まるの韓国ドラマ備忘録

自分が観た韓ドラだけのあらすじ・ネタバレ・感想・OSTなどをツラツラと…♡あぁ、韓ドラ愛が止まらない…♡

ファイティンガール~MissLee~

◎ファイティンガール~MissLee~◎

・2019年
・全16話
・DVDあり(OSTBlu-rayは後日発売予定…?)

 

 

*キャスト

イソンシム、ミス・リー(ヘリ*Girl's Day)
ユジヌク(キムサンギョン)
クジナ(オムヒョンギョン)
パクドジュン(イチャンヨプ(チャソウォン))
オフィリップ(キムドヨン)
チェヨンジャ(ペクジウォン)
ソンヨンフン(イファリョン)
オマンボク(キムウンス)
ハウヌ(ヒョンボンシク)
ミョンイノ(キムギナム)
キムハナ(パクギョンヘ)
ノジェラン(イチョア)
キサン(クリスチャン)
ムンヒョンソク(キムヒョンムク)
チョンスジョン(パクヘジン)
ファンジサン(チョンヒテ)
チョドンジン(キムホンパ)
ムンウネ(ユウンミン)
キム社長・キムテウ(カンシング)
パク社長(ペクスンチョル)
チョン社長(イムヒョングク)
ナ社長(キムビョンチョル)
ユン社長(ソンソングン)
イジンシム(チョンスヨン
チョヨンス(ホジェホ)
チョハヌル(ソンジウ)
チョパダ(チョンシユル)
ソンナウン(クォンイェウン)
パク理事(キムウォネ)

 

 

*あらすじ&ネタバレ

イソンシムは、チョンイル電子では下っ端経理社員として、ミスリーと呼ばれながら日々奮闘していた。
就活に苦労し、バイトで生活していた矢先、やっと正社員として就職することができたという思い入れがあるため、ソンシムことミスリーは、一生懸命働いていた。
同じチョンイル電子の経理チーム長として働くクジナを、ものすごく慕っていたものの、株でうまいこと騙されてしまう。
おまけにチョンイル電子は経営が悪化し、なんと社長であるオマンボクは失踪…!
ソンシムにことミスリーはもちろんのこと、チョンイル電子の社員たちは行き詰ってしまう。
そんな矢先、とりあえず社長を決めようということになり、焼酎の酒を回し、社長を決めることに。
その結果、なんとソンシムことミスリーが社長になることに決まってしまう。
果たしてソンシムをはじめ、チョンイル電子は一体どうなってしまうのか!?ヒューマン的要素を含む、お仕事ドラマ…つまりオフィス韓国ドラマです。

 

 

 

*感想あれこれ&見どころ

ファイティン♡ガール~MissLee~の原題は、チョンイル電子ミスリーです。
ちなみに勝手に最初の頃は、ファイティンガール~MissLee~ではなくファイティングガール~MissLee~だと思ってましたが勘違い…(笑)
でも個人的には、現代のままのチョンイル電子ミスリーでよかったんじゃないかな?って思ったり。
いや、もうなんかチョンイル電子みんな頑張ってるからさ、チョンイル電子だけでタイトルいいんじゃない?なんて思ってしまったほど。(何のこっちゃ…)

 

 

 

なんだかんだ、個人的には面白かったなーと思っていますが、こういうお仕事ドラマ…つまりオフィスドラマって、好き嫌いが分かれるかもしれませんね~。
イソンシムことミスリー(以下ミスリー)は、とにかく正社員に初めてなることができた!という気持ちでチョンイル電子で経理(でも雑用が大半)として、日々奮闘☆
クジナという、ミスリーからすると慕っている先輩がいたんですけど、この先輩少々手癖もよろしくなくて…。
経理という立場から、会社のお金くすねたり、備品買うついでに自分のもの買ったり…で、これをミスリーも、よくないと思いながら真似をするという。
おいおいおい、ジナ…なんて思いながら最初は視聴していたものです(笑)
で、そんな矢先、チョンイル電子で事件が…。
なんと頑張って作った掃除機の中国進出(中国だったよね?)がTMという大手ライバル会社の手の影響でダメになり、もう会社的にもダメだ!という状況でなんと社長のオマンボクは失踪…。
チョンイル電子内は、本当に大変な状況になってしまいます。
このおかげで、ジナに半ば騙されつつ購入してしまったチョンイル電子の株を、姉のイジンシムからお金を借りたり、両親の墓のある所を担保にしたりで大量に買い占めたミスリーは、大変なことに。

 

 

 

