信頼していた友(キムボギョン、ペギョンヒ、ソンヨンヒ)の仲も◎

 

 

 

そんなこんなで、側室になったドギムは、身分がガラッとかわります。
個人的には、やっぱりこの時のドギムのあの他の宮女の友達が、休みで宮廷の外に出かける姿を会話した後に後ろから眺めているシーン。
バイバイあの時の自分、みたいな感じのところはやっぱりしんみりしちゃいましたね。

 

 

 

…で、やっぱり予想していた通り側室なりの苦労が待っているわけです。
宮廷を追い出された後、宮廷に戻った後の嫌がらせもひどかったけど、側室になったらなったでの苦労もあり…。
でも結局側室になったことを考えれば、やっぱり最初に王様のお側にお仕え…なんて感じで、幼い宮女だったドギムをスカウトした目はある意味本物でしたね◎

 

 

 

一方ドンノは、あのある意味異常だと感じちゃうほど、というか嫌な予感がしていたサンへの慕い方をしつつ、裏ではひどいことをしていて、宮廷を結局追い出されましたが、元々宮女内ではキョムサソ様~♡なんて人気があったのですから、もったいなかったですよね。
妹の件もあり、彼なりにも色々ズタボロになって苦労をしたりしたわけですが、でも本当にドンノの最後は悲しかったです。
ドンノは、サンに対する忠誠心も含め、もう少し色々バランスがとれていたらそんなラストにはならなかったのかもしれない。
自決してしまうという展開は、予想外でした。

 

 

 

こんな感じで政権あれこれなども展開されながら、ストーリーは展開されていきます。
でね!やっぱり特に切なくて泣いてしまったのは、ラストこと最終話。
ドギムは子を病で失うなどという、辛い思いをしたりするのち、ドギム自身も病気に…で、他界。
そんなこんなで、かつてのドギムの友の宮女との会話あたりから、個人的にはぶわーーーっときました。(え?早い?)
3人いたドギムの友も、今は1人のみ…で、ボギョンは病気で去った、なんて部分から、なんか本当にいろいろあって年数経過した気持ちになってしまい、ぶわーっと泣いちゃいました。。

 

 

 

で、その後にサンがドギムの遺品をみて「こんなに小さかったのか」なんていうところでも、またぶわーっと泣いちゃって。
更にその後の、もう本当に最後の最後!!!!サンとドギムが再会した本当に最後の部分でぶわーっと泣いて号泣…という完走でした。
この最後のシーンは、夢?回想?それとも他界してあの世でドギムと再会できた…!?説なんていろいろな考察があるようですが、もうね、そんなのどれでもいい!!ってくらい号泣しました(笑)
でもこの中のどれか?をイメージした時、自分の中では他界してあの世で再会したなのかなぁ?とふと思ったり。

 

 

 

そうそう、最後に忘れないように…あのサンが出会った老人にかけられた言葉のシーン。
老人が今の治世が1番いい、みたいに言ったあれですよ。これはすごく印象的でした。
で、その後にドギムの兄の子供の矢の才能を見抜いたり。

 

 

 

最後の最後で、ぎゅっといろいろなことが詰め込まれ、号泣して完走しました。
一途なんだけど、なんかもうねぇ、一途なんだけど…いや一途だからこそ…?なんか…最初のころからをずーっと思い起こしてなんか…!(何)

なんとなく宮女から側室になったから、なんだかんだサクセスストーリーじゃん!ということも思えちゃうかもだけど、なんかそういう感じじゃなくて、やっぱり一途さ!!ここなんですよね。

 

 

 

そんな赤い袖先のOSTは、切なさを演出するのにぴったりな楽曲も多かったです♪
個人的にはBenの眠らない星は特に印象に残っていて、大好きです♡切ない赤い袖先でのそれぞれの思いがぐっと思い出されます!
Whee Inの願って願う、チョンセウンの君が僕の奇跡のように、ミンヒョン (NU'EST)のすべての日を君と共にする、シムギュソン (Lucia)の初めて美しい、チョンサングンの僕が一歩後ろに行く、XIA(ジュンス)の君が吹いてくるここで僕は相変わらず、イソニのあなた、手を放して、ITZYの明かしてあげる星のように、 また歌詞のないOST的楽曲ことBGM的楽曲もそれぞれのシーンをたっぷりと盛上げてくれていました♪  

 

赤い袖先は、2PMのジュノの除隊後復帰としてもとても注目されていました!
また見事MBC演技大賞8冠や最高視聴率17.4%といった結果もたたき出した、作品でした。

特別出演ことカメオ出演では、ナムギエ、ハソクジン、トサンウ、イスンジェでした!
特に老人役のイスンジェはかなり注目され話題になりましたね♪

赤い袖先こと袖先赤いクットン、やっぱり最後の最後まで切なかったです。
それとともに、宮女って本当に大変だよなと改めて感じたりもして…一途さもしっかり伝わったけど、やっぱり切ない…いや、一途だから切ないのかも?そんな時代劇的韓ドラでした!