そんな矢先、とりあえず社長を決めようぜ!ということになり、焼酎の酒瓶をテーブルの上でぐるぐる回して、社長を決めることに…!
で、結果ミスリーが社長に。
驚きながらも、でも決まったことだし、なんて社員たちも仕方なく認めているんだか認めてないんだか不明な状態(!)で、とりあえず会社を続けることに。

この状況で、とにかくいくつもの苦難を乗り越え、チョンイル電子の社員たちは、揉めながらも結束し、会社としても成長していくわけですよ!
在庫だらけの掃除機をどうにか売りさばこう、そして払われていない給料もどうにかしよう、なんて色々奔走。
…で、この状況でまさかの自殺したと思っていたパニック障害持ちのマンボク社長が生きていることが判明!
息子でチョンイル電子の研究室長を務めているオフィリップは一安心ながらも、昔からの確執はとれることなく、日々何だかんだそれでも何とかするために奮闘中。

 

 

 

で、こんな感じで頑張っていた矢先、ライバル会社TMからパクドジュンがチョンイル電子復活という名目の元現れて手助けするものの、最初はコスト削減のために社員をクビにするという状況に…。
仕事ができないと社員たちのアンケートで言われまくっていた(これもまたなんか悲しいな…)ミョンイノがリストラされかけたり。
ちなみにイノは、残念なことにチョンイル電子の経営悪化のせいで婚約していた恋人とはダメに。

おまけに、ハウヌはTMと繋がり、何だかんだチョンイル電子の情報を伝えるという役目をするし…。
なんだかんだ、中小企業で弱小だと言われながらも、技能(技術面)では、素晴らしいものを持っているということから、買収したいと考えられていたチョンイル電子。
そんな中、チョンイル電子が何とか奮闘して経営を持ちなおそうと試行錯誤する姿が描かれていて、ここがもうこのお仕事ドラマのポイントなわけです♪

 

 

 

あ、でもね!それだけではなく、一部の社員の抱えている家庭的事情な面もシッカリと描かれていて。
チェヨンジャはタクシー運転手の夫と娘がいるんだけれど、家はこの夫の姑の物で、そこで暮らしているからこの面でお金がどうのとか、とにかく苦労が絶えない。
おまけに娘とは折り合いも悪いし…という状況で、最悪なことに夫の弟がお金ないから頑張って買った夫の営業用のタクシーを夫が売ってしまうという状況に陥ったり。
もうそんな辛い状況で、一家を支えながらチョンイル電子で奮闘!
…でも、家のためにチョンイル電子辞めて他の所に移らねば…という状況になってしまったときに、娘との和解もあり、
状況が一転して転職せずにチョンイル電子で作業班長として働き続けることができるようになったという、チョンイル電子愛もしっかりとある働き方をしている人だからこその奮闘でした☆

 

 

 

そしてソンヨンフンは、次長のくせに仕事全然やる気ないでーす、やらないでーす。
んもう、何なのこの人!なんていう状況なんですけれど、実は家庭的問題を凄い抱えていて。
嫁とは離婚、そして小さい娘にはたまにしか会えない、養育費が…というような意外な状況を抱えていました。

で、ユジヌクも、実は嫁であるムンウネのことで日々色々あって。
病気持ちのウネは入退院を繰り返す日々を過ごして、なかなか治療費が膨大。
でもそれをウネには言わず、ジヌクはめちゃくちゃ妻を大事にしているという、この会社での姿とのギャップ!!!!
もう結構ここにグッときてました。
ちなみにこのウネは、あのTMの常務であるムンヒョンソクの妹でもあるため、結婚には大反対されていたわけで。
会社では結構厳しそうなジヌクは、子供を流産してしまったウネとの過去も全部ひっくるめて、とりあえずもう愛妻家過ぎてすてきです♪
…が、なんだかんだ会社では厳しい感じのジヌクですが、仕事ができるだけではなく、他の社員のことをしっかりと1番に考えている人で。
他の社員のために、チョンイル電子一時辞めたりね。
ある意味ジヌクがいたから、チョンイル電子も、復活を遂げられたのだと思います。
ミスリーのダメっぷりも、さり気なくキツイところもありながらも、一番陰でしっかりと支えたのはジヌクなんです

こんな状況だから、タイトル的にミスリーが主役ではあるものの、個人的には結構ジヌクの方がなんか主役なんじゃないか?なんて思ってしまったほど。
ジヌクが主役で、なんかチョンイル電子とミスリーを支えている、みたいなね。

 

 

 

個人的には、チョンイル電子奮闘!な状況でそれぞれが色々変わっていくのだけれども、フィリップが笑顔を見せるようになって、皆となじむようになったことと、
父であるマンボクが入院した倒れてしまったあたりからしっかりと確執が解けて仲良くなったところは凄くよかったです♡
同様にマンボクも、変わりましたよね~。
あ、良かったといえば、さり気なくアイドルオタなキムハナ(笑)
給料削減のシーンでは、パソコンの待ち受けにしているほどファンだったアイドルの泣く泣くファンクラブを退会したり…、ちょっとこのシーンは、オタクにとって共感できるポイントです(笑)

 

 

 

ラストに近づくにつれて、こうやってチョンイル電子の団結力はもちろん、じわじわとくるTMやジナの悪だくみ、そして新たな掃除機制作…。
個人的に、途中もしくはやや後半で成功を果たすのかなと思っていたのですが、意外とというか、本当に色々なトラブルが発生してなかなか確実な成功を果たさないという…。
まさかのチョンスジョンことおばあさんも、捕まってしまうし…。
あ、おばあさんといえば、あの犬!!もうチョンイル電子で飼われている犬も本当に可愛かったです♡
個人的には、あんな可愛い犬が会社にいたら、頑張れます(笑)

 

 

 

最終回ことラストでは、ジナも結局悪さに対し、自分でケツを拭く結果になってよかったなーと思ったのですが、悲しい展開もありました。
そう、ジヌクの妻であるウネの死です。
いやーもう悲しい…でもこのウネとジヌクの最後をみたヒョンソクは、初めて本当に2人を認めたような気がしました。
愛妻家なジヌクは、ウネが死んでしまってからは仕事に戻らず…。
そんな状況で、マンボクが慰めに。
で、ようやく復帰!!するとなんかミスリーだと思ったらミスリーに似てる奴いたり…(笑)
もうチョンイル電子の社員たちもガラッと前のメンバーにプラスして新メンバーが加わり、新製品もどんどん出ているようで、雰囲気も違いました。
でも、そんな状況でもしっかりと長く休んでいたジヌクのデスクはそのまんま。
フィリップは、アメリカに戻るって言ってたから、まだこの時も戻ってないで新製品開発のために、研究しているのかな?
で、ついにミスリーが登場!
…ミスリーは、以前の面影はなく(眼鏡もなく)、堂々とした状態でした☆というラストでした♪
ラストは、ハッピーエンドで凄くよかったです♡
ちなみにある意味唯一の(!)恋愛であるジワジワきていたイノとハナの恋愛は一体どうなったのでしょうか~。
そして、勝手にドジュンとミスリーも恋愛関係にならないかな?なんて思っていた自分でしたが、そこもどうだったのでしょうか~。
ひっそりと気になりつつも、お仕事面ではバッチリ☆挽回を遂げたチョンイル電子という結末でよかったなと思いました◎

そんなファイティングガール~MissLee~のOSTも、良かったです!
個人的にはやっぱりオープニングにも使われている楽曲、PeppertonesのGoodlucktoyou、これはもう本当に大好きなOST
もう朝チョンイル電子の社員たちがみんな慌てて通勤する姿もこの曲が流れるだけで頭に浮かびます☆
本当にこの曲大好きだからOST発売してほしいなぁ~。
OKDALのGood Luckのバラードならではのグッとくるシーンの盛り上げにぴったりだったし、ステラボウルのFishbowl(漁港)はもうラストのあのシーンでグッときて歌詞考えさせられるし、
ジョンサングンのFlyingも、同様◎
もちろん歌詞のないBGM的楽曲たちも最高でした♪いやー、でもやっぱり全部OSTいいな~と思うけれど、1つ選べと言えば、やっぱりPeppertonesのGoodlucktoyouかもしれません。
OST発売して~~~。

ファイティンガール~MissLee~は、Girl's Dayのヘリが主演を果たしたことでも話題になりました☆
個人的には、結構キムサンギョンの方が主役に感じてしまったりするストーリー展開だったかな、と思ったりもしてます。
あとこのドラマ(チョンイル電子)から、チャソウォンはイチャンヨプという名前に変更したのだとか。
これは本人やファンにとっても、思い入れのある作品になること間違いないでしょうね~◎

特別出演ことカメオ出演では、キムウォネがカメオとして出演していたのだそうです。
あ、そうか、これはカメオ出演扱いなのね、なるほど~なんて思っていたんですけど、出演具合からして確かにそうかも!なんて思ったり。
まあそんなこんなで、ファイティンガール~MissLee~、個人的にはいいお仕事ドラマだったなと思ってます♪
ある意味、気づけば自分もチョンイル電子の一員として、奮闘している感じで楽しめました☆